『今朝の浅草』
参議院選挙の投票日がずれたことから、前日に開催される恒例の「隅田川花火大会」は警備の人員が確保できないことから、荒天の場合は順延せずに中止することに決定したようです。
今回は第三十回の記念大会、しかし、過去に開催が順延されたのはわずかに一回だけ、毎年90万人以上の見物客が訪れるためどんな荒天でも開催しててきたので問題は無いとは思いますが、国会の会期延長のあおりでとんんだとばっちりを受けてしまう結果となってしまったのですね。
みなさんは、「銀ブラ」という言葉をご存じでしょう。銀座をブラつくという意味にとられる方が多いと思われますが、実は違うのです。大正2年10月、日本の喫茶店の原型ともいえる「カフェ・パウリスタ」が銀座に登場しました。白亜3階建ての正面にはブラジルの国旗が翻り、室内には北欧風のマントルピースのある広間に大理石のテーブルが並び、海軍士官風の制服を着た美少年の給仕が銀の盆に載せたコーヒーを恭しく運んでいたのです。しかも洒落た空間で本格的なコーヒーを味わう代金としては破格の一杯5銭で提供していたのです。
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大正文人はもちろんのこと、当時のモボ・モガたちも人気の喫茶店にこぞって集るようになったのです。現代の若者と同様、当時の流行を身に付けた若者たちだって、仲間内で通じる簡略語を創って通っぽく振る舞っていた言葉が「銀ブラ」でした。
そう、「銀座に行ってカフェーパウリスタでブラジルコーヒーを飲もう」それを短縮した言葉が「銀ブラ」だったのです。
明治末期から日本政府の肝煎りで、ブラジル移民として1万5千人の日本人がサンパウロ州に送られ、辛苦を重ねた結果コーヒー栽培に成功したのです。その功績に報いるためブラジル政府が毎年1500俵のコーヒー豆を日本政府に贈って、ブラジルコーヒーの普及と宣伝を依頼したお店が「パウリスタ」だったのです。
昨日、マッチラベル展に「カフェ・パウリスタ」の四代目との直系の方が会場にいらっしゃいました。当時の記録では、「カフェ・パウリスタ」でも宣伝マッチを配っていたそうですが、その現物を見たくてやって来たのですが、残念ながら今回は宣伝マッチはほとんど飾っていないのです。ちょっと気になって、帰ってから宣伝マッチのファイルを調べてみると、一枚だけ発見しましたが、それも東京銀座ではなく、大阪松島喫店のものでした。彼によると、「カフェ・パウリスタ」は、大阪、浅草、松島にも支店を出していたそうです。どっちかというと、こっちのラベルの方が珍しいのかも知れませんね。

「カフェ・パウリスタ」は、現在も同じ場所で喫茶店を営んでいます。もちろんコーヒー豆はブラジルのみで、「森のコーヒー(498円)」と命名さているのです。ここでコーヒーを飲むと、「銀ブラ証明書」にスタンプをひとつくれます。これを10個溜めると「森のコーヒー」が1杯無料になりますよ。
マッチラベル展に訪れる方とのお話で、あほまろの蘊蓄もどんどん増えていくようです。準備や展示、それと毎日の出勤はちょっと大変だったけど、あと5日で終わってしまうと思うと、ちょっと寂しいかも。また、どっかでやってきたいですね。
『今朝の雷門』
「銀ブラ」も良いけど、浅草にも美味しいコーヒーを飲ませてくれる喫茶店も多いですよ。その一つに、あほまろが毎日のように通っている「喫茶アロマ(330円)」、ここのマスターが東京オリンピックの時にオープンしたので、今年で43年になります。浅草芸人さんの常連も多く、あほまろもこのお店で浅草の情報と、多くの芸人さんたちとの知り合いがあるのです。いわば、浅草の情報源といえるお店ですね。
もう一つ、昨年末にオープンした「cafe
de なにわや(500円)」。元小料理屋さんを改装した店内なので、どことなく居酒屋風ですが、コーヒーは本格派の自家焙煎珈琲を入れてくれるのです。お客さんの注文に合わせて、一杯ずつ丁寧に入れるコーヒーに気が短い方はイライラする方もいらっしゃるようですけど、飲んで驚く無かれ。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
『今朝の一写』
痴漢誘発衣装!なんとも凄いガラのパンツですね。大きな手でお尻を触られながら歩いているのです。こんな手に刺激されて本当に触りたくなってしまう衝動にかられてしまう人も多いでしょう。これじゃ文句は言えないよね・・・。
『今朝の境内』
雨があがり御天気にはなりましたが、半袖を着ているあほまろにはちょっと涼しいかな。でも、モモちゃんは快適そうに歩いてましたよ。

毎日、決まった言葉でお詣りをしているのですが、隣で大きな声でお詣りをされると、どこまでお願いをしたのか忘れてしまうのです。そんな時は、最初から繰り返し。あほまろ頭悪いですね。
本殿前は自転車での立ち入りが禁止されているので、自転車を降りてお詣りする方も多いのです。

朝靄のような霧が立ちこめています。昨夜の雨で溜まった水分が蒸発しているのでしょうね。

『今朝の浅草神社』
浅草神社の前でいつもの写真を撮っていると・・・。

例の痴漢誘発衣装がやって来たのです。これって何度見ても、痴漢誘発だよね。
浅草神社を訪れる方が全く興味を示さない浅草の神田。

こんなバカらしいのを毎日撮っているあほまろって、やっぱバカなんでしょうね。メダカも笑ってるみたいだし・・・。

『今朝のごあいさつ』
おはよう!おや、今日は自転車ですね。ワンちゃんの歩みに合わせて自転車を漕がなければいけないのって、疲れないのかな・・・。

早く帰ってコーヒーの見たいな・・・。そう思っているところに、スターバックスのコーヒーを飲みながら信号待ちをしている方を見ると、よだれがでそう。

『今朝の自転車』
話題は有っても、いつもの自転車コレクション。
このお姉さんは、行ったり来たりしているので、何度も見かけるのです。運動のために乗っているのでしょうね。室内でペダルだけで運動するよりも気分は良いですからね。

見事な赤。綺麗ですね、自転車が。

時間を気にしながらやって来たのは、いつもの北千住からアサヒビールに通っているお姉さんですよ。

おまけにバイクも撮ってしまったよ。
『昨日の行事』
昨夜、浅草ビューホテルに於いて、日本喜劇人協会の正副会長就任披露パーティが開催されました。「浅草お笑い浅草21世紀」の主宰者でコメディアンの橋達也氏を新会長に、副会長・芦屋小雁、小桜京子の新体制で活性化を目指すのです。
開会に先立ち、一昨日に突然お亡くなりになった谷幹一さんの冥福を祈って全員で黙祷を捧げました。

就任の挨拶で橋氏は、“初代会長榎本健一から柳家金語楼、森繁久弥、三木のり平、森光子、由利徹、大村崑など著名な芸人が努めてきた重要な役割、私のような無名な者でも宜しいのでしょうか・・・”、いやいや、無名じゃありませんよ。浅草人と浅草を愛する方々は全員が知ってます。それと、浅草の人でなければ、浅草の伝統芸が活性化されませんものね。頑張ってください。

あほまろの師匠、三遊亭圓歌師も参列してくれました。
橋氏の親友、立川談志さんのご挨拶。

どんな席でもマイペースの立川師匠ですが、今回の挨拶はかなりまともでした。
♪あ〜ぁ、嫌になっちゃった、あ〜ぁ、驚いた、の牧伸二さん。

一谷伸江さんから協会の入会を勧められ、しかたなく承諾をした斎藤こず恵さん。

浅草お笑い21世紀のショートコントも披露されました。
フィナーレは、浅草お笑い21世紀の「浅草パラダイス」の歌と踊りでお開きです。
『幸になれるマッチワールド展』
昨日は、濃い方々が大勢来場されました。その中で、一番濃かったのがこの方。ご存じ柳家さん吉師匠です。師匠につかまり1時間以上も付き合わされてしまいました。

展示会は7月1日まで、東京電力PR館「テプコ浅草館」にて開催中です。
詳細は下のポスターをクリックしてね。
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