『今朝の浅草』
三社祭まであと5日。あほまろの「幸せになれるマッチラベル展」まであと8日。せっぱ詰まってしまいましたが、まだまだ仕上げなければいけない仕事が残っているのです。気持ちばかり焦っているのですが、なかなか進まないよ。本来ならこの時期はお祭りを追いかけて走り回っているっていうのに、出かける気分にならないのです。かといって、秘密基地の中にいても考えがまとまらずに、ただただ無駄な時間を過ごしてしまっているだけなのに・・・。
とりあえず、昨日も展示用のパネル創りに追われた一日でした。時間が無くなってくると、更に追い打ちをかけるように余計な仕事が入ってくるのです。それに追い打ちをかけるかのように、急ぎの作業をこなさなければいけないパソコンが壊れてしまったり、おまけに、歯の調子まで悪くなってしまったのですよ。そんなこんな考えると夜も眠れないよ・・・、おかげで、秘密基地で寝てしまうこともあるのですよ。ガンバレ・アホマロ。
そんな時に限って、母の日とかいって子ども達が誘いに来るし・・・。忙しいのに早めに仕事を終えさせられ、忙しいのに家族揃って近所の焼肉屋で高い肉を食ってしまったり。忙しいのに母の日のお祝いのメシ代こっちが払ってやったり。忙しいのに、焼いても煮ても食えなくて、ただただ邪魔でしかないカーネーションの、それも鉢植えになったやつが二つもやって来たり。忙しいのに、今朝の日記用に写真を撮って表紙に載っけてやったり。忙しいのにモモちゃんと散歩をしなければいけないのはしかたがないけど。一番大変なのは、どんなに忙しくても、この日記を書かなければいけないってことでしたね。こればっかりはしかたがないか。
先週末の東京は、神田明神や下谷神社で大きなお祭りが開催されました。特に神田明神は今年本祭り、境内の賑わいがインターネットテレビでも中継されておりました。三社祭とは違って、各町会連合の100基以上のお神輿がまる一日かけて宮入参拝をするのです。
その目玉の一つが、旧神田市場の江戸神社千貫神輿です。現在のお神輿は昭和33年に造られたものですが、一際目立つ大きなお神輿で代々その大きさは変わっていないそうです。輿担ぎ屋さん達は一度は肩を入れたいという浅草でいえば本社神輿のような羨望の存在なのです。また、このお神輿だけは人が乗っても良いことになっているそうで、これに乗るのは江戸神社奉賛会の幹部だけですけど、堂々とお神輿の上に乗って参拝を受ける姿をインターネットテレビで拝見しながら、どれも神社の神聖なお神輿でなのに、浅草神社では、神聖なお神輿に乗っちやいけないと目くじらを立てているのです。これも、祀っている神様の違いからなのでしょうか。
神田明神はだいこく様でお馴染みの大己貴命(おおなむちのみこと)と、えびす様でお馴染みの少彦名命(すくなひこなのみこと)、そして、平将門命(たいらのまさかどのみこと)が人間として加わった三者なのです。一方、浅草神社は観音様を拾った漁師の桧前浜成・竹成兄弟、そして、観音像を奉安して供養護持のかたわら郷民の教化に生涯を捧げたという土師真中知(はじのまつちのみこと)の三人の人間を神として祀ったのが三社権現社(浅草神社)の始まりとされているのです。そもそもの発祥の違いから「神聖な」の意味合いが変わってしまったのでしょうかね。今回は、宮出し・宮入り参加の同好会より誓約書が提出されているので、たぶん、お神輿には乗らないでしょうね。神輿の上に乗っている写真の公開を禁じるような文章も出ていないようだし・・・。
『今朝の雷門』
さて、今日も忙しいのでいつもより30分以上も早めの散歩です。昨日の日曜日は浅草の人出はどうだったのでしょう。あほまろは秘密基地の中で一日過ごしていたもので、外の様子を知る由もなかったんですよ。ただ、神田神社の例大祭だけは、インターネット中継で見ながらでしたけどね。神田のような中継放送、三社祭もあったら地方の方も楽しめるでしょうね。

『今朝の宝蔵門』
手前のコーン、敷石が壊れているところを修復するために置かれているのです。ここの敷石、お神輿を担いで通ると判るのですけど、かなり緩んでいるのですよ。

『今朝の浅草寺』
あほまろは、このように静かな境内が好きですよ。

おや、誰かがこっちを撮っているのかな・・・。
『今朝の一写』
本格的な格好でランニングやってますね。朝の境内には、ウォーキングをする方は多いのですけど、走っている方は少ないのです。ところで、マラソン、ランニング、ウォーキング、ウォークマン、ウォーク‐イン・クロゼットは全く関係ないか。
マラソンってのは競技名でしょう。
ランニングっての走ることを英語で言っただけでしょ。
じゃ、ウォーキングと散歩はどう違うの。広辞苑を調べてみたら「気晴らしや健康のために、ぶらぶら歩くこと。」を散歩というと書かれているので、あほまろが毎朝行っていることはウォーキングじゃなくて散歩なのでしょうね。あ〜、忙しいのになんでくだらないことばっかり頭に浮かんでくるんだよ!

『今朝の境内』
忙しいのに、毎朝撮っているので欠かせません。

忙しいのにくだらないね。

急がしいのに、のんびり歩いている人が・・・。

いつもの忙しくない仲見世340メートル。レンズを通して見ていると、黒い服のお姉さん、マック喰いながら歩いて来たよ。日本の文化も変わったね・・・。欧米化?

忙しいけど、下からも撮ってみました。さっきのマック喰い横を通っていったよ。

大好きな三地蔵広場。ここだけは急がずゆっくりお詣りです。

好きも嫌いもない便所のお庭。あ〜忙しいのに・・・。

『今朝のごあいさつ』
忙しいのにこんなところで何撮ってるんだよ。

おや・・・、この人、さっきからあほまろと同じカメラであほまろを狙っているよ。

忙しいので、もしかして邪魔なのかなと避けてあげても・・・、まだあほまろにレンズが・・・。話しかけようと近付いていったら、慌てて仲見世の方に逃げていってしまったよ。叱られると思ったのかな・・・。慣れたカメラの構え方から見ると、プロかな。もっとも、一眼レフを縦位置に構えるなんての、アマチュアじゃあまりしないよね。

ブラジルから来た方々です。忙しいけど、お揃いのジャージは何かを聞いてみたのですが、ポルトガル語訛りの英語で全く理解できなかったよ。
『今朝の浅草神社』
神社です。

影向堂のお庭の石橋。能の「石橋(しゃっきょう」を歌舞伎舞踊化した「連獅子」には、親獅子・子獅子が登場し、親が子に試練を与えるため、谷底へ蹴落とすシーンが登場しますね。いつも歌舞伎であのシーンを見ながら手塚治虫の「ジャングル大帝」を想い出すのですけど。それを真似たのが「ライオンキング」で、そのミュージカルの中には「連獅子」のような踊りも登場するそうですね。あほまろは忙しいので、見たことないけど。

カーテンに隠れてしまう阿弥陀如来像。忙しいけど、隠れる前に・・・。

影向堂の前の遅咲きのツツジ。何故か、へこんだ所から咲いてきました。
先週まで水抜きがされていた伝法院のお庭の池に水が入りました。以前は、コンコンと湧き水があったそうですげ、現在は枯れてしまって、中のお水は水道水です。
朝の伝法院通り。
『今朝の自転車』
忙しいけど、自転車も撮りました。
どの娘も、マスコットのお人形がカワイイですね。みなさんどんなマスコットを付けているか、自転車よりも気になって撮っているのです。この子は天使のブタでしょうね。
マスコットとは縁の無い方だっだって、自転車姿がユニークだったもので。ごめんね。
浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
浅草の地下街ってご存じですか。先日、浅草が大好きという友人に聞いてみました。“浅草に地下街なんかあったっけ”、でしょうね。浅草の地下街はそんな存在なのです。かつて、地下鉄が入って来た時には、雷門通りの下を地下商店街にする構想があり、地下鉄工事と平行して地下街を掘ったのですが、地上の商店からの苦情で中止になってしまったのです。実は、今も雷門通りの地下には当時掘った地下街が残っているのですよ。今は、閉じられて立ち入ることができないのですけど、その名残の地下街だけはちょっとだけ現存しているのです。
浅草にいらっしゃった時には、ぜひ地下街も覗いてみてください。あほまろがお気に入りの大鏡、過去に何度も割られたのですが、そのたびに新しくなって今も現存しますよ。
写真の右側がアサクサ地下街の入口です。
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