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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年4月25日(水) 旧暦3月9日大安

- 給料日 -

日記写真


『今朝の浅草』 
 “♪給料日、きゅうりょうび、キュウリョウビ・・・”、今年からサラリーマンになったばかりの繁さん、雨にもかかわらず大きな声を出しながら歩いてきました。“給料日でこんにちは”、そうです、サラリーマンにとって今日は嬉しい日なのですよね。昨日までは、お祭りが近づいて何かと出費が嵩んでいたのですが、お金が無くて身動きがとれない状態だったそうです。“貯金、そんなの貯まるワケないよ、江戸っ子は宵越しの金を残さないって相場が決まってるじゃない”、おやおや威勢の良いことをおっしゃってますが、確か繁さんの両親は千葉県の出身じゃなかったのかな・・・。“軽薄短小のこの時代、最近は三代なんてかったるいこといってないで、一代でも江戸っ子さ”、そうでしょうね、もともと東京は田舎者のよせ集めなんですからね。

 北海道生まれのあほまろだって、40年以上も東京で暮らしているので意識は江戸っ子なんですけど、近所で偉そうに振る舞っているガキに“北海道の田舎者が偉そうなこと言うな”なんていわれたことがありましたよ。

 考えてみたら、今日は新入写真にとって、はじめての給料を受け取る日なんですよね。受け取るといっても今では銀行振込なので初任給を受け取るという感動は少ないのでしょうけど、繁さん、今朝はさっそくコンビニのキャッシュディスペンサーで入金をチェックしてきたそうです。“ちゃんと入ってましたよ”とっても嬉しそうに、“♪給料日、きゅうりょうび、キュウリョウビ・・・”
を繰り返しながら地下鉄駅方向に歩いていきましたよ。
 仲見世や観音広場を歩いて通勤される方の中にも、今日が給料日の方も多くいらっしゃるでしょう。そんな目で観察してみると、みなさん雨にもかかわらず表情は明るいようです。きっと、今夜の繁華街はサラリーマンの飲み会で盛り上がることでしょう。

 雨の日はなんとなく暗くなりがちの散歩ですが、朝っぱらから陽気な繁さんとの会話で、あほまろとモモちゃんもお気に入りの“♪Singin' in the Rain・・・”、鼻歌にステップを踏みながら、なんとなくウキウキ。「雨に歌えば」って映画ですね。そしてモモちゃんには、メアリーポピンズの
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・”、この呪文で早く人間の言葉が話せるようにならないかな・・・。給料日のおかげで、雨の朝でも陽気な散歩となりました。
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『今朝の雷門』
 雨で濡れた路上に写る雷門。最近、ここの舗装工事が終わったばかりなのでいつもより写りがきれいですね。あほまろが8年間、毎朝撮っている写真の中で、ほどよく濡れた路面に、大提灯の文字がはっきり写っている写真は三年前のたった一枚だけです。今朝の写真はかすかに文字が読み取れるので、かなり良いほうかも。
   写真00
 大雨のあとなどには、こちら側にも水が溜まることがあるのです。ちゃんと路面に大提灯が写り込んでいる写真もありますよ。
   写真000
 水はけの悪い観音広場、水溜まりができると観音堂が写るのです。今朝はまだ水溜まりは出来ていませんでしたよ。
   写真000
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『今朝の一写』
 傘をさしても携帯は話せないじゃなく、離せない。話せなくてもメールがあるものね。
  写真1
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『今朝の境内』
 きれいに掃き清められた伝法院のお庭です。
   写真12
 本来は五重塔が見える場所ですが、生い茂った桜の葉と雨で、まったく見えなくなってしまいましたね。
   写真12
 雷門が登場する歌は数々あれど、「宝蔵門」が登場する歌って聞いたことありませんね。でも、この門の別名を「仁王門」とも称されているので、確かヤクザ映画の主題歌の中に「仁王門」の言葉が入っていたような・・・。
 雨の中でモモちゃんと色々な鼻歌を歌いながらの散歩、英語の歌からころと変わって、“浅草(エンコ)生れの浅草育ち 極道風情といわれていても 幼なじみの 観音様にゃ・・・”、健さんの唐獅子牡丹になってましたよ。
   写真7
 “♪Listen to the rhythm of the falling rain, Telling me just what a fool I've been・・・”、あほまろと同年代の方はご存じですよね。「悲しき雨音」カスケーズ。
 「降りしきる雨音のリズムを聞くと、お前は何てバカなんだって言っているみたいだ、雨なんて消え去ってむなしく泣かせてくれればいいのに・・・」
 “Rain, won't you tell her that I love her so Please ask the sun to set her heart aglow・・・”、「雨よ ボクが愛しているってことを彼女に伝えてくれないか・・・」
 あほまろ青春時代のバンド活動で得意な楽曲の一つでした。ギターを奏でながら・・・あぁ、想い出すな・・・。
   写真3
 学生はどんな雨の歌を歌っているのでしょう。あほまろは良くわかりませんけど、ドリカムの「雨の終わる場所」っての若者は知っているでしょう。それと、荒井由美の「冷たい雨」なんかは年代に関係なく歌われていますね。
 雨の歌の話題で、境内で犬仲間のお姉さんが教えてくれました。おじさん、どっちも知らないな・・・。
   写真3

 演歌には雨が多いですね。有名なのは八代亜紀さんの「雨の慕情」“♪雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い”とか、三次英二さんのそのまんま「雨」
   写真3
 アメリカ人はもちろん英語の歌ですね。旅行中に知り合った方々が一緒に観音様にお詣りにやって来たという学生さんに聞いていたら、“年令の関係無く誰もが知ってるアメリカの歌は「Rainy Days And Mondays」かな”と口ずさんでくれました。あ〜知ってるカーペンターの歌ですね。
   写真3
 このお嬢さんも給料日なのでしょうね。雨の中でもなんとなくウキウキして歩いてましたよ。なんとなく 八神純子さんの「みずいろの雨」って雰囲気ですよ。
   写真3
 いつもの340メートル。傘のオンパレード。そういえば、井上陽水さんの「傘がない」っても雨の歌でしたね。
   写真7
 この娘はいったいどんな雨の歌を知ってるのかな。、まさか“♪あめあめすれふれ かあさんが・・・”じゃないよね。
   写真9
 雨の浅草神社。ところで、神社の神主さんたちも今日が給料日なのでしょうかね。
   写真10
 水溜まり。桜の時期は写りがきれいでしたね。
   
写真11 
 かつてこの枝にも桜が満開だったんですよ。
   写真12
 三社祭も近付いて、街にも待ちに待った提灯が。
   写真12
 これ一個寄付するのに一万円なのですって。でも、金出したからっていって誰もが奉納することはできないそうです。ちゃんと町会で吟味された企業だけが許されるとか。いつか「江戸網」の提灯も吊してみたいね。とはいっても、北海道の田舎者じゃ一生無理でしょうね。
   写真12
 伝法院通りにも股木提灯が取り付けられました。
   写真12
 雨の給料日が発端となって、今朝は出会う人達と雨の歌の話題ばっかりになってしまいましたね。それ以外の話題が無かったので、今日はこれでお終い。
   写真12


今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数84枚
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