『今朝の浅草』
ベッドの中から窓外を見るとかなり激しい雨が降っています。この雨じゃ昨日のように待っていても晴れそうもないようですね。雨の日は傘を差しながら写真を撮らなければいけない、そんなことを考えると憂鬱になりますよ。でも、モモちゃんは早く行きたくて騒いでいるし、あ〜、まだ6時前ですよ・・・。
昨日は鳥越神社のお祭りだったので、浅草にも半纏姿の方が盛り上がりながら歩いていたのですが、正午頃から東京は激しい雷雨に見舞われ、みなさんずぶ濡れです。本来ならあほまろも御神輿を追いかけて写真を撮っているところですけど、テプコで二つのイベントをこなさなければならず、どっちかというと覚めた目で連中を見ていたのかも。予定では、テプコのイベントを終えてから品川神社の例大祭に行くつもりでしたが、この雷雨じゃまともな写真が撮れるわけないだろう。今日はどっちも中止にして、マッチラベル展とデジタルポンチにいらっしゃった方々のお相手でもしてましょう。
ところが、この雨の影響でお客さんなんて来るわけないよね。午後1時から開催する予定のマンガ教室、参加者はわずか2名ほど、出品関係者を合わせても10名足らず、しかたがないのでホワイトボードで落書き教室になってしまいました。落書きといっても、プロのみなさんが描くのでそれはそれはとっても凝っているのです。昨年のデジタルポンチで、ちばてつや先生が描いてくれた「あしたのジョー」、最後まで誰も消す勇気がなく、結局最終日に抽選で選ばれた人が消す権利を得る、そんなバカげた遊びで盛り上がったように、せっかくの絵、今年は誰が消すのでしょうね。
そんなことで遊んでいると、デジポンの参加者が“ようやく雨があがったよ”と入ってきました。確かめに外に出てみると青空も覗いているじゃないですか。時計を見ると午後3時過ぎ、そうだ、品川に行こう!
てなわけで、品川神社に近い新馬場の駅に着いたのが4時頃でした。この時間は本社の中神輿がまだ八山あたりを渡御している最中、そこは二年間も通い続けたお馴染みのコース、容易に中御神輿の最後の町内渡御に間に合ったのでした。
午後5時、いよいよ大神輿が路上に運ばれてきました。この大神輿は、普段は宝物庫の中に展示されているだけですが、皇室におめでたいことがあった年だけ街に出る決まり、昨年の秋、秋篠宮殿下に悠仁親王が誕生した最初のお祭りとあって、悠仁親王奉祝として秘蔵の大神輿が出ることになったのです。
前回、大神輿が渡御されたのは皇太子殿下に愛子様がお生まれになった翌年、平成13年に街を渡御してから6年ぶりの登場となったわけです。特に、今年は大中二基の本社が連合で主要幹線である第一京浜国道(国道15号)いわゆる旧東海道を止めて開催されるとあって、地元のみならず全国各地から御神輿ファンが押し寄せたのです。
とはいっても、三社祭のように厳しい警備も無骨なフェンスも無く、誰もが歩行者天国になったかのような国道を自由に御神輿の側に近づける、どこか見ていてホッとするような、いわゆる本来のお祭りを見せてくれたのでした。
昨日の様子の一部はこの日記でも紹介しますが、後ほど写真を整理して「あほまろ写真館」でご覧頂けるようにいたします。それまで少々お時間をください。
『今朝の雷門』
雨は嫌ですが、雨の雷門は好きです。特に、アスファルトに写る大提灯の姿にはほれぼれするのですが、路上に並んだ三角コーンが無ければもっともっと惚れるんですけどね・・・。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

いつものいつもの340メートル。まだ屋根が付きません。
『今朝の一写』
ん〜、一昔前の旅装束。でも、防止を被って更に三度笠?おまけに傘も持っているということは単なる飾りなのかな・・・。せっかく持ってきたのなら、手っ甲、脚絆、わらじは当然として、雨の日は道中合羽に脇差し、そして荷物は振り分けなんての、あほまろはお芝居の見過ぎでしょうかね・・・。

『今朝の境内』
雨の中でもお仕事ですね。バッグ屋さんのエアコンの修理のようです。普段この時間は開いていないので、朝の仲見世の様子の異変、あほまろはすぐ気付くようになってしまったのですね。
この程度の雨の写りがとても綺麗なのです。これ以上降り積もると雨で水たまりが鏡にならないのです。

モモちゃんは早く変えろと騒いでいますが、あほまろは嬉しくてこんな写真をいっぱい撮りましたよ。

女性は傘を差している姿が一番美しく見えると江戸時代の浮世絵師がこぞって描きましたね。確かに和服に番傘は雰囲気ありますが、洋服に百円傘、それにマスク?江戸時代の浮世絵師が見たら何と表現するのでしょうかね。

傘を差すと前屈みになって歩くのは、江戸時代から変わりませんよね。女性は自然にこんな格好になってしまうのでしょう。
傘の色が顔や身体に写るところも素敵な雨の日なのです。黒い傘じゃこうはなりませんけどね。

お花柄の傘も女性の色気を強調してくれますね。いくつになっても女でありたい。うちの死んだバーさんがいってたっけ。

『今朝の浅草神社』
雨の浅草神社です。

雨の神田。

雨の神田で育つ稲。たんぼに雨が似合いますね。これで蛙でもいたら楽しいかも。

『今朝のごあいさつ』
おや、ワンちゃん雨が嫌いなのかここから動こうとしないそうです。モモちゃんは雨の中でも水たまりでも平気で歩くんですけどね。はい、頑張って歩きましょう。

時折カメラに写るほど大粒の雨が降ってくるのです。おかげであほまろとモモちゃんはずぶ濡れになって帰ってきたのですよ。

でも、モモちゃんは身体をブルブル震わせるだけで身体に付いた雨は飛び散ってしまうのですが、あほまろが真似しても何の変化も無し、ただ疲れただけ。

写真を撮っている時には、もっと大粒の雨が降ってくれ!って叫んでいるのですけど、撮り終えると、あ〜早く止んでくれないかな・・・。

雨なんかへっちゃらだぃ!帽子に雨を集めて遊びながらお母さんの後を歩いてきましたよ。

こちらがお母さん、もう一人のお子さんはまだ赤ちゃんです。でもね・・・、いくら雨除けとしても、赤ちゃんの頭からすっぽりビニール袋を被せるなんて、窒息してしまいませんかね・・・。せめて目だけでも、日本人じゃやらないよね・・・。

『今朝の自転車』
露天商の安○さん。露天を出していない時はいつも境内を自転車で走り回っています。これが健康法なんですって。


浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
品川神社例大祭です。昨夜の大中神輿の連合渡御。東海道の幹線を止めて行われました。写真手前が中神輿、奥が大神輿ですがどちらも大きいのでその差は解りませんね。

ど〜です。警備の少ないお祭り広場って感じで盛り上がってますね。
こちらは中神輿が旧東海道を渡御している様子です。後ろに走る電車は京浜急行。
いよいよ宮入ですが、大中神輿は大きすぎて階段を上がれないので、宮入は小神輿で行われます。これも本社神輿なのですよ。
あほまろはいつもの場所から階段を登る御神輿を追いかけました。必死に手持ちで撮ったのですが、どれも成功しました。ただ、周りの電線や信号が邪魔ですけど、これもこの時代の品川神社の姿として記録になりますよね。きっと近いうちに電線は総て地下に埋設されてしまった時には、懐かしい写真となるかもよ。
『第二回デジタル・ポンチ』
雨で誰も来ないマンガ教室。関係者で遊んでいるところです。
ど〜です。柳生先生の落書きです。上手でしょ。この中にアホマロもいますよ。

わずか2名でしたが、自分が描いた漫画を見てもらいたいとやってきました。真剣に見ているのは山田ゴロ先生です。このあと、ウノカマキリ先生も来てくれましたよ。
詳細は下のポスターをクリックしてね。
会期:6月6日(水)〜6月24日(日)
『幸になれるマッチワールド展』
本日は休館日です。
このホームページをご覧の方々には、今回の展示館のポスターをマッチラベルにしたスペシャルマッチ(限定200個)を用意しております。ご希望の方は受付の係員に“あほまろのホームページで知った”と、申し出てください。中身にも凝った素敵なマッチですよ。
展示会は7月1日まで、テプコ浅草館にて開催中です。
詳細は下のポスターをクリックしてね。
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