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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年5月24日(木) 旧暦4月8日大安

- 尾を引く三社祭の宮出し -

日記写真


『今朝の浅草』 
 三社祭の宮出しにおいて神社側が担ぎ手側に禁止を通告したのにも関わらず、乗ってしまった。おまけに逮捕者まで出していまった。そのことが翌日の新聞各紙に写真入りで報じられていました。逮捕の理由は、神輿の上に乗って「混乱をあおった」のがいけないということです。しかし、「祭り騒ぎ」という言葉があるように、祭りで人びとを混乱させたら罰せられるというのはおかしな話ではないか・・・。
 今朝、ネットで三社祭関連の記事を検索していると、新聞評論家の小野川梓氏が「三社祭の裏に暴力団と警察あり」の中でも同じ疑問を投げかけています。

 その記事の中で特に気になった部分を抜粋すると、
 「神輿に乗って騒ぐ行為は神様を冒とくする行為だとして、神社側が担ぎ手側に禁止を通告し、担ぎ手の所属組織(複数の同好会)がそれを了承していたこと。昨年の祭りで16人が神輿に乗って、その重みで神輿が地面に接触し、担ぎ棒が折れたこと。今年の「宮出し」で神輿乗りが現れたら、来年の「宮出し」中止方針を神社側が打ち出していたこと──。(中略)
 浅草神社も神輿乗りは原則禁止としながら、長い間、徹底せず見逃してきた。突然、禁止方針を徹底し始めたのは、昨年の祭りから。実は昨年の「宮出し」でも警官隊が規制を強化し、担ぎ手5人が同条例違反容疑で逮捕されている。
 だから、担ぎ棒が折れて危険だから神輿乗りを禁じた、という各紙の説明はつじつまが合わない。神社側はなぜ、態度を急変させたのか。新聞が三社祭をニュースとして取り上げるならば、ぜひとも真相を探り、この間の事情を説明しなくてはならないはずである」

 
 そう、今回の宮出、誰が考えてもつじつまの合わない説明が多すぎるのです。全国的に有名になった三社祭とはいえ、本質は氏子町会のために行われる祭事なのです。なぜ、氏子以外の連中に宮出しをさせなければいけないのか、危険なことでは天下一品と言われる岸和田のだんじりでさえ、氏子だけで挙行されているのです。その考え方を正さなければ、いくら誓約書を出させたとしても同じことが繰り返されるのではないでしょうか。

 せっかく宮出しの冒頭20分間だけは氏子だけで平穏無事に行われるようになったのですから、それだけで充分ではないのでしょうか。

 オーマイニュース「三社祭の裏に暴力団と警察あり」の全文は、こちらからご覧ください。
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 明日は、恒例の消防殉職者慰霊祭「弥生祭」が、観音裏広場にて開催されます。東京中の纏88本が勢揃いし、11本の梯子乗を並べての梯子乗りの演技は圧巻ですよ。予定では、午前9時半頃、雷門から仲見世を纏と梯子を持って入場、浅草神社宮司による祝詞や黙祷、玉串奉奠などが行われ、殉職者の冥福を祈ります。その後、88本の纏を勇壮に振りながら浅草寺境内を一周し、梯子乗りの演技で幕を閉じます。終了は正午頃。
 明日、浅草に来られない方のために、あほまろが写真を撮ってきますよ。明日の朝は当然間に合いませんので、明後日の日記で公開します。お楽しみに。


 表紙の写真はあほまろですが・・・。人前に晒せる顔じゃないもので・・・。


『今朝の雷門』
  お祭りの後に道路に積もったゴミの山、特に誰が片付けるということも無かったのですが、自動車などによってどっかにまき散らされてしまったのでしょうね。まき散らしたゴミは、中央分離帯の緑地にっぱい溜まっているのです。これも、毎年自然に無くなってしまうんですよね・・・。いったいゴミはどこにいってしまうのでしょう。
 かつてのフォークソングに「花は何処に行った」という歌詞に、

 ♪戦い終わり どこへゆく 戦い終わり しずかに 戦い終わり 土にねむる やすらかなる ねむりにつく・・・♪

 ゴミ達も三社祭の戦いを終え、土になってしまったのでしょうかね。
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『今朝の宝蔵門』

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『今朝の浅草寺』

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『今朝の一写』
 奥さんそろそろ臨月を迎えるのですね。大切な赤ちゃんが無事出産しますようにと観音様に詣でにいらっしゃったのでしょう。子供が授けられるってことは文字には書き表せないほど嬉しいものなのです。あほまろも、長男が産まれる前には、しょっちゅう近所のお寺に出産の無事を願ってましたよ。

 
 大切に大切に育てられる赤ちゃんは当然のことですが、その一歩で、豊島区のマンションのゴミ置き場で、紙袋に入れられた生後まもない女の赤ちゃんが見つかったことが報じられています。赤ちゃんは裸でステンレス製のタライに入れられ、上からバスマットをかけられてビニール袋に包まれていたそうです。ゴミをパッカー車に積もうした清掃作業員の男性、かすかな赤ちゃんの鳴き声で気付いて助かったそうです。もし、赤ちゃんの泣き声がなかったら・・・。あ〜。こんなのも文字にはしたくない出来事ですよね。

 奥さん、無事に可愛い赤ちゃんを出産したら、お礼詣にいらっしゃいね。
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『今朝の境内』
 朝靄というか、今朝はうっすらともやっています。明け方から一気に気温が上がったからなのでしょうね。今日も暑い日になりそうですね。
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 いつもの340メートルももやってますね。
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『今朝のごあいさつ』
 浅草寺本堂前から撮ると真逆光になってしまうので、ちょっと横にずれて朝の雰囲気を撮ってみました。
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 おや、新顔かな。まだ若い柴犬、嫌がってリードに噛みついています。そう、我が家のナナちゃんも最初はそうでしたよ。最初のリードはいつの間にか噛みきってしまったのです。
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 三社祭の名残の提灯。歯抜けになっているので、寄付をされた方が持って帰ったのでしょうね。
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 お父さんを撮ってあげているのですね。
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 この子も8年後には・・・。
今年の三社祭で撮ってあげた近所のお姉さんは、もう大学生だといってました。あほまろの記憶ではこの子と同じくらいのイメージしか残っていないのですよ。
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 のどかな朝の通勤風景。
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『今朝の浅草神社』
 三社祭が終わって4日目ですが、浅草神社の境内はまだ何も片付けられていません。毎年、作業を開始するのは、明日の「弥生祭」が終わってからとなるのです。
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 鳥居に腰をかけて、まるで祝詞のような口調で、新聞のテレビ欄を読み上げていました。バイクの旅人でしょうかね。
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『今朝の自転車』
 お馴染み自転車コレクション。
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 そろそろツツジもお終いですね。
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『幸になれるマッチワールド展』
 7月1日まで、テプコ浅草館にて開催中。詳細はポスターをクリックしてね。
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 いよいよ始まりました。初日とあって、出品者と関係者が多かったのですが、たまたま修学旅行で浅草のやって来た方達がいらしてくれましたよ。
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 写真に写っている方達は、宮城県から来た中学生です。マッチ絵コーナーで、先生たちにお土産をと、手描きマッチを持っていきました。また、三重県田辺市の中学生もいらっしゃいました。
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 日本一のマッチコレクターとして有名な加藤氏もいらしてくれました。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数89枚
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