『今朝の浅草』
暖かい朝になりました。昨日の突風がウソのようです。でも、ウソじゃ無かった証拠があちこちに見ることができるのです。雷門通りの街路樹が数本折られ、仲見世に二箇所飾られた「浅草神社御祭礼」の提灯も歯抜けになっています。それと、浅草神社を囲う奉納提灯にも一部損傷が。今から作り直すのも大変な作業でしょうね。
それは観光客には関係の無いこと、素晴らしい陽気と週末が重なったおかげで、今朝の浅草寺境内には朝から大勢の観光客がやってきます。特に、目立っているのは外国からのお客さんですね。モモちゃんと仲見世を散歩中に声をかけてくれた外人が4名、それもみんさん違う国からやって来た方々なのです。さすが、浅草は「国際観光都市」の名に相応しいところなのでしょうね。
三社祭まであと一週間となってしまいました。今週は、上野の下谷神社と神田明神の例大祭が行われています。でも、あほまろは三社祭が終わった翌日から開催されるマッチラベルの展示会の準備をしなければいけないのです。この展示会の依頼をいただいてから3月以上も時間があったというのに、まだ展示物と作品が半分ほどしか完成していないのですよ。あほまろはいつも締め切りギリギリにならないとやる気が起こらない、とはいっても、今回の締め切りギリギリは三社祭。あ〜、それじゃ締め切りギリギリは今週木曜日までってことになってしまうじゃないか・・・。せっぱ詰まると自らの業の報い、つまり自業自得というのでしょう。でも、自分では大器晩成を自負してもいるのですよ。今回だって絶対に期日までに完成するのですから。きっと・・・。
そういえば、この展示会の案内のホームページを創るのも忘れてましたね。とりあえず、ここで簡単に宣伝をさせてください。
「幸せになれるマッチワールド」と称した展示会で、今では絶滅の危機にさらされているマッチラベルと当時の資料を展示するのです。マッチは、明治から昭和初期にかけて日本の重要な輸出産業だったため、市販されたマッチの意匠の数は30万とも50万ともいわれるほど数が多いのです。更に、宣伝マッチとなるともう天文学的な数字に跳ね上がるのでしょう。それらを総て集めるのは到底無理なことなのですが、たまたま祖父が集めていた市販マッチラベル(本標)をベースに、増やした増やした、それも半端じゃ無い数に膨れあがってしまったのです。今回、東京電力PR館「テプコ浅草」から展示館の企画を頂いたことが切っ掛けとなって、助手と一緒に市販マッチラベル(本標)だけでもと整理を行った結果、総数なんと15万枚を超えているのでした。もちろんダブっているものも多いので、種類はその半数以下でしょう。その中には、明治時代の収集家が張り込んだ貴重なアルバムも多く含まれているのです。
今回の展示会では、市販マッチラベルをジャンル別に別けたパネルを22枚用意しました。1枚のパネルにおよそ150枚貼り込み、展示総数およそ3000枚。その他、明治時代のマッチやマッチに関するグッズなども展示する予定です。
期間中は、あほまろの友人たちの協力を得た「幸せになれる・なれそう・なれた・それともなれない」創作マッチ展も同時開催します。作家のみなさん、素晴らしいマッチラベルを創ってくれました。古いマッチラベルのコレクションをどうのこうのを問うよりも、きっとこっちの方が一般の方々に受けるでしょうね。会場には、みなさんにも創作マッチを創っていただけるコーナーも用意しております。
会期:5月23日〜7月1日。会場:テプコ浅草館。
詳細は、下のポスターをクリックしてご覧ください。

あほまろのコレクションをポストカードにした本が完成しました。
「廿世紀モダンマッチ・ラベルズ SER.1 幸せな動物たち」
戎光祥出版 価格税込み1000円(文庫本サイズ)です。
このシリーズはマッチのジャンル別に続々続きますよ。
お求めは、アマゾン、楽天ブックス、丸善など有名書店にて好評発売中。
『今朝の雷門』
昨日の突風で雷門の大提灯が揺れている様子がニュースで流れてましたね。あほまろも目撃していたのですが、あほまろのカメラではムービーは撮れないので断念しました。今朝はもちろん全く揺れてませんよ。でも、奥の方を見ると・・・、損傷した提灯が・・・。

『今朝の宝蔵門』
スッキリと晴れた青空に真新しい宝蔵門の朱色が眩しかったです。仁王様の緑色も鮮やかですね。

『今朝の浅草寺』
今朝も境内の散水が行われています。観音様の境内はアスファルトじゃ無いので、ちょっと風が吹くと土埃が舞うので、観光客を気持ち良く迎えるためにはこの散水は欠かせないのでしょう。

本堂から見た宝蔵門です。まだ大提灯が下がっていないので、見通しは良いですね。
『今朝の一写』
何撮ってるのかな。観察してみると、あほまろのように通行人を狙っているのです。彼はイギリスの写真学校の講師で、休暇を利用して日本人を撮りに来たそうです。彼の観察によると、日本人独特な歩き方は、内股でうつむいて歩く姿。これも和服の影響なのですと語っていたのです。でもね、今の若い連中は和服なんて縁が無いのですけど・・・。何か、とっても偏見を含んだ先入観で日本人を観察しているようでした。
そんなに隠れた撮るよりも、堂々と撮ったらよいのにね。

『今朝の境内』
昨日の突風で吹き飛ばされて歯抜けになった提灯です。手前が3個、奥が1個ありませんよ。

いつもの伝法院のお庭。ここも突風で吹き飛ばされた木の葉が散らばってました。

吹き飛ばされてもまだなお五重塔を覆っているサクラの木です。

弁天山の朝。今までは逆光で見えにくかったのですけど、どんどん木の葉が多くなると雰囲気も変わってきますね。

三地蔵広場。大きな庭石も置かれました。

公衆便所の前には銀杏の木が植樹されるそうです。

仲見世340メートル。歯抜けになってしまった提灯がいたましいね。

もう一枚歯抜けの提灯。これも過去に例の無かった珍しい光景なのですよ。喜んではいけないことでしょうけど、いっぱい撮ってしまいました。

『今朝のごあいさつ』
朝から観光客がやって来ました。仲良しカップル、モモちゃんにカワイイって言ってくれましたよ。

独りで歩いて来られる方も観光なのかな。

台湾からいらした方々です。これからディズニーランドに行くといってました。最初が浅草で次がディズニーランドって観光パターン、多いですね。

アメリカから一人旅のお兄ちゃん。まだ高校生なんですって。

イタリア人のカップル。本堂の大提灯の前でシャッターを押してあげたのですけど、モニターをじっくりのぞき込んで何か不満でも。確かに人物は小さくなりますけど・・・、二人の顔だけ撮るなら何も浅草じゃなくてもあんたの国でも出来るでしょ。

こちらも台湾からです。台湾のみなさんは、お線香を頭上にしてお詣りするのです。二人とも陳さんです。台湾では、タンさんっていうのですよ。あほまろの知り合いにもタンさんがいます。台湾で一番多い名前なのですって。
牛タンは牛の舌、それじゃ牛チンは何かな。ばかだね。
朝から缶ビールを飲みながら歩いて来るかたが・・・。こんなノンベイと一緒じゃ無いよって雰囲気で、先を歩いているのはお連れの方なんですよ。“そんなの早く捨ててしまいな”、怒ってました。

『今朝の浅草神社』
あと一週間で本番を向かえる浅草神社。一年を三日で稼ぐ良い神社ってか。

準備は万端整った桟敷席。ここの提灯も一個、飛ばされてしまいましたね。

『今朝の自転車』
最近は、こんな小さな自転車を多く見かけるようになりましたね。あほまろの知り合いも最近手に入れて喜んで走り回ってますよ。それも、パチンコの景品で貰ったとか。

伝法院通りを、荷物をいっぱい積んだ自転車が走って行きます。積み荷の段ボールに描かれたピストルが妙にリアルだったもので。
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