『今朝の浅草』
浅草に話題の多い日は日記を書くのも苦労します。とりあえず地元である浅草寺の話題から書き始めなければいけないでしょう。なんといって、今日と明日は浅草寺にとっておめでたい日なのですからね。
今日と明日に浅草寺をお詣りすると、四万六千日お詣りしたと同じだけの功徳を得ることができる「四万六千日・ほおづき市」が始まったのです。ベッドの中で、時計を見るとまだ5時半なのです。テレビを点けてみると、真っ先に飛び込んで来たのが「ズームイン朝」浅草寺の五重塔から宝蔵門前のほおづき市の様子なのです。それも、知り合いの露天商安○さんも写っているじゃありませんか。こうなったらもう寝てなんかいられませんよね。透かさず飛び起き、まだ眠たそうにしているモモちゃんを強引に引っ張って浅草寺に急いだのです。“いったい何が起こったの?”、突然磯がされたモモちゃん、面食らっているようでしたよ。
本来なら、ほおづき市は午前8時から開始されるのですが、“今朝はテレビの中継があるので午前3時から準備をしてたんだよ。いや〜眠い眠い”、ほおづき市では、毎年宝蔵門前の一番良い場所を得ている安○さんがぼやいてました。昨年は、浴衣を着た女性を屋台の数名配置し、ほおづきの品定めをしている雰囲気を撮影していたのですが、さすがにヤラセが問題になっている局だけあって、今年は浴衣姿の御天気お姉さんと男性アナウンサーだけでちょっと寂しいかな。でも、真っ赤なほおづきを背景にすると、それはそれで絵になっているのです。
思い出すのは、浅草に越して来る前に住んでいた麹町では、我が家のすぐ近くに日本テレビの本社があり、夏休みにあると子供たちは札幌のお婆ちゃんに元気な姿を見せようと、当時は徳光さんが司会をしていた「ズームイン朝」に写りに行っていたことです。まるでテレビを私物化しているような子供たち、札幌のお婆ちゃんも録画を撮って喜んでいたのですよ。
その日本テレビも今では汐留に移転し、番組も汐留から放送するようになり、懐かしい麹町の風景も見られなくなってしまったのです。でも、こうして、我が家の庭ともいえる浅草寺境内からの生中継、札幌のお婆ちゃんが生きていたら、子供たちも写りに出かけたのでしょうかね。でも、二人とも30才を越えてますので、そんな恥ずかしいことはしませんよね。その変わり、今朝はモモちゃんとあほまろ、背景にさり気なく写ってきましたよ。とはいっても、今では誰も見てくれないのですけどね。
またまた不透明な政治資金が明るみに出ました。赤城徳彦農相の後援会が、実家を主たる事務所として事務所経費を計上していた問題が発覚しました。突然のことだったので、“家賃はもらっておらず、事務所として使ったことはない”と父親が会見しておりましたが、その後、口うらを合せたのか、発言もころころ変わっているようです。また、関係者は“月800円の光熱費で辞任を要求するのか”と反論もしているようです。金額の如何に関わらず、悪い事は悪いっての政治家さんだったら解っているはずなのにね。これからいったいどのような展開になるのか野次馬感覚で楽しみましょう。まさか、自殺ってことは無いことを祈りますけど・・・。国会の会期を延長してまで通した政治資金規正法、結局ザル法だったってことを証明するかのような出来事でした。
『今朝の雷門』
写真では解りませんが、雷門前から遠くを見ると、早朝から大勢の方が見えています。きっと今ごろはあの前からテレビ中継を行っているのでしょうね。
ほおづき市の由来には、最初は赤トウモロコシを売っていたとありますが、源頼朝が奥州征伐の帰り、この地で日射病で参っている兵士に赤いぶどうの実を食べさせた故事にちなむとか、諸説が入り乱れていますが、とにかく赤い色のものであれば、何でも御利益があるようですね。あほまろも今年で還暦なので、赤は縁起が良い色なんですよ。
今朝はモモちゃんと一緒なので、日記を書き終えたら再び境内に行って、赤いほおづきを買ってくるつもりです。それと、今年は札幌の妹にも送ってあげるつもりです。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
普段とは違った光景は、テレビ中継のスタッフが写っているからなのでしょうね。
『今朝の一写』
宅急便は稼ぎ時です。浅草神社の境内を借りた宅急便の仮設事務所、すでにたくさんのほおづきが運び込まれていましたよ。浅草からの送料は、全国一律500円だそうです。確か、昨年は450円だったように記憶しているのですが・・・。ヤマトさん、儲けすぎですよ。ちなみに、入谷の朝顔市は佐川急便が陣取ってました。
『今朝の境内』
四万六千日の功徳、本当は7月10日なのです。もっというと、旧暦(陰暦)の7月10日が本当の四万六千日だってこと、知ってましたか。ちなみに、今年の旧暦7月10日は、8月22日となるのです。どっちもお詣りをすることで、初めて四万六千日の功徳を得るのでしょうかね。

雷除けのお守りもこの二日間だけ授かれるのです。パソコンの横に置いて静電気を阻止しましょうね。
ヤラセで開けているお店の前では、スタッフが中継の準備に追われていました。

日本テレビのマスコット人形もぶら下げてましたよ。

こちらは、今日の御天気です。カメラの前には大きな文字で書かれたカンニングペーパー、お姉さんは、これ読んでいるだけなんですよね。

はい本番です。ほおづきからお姉さんにズームイン。
撮影を終えたマスコット人形と御天気お姉さん。何て名前の女子アナでしょう、わりと豊島区。

御天気お姉さんが示す温度計の横を歩いてきたナナちゃん。今朝の気温は21度です。

こちらは天気図。雰囲気を出すためにほおづきが飾られてましたよ。

これ、何て名前のマスコットなのでしょうね。

『今朝の浅草神社』
浅草神社の境内には、宅急便の仮設事務所が設けられています。

その横で、寂しそうに佇んでいる浅草の神田。

四万六千日といっても、神社には縁の無い催事なので、参拝客も訪れないようです。いっそのこと、この境内でもほおづきを売ったら良いのにね。
『今朝のごあいさつ』
今朝、最初に出会ったほおづきを持った方です。この赤ほおづきの枝は、大分県からやってきたものだそうですよ。
今朝、二人目も赤ほおづきの枝でした。
ようやくほおづきの鉢を持った方がやってきたと思ったら、宅急便の方でしたね。4個も持って、これで売り上げ2000円、ついつい笑顔もこぼれますね。
親子連れも買ってきましたね。お子さんが持っているのは、サービスのほおづきです。

3人組のお姉さん。カメラを向けると“おはよう”って声が返ってきました。でも、3人で2つしか買わなかったの。今年は一鉢2500円なので・・・。

あほまろの写真でお馴染み、露天商の安○さんです。カメラを向けられると緊張するよな・・・。なんていってますが、テレビにはリラックスして写ってましたよ。安○さんのお見せは、宝蔵門に向かって右側、角から2軒めです。

ほおづきを買うと風鈴がおまけに付いてきますよ。でも、売り切れてしまうこともあるようで、お求めはお早めに。

どれにしようかな・・・。とか、悩んで居る様子は無いカップルかな。買う気は無さそうですね。

ほおづき買わないの?“荷物になるから・・・”、それじゃ宅急便で送ったら良いでしょう。“だって、いつも留守がちだし・・・”、いろんな理由を並べて、まったく!。ハッキリ、“要らない”って言ったら済むことじゃないの。

ほおづきなんか関係ないよ。それよりも日米大学野球で、日本がアメリカを破ったことの方が興味があるよ。なんたって、斎藤投手の活躍が目立った試合だったね。

『昨日の行事』
カッパ橋の七夕祭りは昨日で終わりました。期間中は、およそ5万名のお客さんで賑わったのです。なんたって東京で一番の七夕祭りですからね。東京で一番といえば、日本で一番なんだよ。カッパ村の村長さんが自慢してましたよ。
昨日の様子は、下の写真をクリックして別ページでご覧ください。
そして、入谷の鬼子母神では朝顔市の最終日です。今年は売れ行きが良かったようで、ほとんどのお店で品切れでしたよ。ことらも写真をクリックして別ページでご覧ください。
 |