『今朝の浅草』
浅草神社の回りを埋め尽くした奉納提灯。朝日が当ったところだけが、まるで透けているように輝くほどの晴天になりました。散歩で出会った方々、口を揃えるようにこの天気があと四日続いてくれたら良いのにね・・・。そう、みなさんの頭の中はすでに三社祭のことでいっぱいなんです。予報では、明日17日は雨で、18、19日は曇り時々雨、最終日の20日だけが曇り時々晴れ、おまけに三社祭の三日間、どの日も降水確率が30%なんですよね・・・。毎年、三社祭は雨と相場が決まっているのですけど、できることなら雨なんか降って欲しくないよね。でも、例え雨が降ろうと槍が降ろうと、あほまろは三社祭の記録を撮り続けますよ。
今年は例年と違った切り口で撮ってみようとあれこれ算段をしているのですが、終わってしまったら結局いつもと変わらない写真しか撮れていないのでしょうけどね。あと三日で本番を向かえる三社祭に思いは馳せるのですが、その前までに仕上げてしまわなければいけない仕事がまだ山ほど残っているのですよ。あ〜、残された時間は後わずかになってしまった・・・。
祭が始まる前に総てを仕上げてしまわなければいけない「幸せになれるマッチワールド展」。あ〜、あほまろの頭の中だけは、まだ三社祭モードになってはいけないのですね。
ニュースキャスターの筑紫哲也さんが「NEWS23」の本番中に肺がんを告白し、「がんに打ち勝って、また戻ってきたい。自分はがんにならないという根拠のない自信を持っていた。ひと昔前なら、がんの告白には勇気がいったが、勝てない病気ではない」と闘病を決意して去っていきました。
おっしゃる通り、ガンは、ちょっと前なら「患者はガンの告知に絶えられない。自殺する恐れさえあるので、家族だけに説明することにしている」と、本人告知をためらった病気でした。もちろん、患者さんにとって、ガンの告知を受けることは大変なストレスを伴います。しかし告知なしに治療を受けた患者さんは本当に満足しているのでしょうか。患者さんが、ガン特有の放射線治療の過程で、実はガンであったことに気付いたとき、「自分は信頼していた医者からも家族からもだまされた」と、病気が良くならないことの不安やいらだちが、家族や医師に対する疑いや怒りに代わり、誰も信じられないで死んでいくのです。
あほまろが親しくお付き合いをしている浅草の芸人、元ナンセンストリオの前田隣さんも8年前にガンを告知され、今年になって肺への転移も明らかになったのです。医者からは後一年と伝えられているのです。先日も、いつもの喫茶店で、“告知後に数ヶ月は何も考える気力も無かったけど、自分の死期がはっきり判ってしまうと、かえってスッキリしてしまったよ”、と、かえって最後の人生、後腐れ無く死への旅立ちができることを喜んでいるかのようでした。この8年間、医者から後少しの命と言われ続けて来た前田さん。“俺の特技はがんでも死なないことだよ”が口癖だったのですが、今回の転移の告知だけはかなり応えたようです。
あほまろの父親もガンでした。その当時は当然本人告知は厳禁。医者からも口止めをされていたのですが、治療の方法や薬品名からガンであることをうすうす知っていたようです。今のように、元気だった時に告知をされていたら、きっと父は抗ガン治療を拒んで自宅で最後を向かえたかったでしょうね。父の最後の言葉が、“早く家に帰りたい”だったのです。
筑紫さんも前田さんも、自分で死を覚悟しての抗ガン治療の決断。今更“ガンバレ”なんて励ましの言葉なんか必要ありませんよね。それよりも、“何も考えないで、余生を楽しんでね”でしょう。もし、あほまろがガンの告知をされたとしたら、絶対に抗ガン治療なんて受けません。最後まで秘密基地のゴミの整理で命を全うしたい、でも残り一年じゃ総てを片付けるには時間が足りないかも。それほど荷物が溢れているのです。どうせ告知するのなら、2年とか3年とかならなんとかなるかもね。
『今朝の雷門』
ね、知ってる知っる、母親の頭をちょん切ってしまったんだって!そんなデカイ声出さないでよ。いつもお逢いするお母さん、声がデカイくてお喋りなんだよ。ほら、みんながこっち見ているし・・・。
チャコお母さん、テレビのニュースネタを話題にするのが好きなんですよ。浅草のニュースキャスターを目指しているのか、出逢う人たちみなさんにニュースの感想。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『今朝の一写』
一緒に学校に行こうとお友達を待っている子供、自販機のゴミ箱からアルミ缶を集めながら走るおっさん、通勤を急ぐ方々。朝でなければ見られない光景ですね。タイトルを付けるとしたら「朝の景」なんてのがぴったりの写真です。

『今朝の境内』
説明するまでもない伝法院のお庭。

これも単なるあほまろが残しておきたい光景にお付き合いしていただいているだけ。

今朝は、散歩の時間が早かったのでほとんど人が歩いてませんでした。

境内のあちこちを行ったり来た、ブラブラ一時間ほどいましたかね。

それでようやく人が湧き出してきたのです。

ご覧ください。仲見世340メートルにたった4名とハト1匹。とはいっても、この写真を撮ったのが午前7時20分頃、ちょうど新仲の京○さんと朝のごあいさつ中でした。

外人さんも湧いてきました。手水場の蛇口からじゃないですよ。その証拠に身体が濡れていないでしょ。

『今朝のごあいさつ』
美貌を保つためにパラソルで紫外線から身を守っているのです。いったいどれほどの美貌なのか確かめたかったのですけど、お顔を見せてくれなかったので、知りたい方はお嬢様のお体から美貌を感じ取ってください。富永一朗さんのマンガに登場してくるような雰囲気でしたよ。

年輪を重ねても女性は美貌を保っていたいものです。

見付けました。あほまろと同じように、浅草寺を訪れる方々の写真を撮りまくっている方を。カメラはニコンで、格好はプロっぽいかな。最近、あほまろのホームページを見て同じようなアングルで撮りたいとやって来る方が多いのですよ。

『今朝の浅草神社』
浅草神社です。

奉納提灯。見た目にはもっと朝日が輝いてみえたのですけど、写真には感じなかったようですね。

『今朝の自転車』
いつもの自転車コレクション。

今朝は浅草神社の奉納提灯を背景に走って来る方々を狙ってみました。
元気な声で、“あほまろさんおはよう”と声をかけながら走っていきました。あほまろの“おはよう”は、聞こえたかな。朝は急がしものね。
二人乗りはいけないとか、いわれません?

花粉症かな。でも、もうそろそろ花粉も終わりますよね。
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