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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年4月17日(火) 旧暦3月1日先負

- 諦めの時期 -

日記写真


『今朝の浅草』 
 なにか冬に逆戻りをしてしまったかのようですね。今朝も寒い小雨の中を嫌がるモモちゃんを強引に引っ張っていつものコースを歩いてきました。最近のモモちゃんの歩きとってもとってもゆっくりゆっくり、おかげで歩調を合わせるあほまろもゆっくりゆっくり、かえって疲れてしまうんですよ。
 モモちゃんのような小型の柴犬の平均寿命は12〜15歳くらいといわれています。なかには、医療の発達、食生活の向上などで更に長生きも可能になってはいますが、高齢になると避けられないのが、がん、糖尿病、心疾患などの病なのです。モモちゃんは3年前に体調を崩し子宮筋腫の手術で入院、退院後は徐々に元気を取り戻し、今のところ他に病気は無いようですが、さすがに年令には勝てないのでしょう。

 今朝、モモちゃんが自分の体力の落ちてきたことを自覚しているような出来事がありました。浅草神社の境内は水はけが悪くいつも大きな水溜まりが出来ているのです。今までのモモちゃんは、水溜まりを簡単に飛び越えて歩いていたのですが、今朝は飛び上がっても二度も失敗して水溜まりに落ちてしまうのです。さすがに三度目は飛ぶのを諦めて水溜まりの中をジャブジャブ歩くのでした。“もう無理はできないんだな・・・”、モモちゃんの呟きが聞こえてくるようでした。

 老犬モモちゃんですが、こうして写真で見るとまだまだ若く見えますね。顔全体が毛で覆われているのでシワなんてまったく無いように見えるからなのでしょう。でも、毛を掻き分けるとシワや色素の沈着も出来ているのですよ。人間も顔に毛が生えていたら、いつまでも若く見られたのでしょうね。
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 老人と老犬。いつものカーブミラーも昨日までとっても汚れていたのですが、昨日からの雨で埃が洗い流されたことで見違えるほどきれいになりましたね。嬉しくなって、記念写真です。
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『今朝の雷門』
 「トイレから真っ赤な光と煙」今朝の新聞の見出しです。TOTOの温水洗浄便座「ウォシュレット」が発火する事故が多発しているようですね。我が家のトイレも温水洗浄便座
ですが、会社が違うのでとは安心はできないようです。あほまろはお尻に水がかかる感触が嫌いで使うことがないので、コンセントを抜いておきたいのですが、女房や子ども達が許さないだろうな・・・。火事になりそうになった家の方が“まさかトイレから火が出るなんて。家に誰もいなかったら、どうなってたんでしょう”と語ってましたが、まさかトイレが、人事に思えない事故ですね。

 “アノ〜・・・”、雷門前で声をかけられるとあっカメラねと、ついつい“はい良いですよ”と答えてしまうのですが、今朝の女性はちょっと様子が違っているようです。何かモジモジしながら“アノ〜アノ〜・・・”、何ですかと尋ねても帰ってくるのはたぶんタイ語であろうと思われる聞き慣れない言葉。モジモジしている態度から察するにトイレなのかも。トイレならこの先の右側にありますよと、日本語で教えてあげると判ったのか判らないのか、示した方向に走っていきましたよ。

 まさか、公衆便所には危険な「ウォシュレット」
なんて置いてないでしょうけど、最近は洗濯機から発火して民家が全焼したり、携帯電話の電池が発火したりと、便利さ優先で発展をし続ける文明の利器総ての安全性を見直さなければいけないのでしょうね。
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『今朝の一写』
 モモちゃんは飛ぶのを諦めた水溜まりを、軽快に飛び越えながら傘もささずに走ってくる女性がいます。小雨ですが風が強いので傘の無い方が急げますからね。
  写真1
   

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『今朝の境内』

 もうすぐ両側に取り付けられた桜の飾りも取り外されるのです。昨年は19日で無くなってましたよ。
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 宝蔵門を覆っていたシートの一部が取り外されました。今年の三社祭の時までに通路も開放してほしいですね。
   写真12
 伝法院のお庭。桜の花びらが終わると花を支えていた小枝まで落ちてくるのですね。
   写真7
 昨日は撮るのを忘れてしまった、いつもの五重塔が見える場所でもこれから五重塔が見えなくなる場所になってしまうんです。なんのこった。
   写真3
 おや、お母さんはまたお帽子を被せてもらいましたね。でも、子供の帽子は無くなってるし・・・。
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 子ども達は、ピチピチ・ジャブジャブ・ランランラン。
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 お婆さんたちは、ペチャペチャ・ダラダラ・ランランラン
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 あめあめ ふれふれ 坊さんも、テクテク・ジャラジャラ・ナンマイダ
   写真3
 信心深い台湾からの方々が本堂と香炉の間を行ったり来たりしてお詣りをしていました。台湾では毎朝同じように「龍山寺(ロンサンスゥ)」を詣でているといってましたが、水舎の中に一人取り残された子供が寂しそう。信心深い親というのは子供にとっては大敵ですね。何と言っても、子供以上に仏様を信じているのですから。子供は親の言葉や行動に反発したりしますが、仏様は決してそんなことはしません。仏様を愛するってのは自分の子供を愛するよりも楽なのかな・・・。
   写真7
 浅草神社です。何か変わったの判りますか。
   写真9
 ほら、三社祭の幟を取り付ける支柱が出来たのですよ。
   写真10
 こちらは三社祭の桟敷席です。
   写真11
 
 こちらは、モモちゃんが落ちたピチピチ・ジャブジャブ・ランランラン。
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 ♪さよ〜ならさよぉなら 元気でいてね 好きな二人は いつでも逢える・・・。とはいかないのが桜の花ですね。♪待って待って 待っているのよ 独りでいるわ・・・。
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 境内の桜が終わって新しい花の季節がやってきました。
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 目の覚めるように鮮やかな赤ですね。昨夜は久しぶりに尋ねて来た友人と飲み過ぎてしまって、二日酔い気味のあほまろにこの色は、刺激的でしたよ。
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 まるで紅葉したかのような葉を付けるのは、モミジの一種なのでしょうかね。
   写真12


今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数93枚
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