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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年4月16日(月) 旧暦2月29日赤口

- 写真俳句 -

日記写真


『今朝の浅草』 
 雨が降りそうです。というか、途中で小雨がぱらついている中の散歩になりました。おかげで、早足の散歩となってしまって、帰って写真の整理をして気付いたのが、いつもの場所を撮っていない・・・。あら、モモちゃんを撮るのも忘れてしまったよ。過去の写真を使うわけにはいかないし、暗いけどあほまろの書斎で休んでいるモモちゃんの横顔を撮らせてもらいました。

 朝日新聞のウエブ版でに登場した「アスパラ写真俳句塾」。写真と俳句を組み合わせた作品を募集し、作家の森村誠一さんとアスパラクラブにて審査をし、優秀作品はネクスト・エージ紙面やホームページなどで紹介するという企画です。
 この企画がユニークなのは、写真と俳句を同時に組み合わせ、季節の移ろいや日常のひとこま、動植物、自然の姿などを表現しようという新しい文芸ジャンルではないでしょうか。最近は、携帯電話にも当たり前となったデジカメ、国民総デジカメ時代に相応しい企画ですね。

 今までのあほまろは、何気なく撮った写真を眺めながら写真のコメントとしての俳句や川柳を考えてみるというのがほとんどでした。ところがこの企画を知ってからは、デジカメを片手に普段は被写体と成り得ないところにもカメラを向けてしまうようになったのです。その瞬間に浮かんだフレーズを同時にカメラで録音してしまう。そう、そんなことも今のデジカメには出来るのです。そんな機能が付いていない場合はメモ用紙を持って歩くと良いでしょう。あほまろはデジカメと一緒にメモリー録音が出来るボイスレコーダーを持ち歩いているのです。

 写真を撮るだけじゃなく、一緒に俳句をひねってみる。とはいっても俳句なんて敷居の高い文学はたしなみの無いあほまろですから、どっちかというと川柳とか狂歌ってジャンルに入るのでしょうね。
 たとえば、今朝の写真のように新入生を優しく学校まで導いてあげている二年生のおねえちゃんを見ながら、

 「四月から ピッカピカの おねえちゃん」

 “あのね、交差点で走ったら危ないよ”、なんて新入生に教えてあげていたおねえちゃん、“はい、わかりました”と、新入生。とっても微笑ましいピッカピカのおねえちゃんでした。
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『今朝の雷門』
 俳句の季語をい決めるのはいったいどんな方々なのでしょう。「アスパラ写真俳句塾」のために俳句の基本をいろいろ調べていると、春の季語に「新入生」ってのも入っているのです。この言葉、まさか松尾芭蕉の頃からあったとは思われないし・・・。
 雷門前で、短冊に何やら文字を書き込んでいる女性をみかけ、話しかけてみました。
彼女は俳句の文化教室に通っている方で、まだ俳句は初心者といって恥ずかしがっていました。なんとなく、格好から入ってみたくなって雷門前に来たそうです。
 ですよね。短冊に毛筆で俳句を書くなんて、とっても風流ですけど、格好から入るのだったら、和服とか作務衣とかの方がもっと風流じゃないのでしょうかね。
 ちなみに、彼女の達筆で詠んだ俳句を見せてただきました。

 「風雷門 母とくぐった ランドセル」

 雷門前で、浅草小学校の入学式の日を想い出して詠んだそうです。ちなみに、40年以上も前のことといってましたが、昭和33年から変わりない姿で建っている雷門前に立つと当時のことを鮮明に想い出すそうです。

 なるほどね・・・。俳句も写真も現場に出向かなければ創れないんですよね。これからあほまろも毎朝、写真俳句に挑戦してみることにしますよ。良い句が出来たらみんさんにもお見せしますね。あくまでも、良い句ができたら。
   写真00
 
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 小粒の雨が落ちてきました。
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『今朝の一写』
 パネルを持って歩くおねえさん。展示会用に作品を持ってきたのでしょうかね。あほまろもイベントのたびにこんな格好でパネルを持って歩いているのですよ。
  写真1
   

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『今朝の境内』

 昨日の早慶レガッタを終えると、一時的に垂れ幕も看板も何も無くなってしまった仲見世です。次ぎに掲げられるのは、いよいよ三社祭の提灯なのです。
   写真12
 こちらの「桜まつり」の奉納提灯は今月末までに撤去されてしまいます。
   写真12
 すっかり緑一色になってしまった伝法院のお庭です。実は、毎朝ここから数メートル離れた場所から五重塔を撮り続けていたのですが、急いでいたので忘れてしまいましたよ。
   写真7
 八重桜もそろそろ終わりそうですね。
   写真3
 殺風景な本堂正面。これから三社祭にかけて、ここには横断幕や警備用のイントレなどが設置されていくのです。
   写真3

 今朝の自転車コレクションは、暗いのと雨が降りそうなのとで断念しました。
   写真7
 我が家に近付くと雨がどんどん強くなってきましたよ。我が家はここオレンジ通りから2分ほどです。引っ越しの案内などで、「ご近所にいらっしゃった時にはぜひお寄りください」。そんな心にも無い文章、良く見かけますね。先日もとある友人が引っ越しをし、案内状が届きました。それにも同様のフレーズが。
 忙しい方ですが、文面を信じて“近所まで来たので・・・”って、尋ねて行ったら逢ってくれるのかな・・・。そんなことを思いだしながら。
   写真9
 浅草神社です。
   写真10
 元桜の花です。
   写真11
 
 しつこくくっついている桜の花です。
   写真12
 あ〜ぁ、終わっちゃった。
   写真12
 母子地蔵のお母さんの帽子が無くなってしまいました。でも、暖かくなってきたので、もういらないですよね。
   写真12
 ツツジ満開。この付近でツツジが有名なのは、根津権現です。4月の終わり頃が見所ですね。今年もカメラを持って行ってみますよ。
   写真12
 あほまろは白いツツジが好きです。なんとなく清楚でつつましく、まるであほまろのようなので・・・。
   写真12
 なんていったら、観音さまに叱られてしまいますよね。どっちかというと、あほまろは黒いツツジって感じが似合っているかもね。ところで、黒いツツジってあるのかな?
   写真12
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 
今朝も台湾からの旅行者がいらっしいました。お揃いのジャージを着た先生に引率された学生さんのようですね。
   写真12
 いったいどんな旅行なのか、先生らしき人に聞いてみたのですが、台湾来としか判らなかったよ・・・。
   写真12  
 台湾の方によると、台湾人の性格は、せっかくの旅行なので一分でも一秒でも惜しんで、一つでも多くの名所旧跡を廻る方が多いそうです。それで、このように早朝から浅草に訪れる方々にしょっちゅう出逢うのですね。そんな方々を引率する先生もご苦労さんですといいたかったのですが、考えてみたら先生も同じ台湾人ですよね。
   写真12


今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数80枚
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