『今朝の浅草』
雨上がりの路上に朝日が射し込んでくると、蒸発する水蒸気がまるで蒸し風呂のように全身を襲ってきます。生ぬるいというか、暖かいというか、晴れたのは良いのですが、こんなのってジメジメして気分は良くないですね。
4月も半分を過ぎると浅草の人々の頭の中は三社祭でいっぱいになっているのです。朝の挨拶にも、“今年のお祭りには・・・”、“お祭りはどこで担ぐ・・・”、などなどみなさん無理をしても会話の中にお祭りを入れたくなってしまうようです。あほまろの秘密基地にも新しい半纏が届きました。新しいといっても古い半纏に名前を入れただけでどことなく新しく見えてしまう半纏のことですけどね。もちろん今年から長いのを着たくて新調をしましたが、それはまだ届いていません。
あほまろの町会では、半纏を着ている誰もがお神輿を担ぐことができるのですが、この数年、何処でで手に入れたのか町会の半纏を着たワケの判らない連中が紛れ込んでいるのです。紛れ込んでも町会員と仲良く担いでいるのでしたら問題は無いのですが、中には酔ってトラブルを起こす輩も多く、その人間が何処の人なのかを示すために半纏に所属する企業名もしくは個人名を入れることが義務づけられたのです。それでトラブルが無くなるとは思いませんが、少なくても所属名を背負っているという責任感をもって行動してもらえることでしょう。ちなみに、あほまろの秘密基地の半纏は「江戸網」、8枚用意しているので、もし三社祭で見かけたら声をかけてね。
“お祭りまでに全部吐き出してもらいたいね”、いつもの犬仲間が通りすがりにいってました。何を吐き出してもらいたいかって、もちろん雨ですよ。この時期の浅草、会話の節々にお祭りが顔を見せるようになってきたのですよ。
携帯電話の普及で影を潜めてしまったPHS。NTTは来年でサービスを止めると発表しましたが、通話以外ではまだまだ健在というかこれからますます進化していくのです。次世代PHSの可能性を見せてくれる「WILLCOM
FORUM & EXPO 2007」が開催されました。この展示会で、くまのぬいぐるみ型端末やプラモデルタイプの端末など、さまざまなコンセプトモデルなどを、テレビニュースでご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
あほまろが注目したのは、W-SIMと称する通信の心臓部の拡張性なのです。展示会では、2枚のW-SIMが挿せる新しいモバイル端末や、音楽用のイヤホンにW-SIMの操作系を集約したものなど、今まではパソコンに頼っていたことが携帯電話を通して総てが可能となってしまう世の中を垣間見たことでした。
今後は、メモリーやGPS、更にはワンセグチューナーなどが入ったW-SIMも登場するのでしょう。WILLCOMユーザーのあほまろにとってこれからのPHSに期待は、大ですね。
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『今朝の雷門』
今朝も早めの散歩でしたが、週末とあってすでに多くの観光客がいらっしゃってました。雷門前で記念写真を撮っていた方にシャッターを押して欲しいと頼まれたのですが、携帯電話のカメラなのです。あほまろは携帯電話で写真を撮ることは無いので今まで気付きませんでしたが、片手で、それも被写体に向かって親指で押さなければいけないシャッター、これじゃ絶対に手振れを起こしてしまいますよ。携帯電話の進歩は歓迎しますが、ただ何でも付けるだけじゃなく、もうちょっと使い勝手も考えて欲しいですね。


朝日を浴びて地面から蒸発する水蒸気、蒸し風呂のようでしたよ。

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『今朝の一写』
六区ブロードウェイを散歩するワンちゃん。自転車のカゴの中はお年寄りのワンちゃんのようですね。元気な二匹のお母さんかな。

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『今朝の境内』
毎日毎日、同じことを繰り返していますが、とうとう桜が終わってしまいました。

屋根の茶色は桜の花びらが枯れたのです。

きれいな花を見せてくれたこの場所も、新緑の季節に様変わり。

誰も居なくなるのを待ってました。

ハトポッポの碑の前にムクドリが一羽で遊んでました。

モモちゃんが気になるのか、このワンちゃんず〜っとこっちを見ながら歩いていたので、大きな水溜まりに入ってしまいましたよ。

浅草神社です。

花が無くても桜なんです。

三社祭の桟敷席。

今に残るは・・・、

ちょっとだけよ。

こちらは影向堂のお庭の桜。残っているのはこの幹だけかな。
外人さんはいったい何を撮っているのかな。日本人違ってお顔が真っ白なので、直射日光を浴びると白飛びしてしまいますね。

六角堂のシダレザクラの断末魔。

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