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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年5月22日(火) 旧暦4月6日先負

- 役目を終えて -

日記写真


『今朝の浅草』 
 三社祭が終わって二日目、街の中にはまだ奉納提灯や幟が残っている所もありますが、ここに住む方々の生活はごく普通に戻ってしまいました。ただ、ごあいさつの声だけに、祭の想いを残しているんです。といっても、挨拶の言葉じゃないですよ。祭で騒ぎすぎた名残の濁声なのです。
 東京のお祭りとしても有名な三社祭、そのニュースも全国的ですね。昨日は、総ての新聞と総てのテレビ局が三社祭のニュースを流していました。特に、今年はお神輿の上に乗らないとの誓約書を書かせて実行したこともあって、マスコミ各社の狙いは、「本当に乗らないのだろうか」、もし乗ったとしたら大スクープとばかりにカメラを回していたようです。

 その結果は「乗りました」。そして乗った人が都迷惑防止条例違反(粗暴行為の禁止)の現行犯で警視庁浅草署に逮捕されました。逮捕の理由は、お神輿に乗ること自体は法に触れないものの、「人を押しのけて乗ったり、上で周囲をあおったりすると混乱の誘発行為として条例違反」なのだそうです。でもね、あほまろはその様子を見ていたのですが、乗った人は、回りで担いでいる同好会の幹部で、「押しのけたりあおったり」なんかしなかったように見てました。それより、みんなが協力して神輿の上に乗せてあげたって雰囲気が強かったような。
 とりあえず警察としては、逮捕の理由が欲しく、いわゆる別件逮捕ってやつでしょう。また、昼頃には西浅草を渡御中に乗った6人を検挙しようと、神輿の中になだれ込んでいった警察官に、体当たりするなどして妨害した男2人も公務執行妨害容疑で逮捕されたようです。神輿に乗った6人はその場から逃げ去ったようですが、警察では捜査を続け見付け次第検挙するといってましたよ。

 さて、「みこし乗りは神様を汚す行為」とし、通告が守られなければ来年の「宮出し」を中止すると強硬姿勢を示している浅草神社、来年の三社祭のクライマックス、最悪中止となる可能性も出てきましたね・・・。

 仲見世を飾っていた浅草神社例大祭の提灯が取り外されました。こうして桟敷席に寄りかかっている提灯を見ていると、強雨風で提灯が飛ばされてしまったり、お神輿渡御の最中は、この提灯を入れた写真が撮りたくて人混みの中をあっちこっちと苦労したり、懐かしくも見えてきますね。

 久しぶりにビビアンちゃんにお逢いしました。他の犬を嫌うモモちゃんですが、ビビアンちゃん
だけには喜んで寄っていくのです。どこか波長が合うのでしょうね。
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 我が家のナナちゃんもやってきて、モモちゃんにじゃれつくのですが、モモちゃんは知らんぷり。ナナちゃんもビビアンちゃんくらい大きかったら、安心するのでしょうかね。でも、ナナちゃんは1才を過ぎたのでこれ以上は大きくならないのです。
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 三社祭の写真を公開すると普段はこの日記を読まれない方もご覧になってくれているようで、写真速報のカウンターが5000を越えてしましました。それはとってもうれしいことなのですが、掲示板にメチャクチャな書き込みが氾濫し、壊されてしまいました。この時期になると、浅草神社や警察を誹謗中傷する内容の書き込みも多いので、一旦、閉じさせていただきます。ほとぼりが冷めた頃に再開しますね。それまで、あほまろにご用の方は、メールで対応いたします。ご協力よろしくお願いいたします。


『今朝の雷門』
 三社祭が終わったばっかりですが、もう次の行事の告知が出されました。浅草寺本堂裏広場にある「消防殉職者表彰碑」の前で社団法人江戸消防記念会が主催して開催する「弥生祭」です。慰霊碑には、徳川八代将軍吉宗の時代、大岡越前守忠
相の唱導で、「いろは48組」の町火消しが誕生してから、昭和14年までの間に殉職した128人の名前が刻み込まれ、その方々を毎年5月25日に慰霊する恒例の行事になっているのです。
 
「弥生祭」は、浅草神社宮司による祝詞や黙祷、玉串奉奠などが行われ、殉職者の冥福を祈り、火消し装束の江戸消防記念会の人たち総数88本の纏を勇壮に振りながら浅草寺境内を歩く纏行進を披露。続いて、青竹で作られた高さ約7mの梯子が11本立てられ、その頂上で、遠見、しゃち、背亀、腹亀など、江戸時代から引き継がれてきた梯子乗りの妙技も披露されるのですよ。
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『今朝の宝蔵門』
 宝蔵門の柱に巻かれた朱色の布地が鮮やかですね。この布地はお神輿除けとして取り付けられているのです。これもそろそろ取り外されるのでしょうね。
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『今朝の浅草寺』
 今年の三社祭の人出は、三日間で150万人だったそうです。更に昨年よりも約18万人多かったと発表されました。おおよそ150万人の数字の根拠は把握できませんが、昨年よりも約18万人の数字、ホント?って疑いたくなってしましますね。
 人間ってのはかなりアバウトで、5や10などと区切られた数字には納得してしまうのですけど、3とか8とかの中途半端な数字になると結構シビアに見てしまうんですよね。どうせアバウトな数字なのですから、「昨年より約15万人多かった」って発表した方が、真実みがあったかも。
 三社祭の日には、ここ浅草寺境内にも浅草を訪れた人の大半がやって来たことでしょう。それよりも気になるのは、御賽銭はいった幾ら入ったのかな。
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『今朝の一写』
 大阪万博公園の事故の影響で運行を止めていた花やしきのジェットコースター、ようやく点検を終えて帰ってきました。花やしきのジェットコースターは、どっちかというとスリルを楽しむというより、民家の軒先や仕舞た屋の茶の間の中に突っ込んだり、下町の雰囲気を洒落てみるって感じの乗り物で、危険な感じはないのですけど、
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 今朝、下ろされた椅子は全部で9個、二人乗りなので18名で一編成なのでしょうね。

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『今朝の境内』
 祭が終わるといつもの境内。奉納提灯が無くなってすっきりしましたね。
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 朝から外国人観光客が目立ってました。
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 何も無くなってしまった境内。
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 祭が終わって、トイレのお庭の工事も再開ですね。
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 おや、本堂の中に誰もいらっしゃらない。珍しい光景です。
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 いつもの340メートル。
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 下からの340メートル。
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『今朝のごあいさつ』
 片手にコーラとカメラを持ったまま何か探しています。カメラが落ちそうだったので、コーラとカメラを持っていてあげました。カバンの中にはたくさんのガイドブック、その中から「SENSOJI-TEMPLE」って本を探していたのですね。彼女は仏教に興味があり、明日から「SOTO ZEN TEMPLE」で座禅の修業をするといってました。曹洞宗の本山、福井の永平寺まで行かれるんですね。
 あほまろも昔、永平寺で受戒を受けたことがありましたよ。
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 昭和の初め、モダンな女性を「モガ」といってた時代がありました。彼女そんな雰囲気ですね。今朝もステキな女性たちを失礼しましたよ。
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『今朝の浅草神社』
 祭が終わり、普段の浅草神社に戻りましたが、まだ飾り付けは残っていますね。
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 右側が桟敷席です。
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 こちらは神社の本殿前に設置された桟敷席。あほまろも以前、ここで見物したことがありましたが、水舎が邪魔してお神輿が神社の前に来るまで全く見えないのです。それでも間近で雰囲気を楽しむには良い場所かもね。
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『今朝の自転車』
 あほまろさんは、なぜ自転車ばかり写すのですか。そんなことを良く聞かれます。「自転車が来るから写すんだ」そう答えたら、キザでしょうかね。

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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数130枚
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