『今朝の浅草』
ようやく雨が降りそうな朝になりましたね。今朝は降り出す前にと出かけたのですが、途中で霧雨に遭遇、暑さの中にもなんとなく涼を得た感じで傘なんて必要ありませんdしたよ。やはり、梅雨の時期にはこの程度の雨がないと寂しいですからね。
雨が降ると路地裏に猫の姿が多くなります。家の前でお掃除をしている方が、“猫は、きれい好きなので、ちょっとでも雨が降ると身体を洗いに出てくるんですよ”、と教えてくれました。確かに、路上で横になって小雨に濡れた身体の毛繕いをしています。あほまろは猫を飼ったことがないので習性を知りませんでしたが、雨を嫌がる犬とは全く異なった性格なのでしょう。そう教えられて気にして見ると、普段は全く見かけなかった路地のあちこちに猫の姿がありましたよ。ちょっと梅雨の朝、微笑ましい光景を見せていただきました。猫も可愛いね。
仲見世の方からの情報です。宝蔵門の修復工事の完成は7月3日と決まったそうです。当日は、宝蔵門前でオープニングセレモニーが開催されるようです。時間など詳細はまだ決まっていないようですが、たぶん午前中に行うのでしょう。7月3日は早めに散歩を済ませ、式典の様子を撮影しますね。たぶん、仁王様の除幕式のようなことも行うのでしょうね。楽しみです。
今年は仲見世の日除けの屋根の取り付けが遅れている理由も、この式典にあったようです。式典が終了した後にいつもの日除け屋根が取り付けられますが、景観を損ねるとのことで、来年からは現在と違った形態の屋根に取り替える計画もあるそうです。この日除けの屋根、まだ雷門が出来ていない頃には全体をテントで覆う屋根が取り付けられていたのが当時の絵はがきに見ることができます。新しい屋根はいったいどんな形状になるのでしょうね・・・。とはいえ、まさか商店街のアーケードのように通り全体を覆ってしまうようなものにはして欲しくないですよね。本当は、写真を撮っているあほまろの希望は、「無い方がよい」なんていったら叱られるかな。
『今朝の雷門』
今日で定年なんですよ。通勤途中に時々お逢いする方が雷門前で写真を撮っているあほまろに声をかけてきました。大手建築会社に勤務する方で、今日が通勤最後の日なのです。これから、浅草寺に35年間無事に勤め終えたお礼をしてから会社に向かうそうです。
定年といえばあほまろと同世代、建設会社では就職と同時に訪れた高度成長期。どんどん業績を伸ばし、その後、バブル崩壊と共に下降線、振り返ってみると会社の業績も自分の人生も、まるで正弦波のようだった。
時々笑みを浮かべて話しているのですが、思い出すような大きなため息。そして、涙目を隠すように、悟られまいと無理して振る舞う笑顔。しかし、観音様に深々と頭を下げた瞬間、大粒の涙が地面を濡らしたのでした。
団魂の世代は今の日本を支えてきたのです。定年退職という年齢での制限を定めず、希望者はいつまでも働けるようにはならないものでしょうかね・・・。長い間お疲れさまでした。明日からの第二の人生、あほまろと一緒に浅草の朝を楽しみませんか。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
『今朝の一写』
浅草六区の外れの路地裏には、焼き肉屋さんが乱立している区画があります。ほとんどが韓国出身の方が経営されているので、味は本格的です。関東大震災前には、この辺りに浅草十二階がそびえていた場所、「あの界隈の溝や下水やマッチ箱のような長屋やシナ料理屋やおでん屋などがひしめいていた」と、小説にも書かれているような雰囲気が今も漂っていますね。

『今朝の境内』
雷門の朝は交通量も少なく、このようにのどかですよ。

まだ雨が降っていないので、みなさんのんびり散歩を楽しんでいます。

ちょっと雨が降ってきました。今朝のあほまろは傘を持って行かなかったので、モモちゃんと一緒に涼を楽しんできましたよ。濡れても爽やかだったかな。

ワンちゃん、雨なんて平気ですよね。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。

浅草の神田です。

ど〜です。どんどん大きく育っていますね。水もたっぷり。

『今朝の自転車』
相変わらず話題の無い朝なので、早めに帰ってきましたが、いつもの自転車コレクションだけは欠かせませんね。




『今朝の路地裏』
浅草六区の外れの路地裏の続きです。このアングルいっぱいに浅草十二階が建っていたのですよ。ここから出てきた煉瓦は台東区下町資料館に展示されています。

先日も紹介した「子安地蔵尊」。

使い終わった椅子も路地裏の雰囲気にいったりだったりして。
「ふらふらと、小路や裏通りから白い犬のように出てくるのだ。それがみな半分田舎めいて半分都会めいた姿で、鍍金(メッキ)の紅い指輪や八十銭ほどの半襟やちかちか光る貝細工の束髪ピンなどでからだをかためている。それが三月か四月のあいだに何処から何処へゆくのか、朝鮮かシナへでも行ったように姿を漸次に掻き消してしまうのだ・・・」(公園小品より)。昔はこの辺りで暮らすの野良犬たちは、居酒屋の鍋に収まってしまったのでしょうね。
ちょっと路地に入ると、かつての浅草が残っている。そこがこの街の魅力なのでしょうね。

『第二回デジタル・ポンチ』
デジタル・ポンチの詳細は下のポスターをクリックしてね。
会期:6月6日(水)〜6月24日(日)
『幸になれるマッチワールド展』
今朝の朝日新聞にも展示会のことが大きく報じられています。かつて、どこの家にも当たり前のように存在していたマッチ、ふっと気付くといつの間には姿を見なくなってしまった。来館されるみなさんは“懐かしい”はもちろん、“これ使ってた”、“確かまだどこかに有ったはず”等など、マッチのラベルを楽しむというよりも過ぎ去った思い出に浸っているかのようなのです。
6週間と長い会期ですが、残すところあと10日になってしまいました。まだご覧になっていらっしゃらない方、この機会にもう一度、みんさんの青春時代の思い出を蘇らせてみませんか。展示会は7月1日まで、東京電力PR館「テプコ浅草館」にて開催中です。
詳細は下のポスターをクリックしてね。
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