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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年4月6日(金) 旧暦2月19日友引

- あほまろ爺さん -

日記写真


『今朝の浅草』 
 あほまろは今日で還暦を迎えてしまいました。それよりも意識の中では、とうとうお爺さん、いわゆる老人の域に達してしまったってことが複雑な気持ちにしているのです。とはいっても、年だけは誰も逆らうことが出来ず刻々と進んでいるのですよね。
 それでも、還暦の数え方になんとなく腑に落ちないことが。そもそも還暦とは十干十二支が60年で一回りするという意味なのです。満60年目は自分が生まれた年の干支と同じ干支が廻ってくる年であり、新しい干支が始まる年、いわゆる還暦は来年になるのですけど・・・。なんて、この場に及んでもまだ若く居たいと思ってしまうんです。

 4月8日はお釈迦様の誕生日「花祭り」です。この日は浅草寺幼稚園の園児たちによって大きな白い象さんを曳いて行進をするのです。この白い象は仏様のお使いといわれ、インドで神話にも多く登場しているのです。日本の民話においても白い動物は何らかの神の使いとみなされることが多いですよね。

 ♪あほまろ爺さんポチ借りて、裏の畑を掘ったらば・・・。

 おなじみ「花咲爺さん」の民話に登場するのが、我が家のナナちゃんと同じ白い柴犬(日本犬)で、名前は「ポチ」

 『あるとき犬は畑の土を掘りながら「ここ掘れワンワン」と鳴き始める、驚いた老人が鍬で畑を掘ったところ金貨(大判・小判)が掘り出され老夫婦は喜んで近所にも振る舞い物をする。それをねたんだ隣人夫婦は無理やり犬を連れ去り、財宝を探させようと虐待した上、期待はずれのガラクタが出てくると逆上して犬を殴り殺し飼い主夫婦にも悪態をついた』

 無惨にも犬は隣人に虐殺されてしまうのですが、犬のお墓から生えてきた木で臼を造って餅をつくたびに財宝があふれ出、それを妬んだ隣人に臼を燃やされ、その灰を撒くと枯れ木に花が咲いたのでした。この時の花は当然桜だったのでしょう。

 いじめられてもいじめられても、文句一つ言わない夫婦の度を越した人の良さも白い犬を飼ったおかげで穏和に暮らしていたのかもね。あほまろ家の白い犬は、ポメラニアンのタマちゃんと、写真の柴犬ナナちゃんです。日頃から、どちらかが不思議な力を持った犬であって欲しいと思っているのですけど、我が家の「ポチ」はどっちも「アホ」かな。あほまろの犬なのでしかたがないかもね。
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 今日は、これから今戸神社の神主さんに還暦のお祓いをお願いしに行ってきます。還暦は赤ちゃんに還るという意味から、赤い魔除けのちゃんちゃんこを着てお祓いをしてもらうのが習いといわれてますけど、そんなの持ってないし、普通の格好で行ってきますよ。あぁ〜、とうとうあほまろは爺さんになってしまったんですね。
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『今朝の雷門』
 昨日、還暦を境にホームページを一新しようと試みたのですが、ウェブの中にはいったいどれが必要でどれが要らないのかも判らない状態で存在している過去の遺物がゴチャゴチャなんです。一新するっとことは総てをやりなおさなければいけないってことなのかも知れませんね。
 古いファイルを調べていると、2000年〜2002年までの雷門をクイックタイムでパラパラ写真に加工したものが出てきました。カメラが定位置でないので連続性はありませんけど、観ていると季節の移り変わりと、イベントの看板や幟などの変化が楽しめるようです。これをもっと丁寧に加工したら面白いでしょうね。とはいっても、誰がやるの・・・。
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『今朝の一写』
 プロ野球界のカネにまつわる闇が明るみに出ましたね。とりあえず今は西武だけが問題の矢面に立っていますけど、先日も希望枠廃止を拒否したりと球団の名前は忘れてしまいましたが、もっともっと悪い球団がはびこっているってことは、みんな知ってることですよね。
 あほまろが知る企業の野球部にも、かつて悪い球団の役員という方が、何度も練習試合を観に来てました。そして練習が終わると部員全員を引き連れて焼肉おごってましたよ。それ以降、選手も彼が観に来るのを期待するし、それより監督の生活がどんどん派手になっていく、中古軽四輪からいきなりベンツになったとか、みんなで噂してたっけ・・・。どこの球団だったか忘れてしまったけど、あの球団って今も強いのかな・・・。
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『今朝の境内』

 一月間、
日本旅行をしているイギリス人親子です。“学校は休みなの?”との質問に、“社会経験の方が学校の授業より大切なんですよ”って、答えが返ってきました。ですよね、学校以外の経験が出来る方がより社会性が身につきますよね。別れ際に、娘さんが“ガンバッテネ”と日本語。正に、旅行が社会勉強になってましたよ。
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 伝法院のお庭も時間が経った花びらで汚くなってしまいましたね。
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 落ちた花びらがどんどん枯れてます。
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 この状態を何と表現したら良いのか・・・。いつもの五重塔です。
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 浅草神社でも還暦のお祓いってやってくれるのでしょうかね。
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 桜が咲いていく過程には、「分咲き」という単位がありますが、散り際はどのように表現したら良いのでしょう。それを考えても出てこないんです。そなたか教えてください。ちなみに、咲き始めでいうと、浅草神社の現在の状態は3分咲きと同じようです。
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 団子のように固まって咲いているところはまだいっぱい咲いているように見えてますが、よく見るとどの花も歯抜け状態。団子のようなのできれいに見えているだけなのです。
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 団子のようで団子じゃ無し。ましてアンコがあるじゃなし。
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 昨日までに散り落ちた花びら。水の中でまるで化石のようになってますね。
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 六角堂のシダレザクラもお終いに近付いてきました。
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 シダレザクラは一旦花が散ってから葉が出てくるのです。
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 ここも毎朝、散った花びらの掃除が大変なのです。
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 こちらは、ツツジ桜じゃ無くて本当のツツジです。桜が終わると、境内はツツジが咲き乱れるのです。特に、奥山の中心部の植え込みはきれいですよ。
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 還暦爺さんの自転車コレクション。
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 
国際通り沿いの歩道が整備され、全期の予算ギリギリの作業で、このような掲示塔が設置されました。今は台東区の案内が貼られていますが、こんなのを貼るだけじゃもったいない設備です。それよりも、こんなところにこんなの必要無いんじゃないのかな。これだって、我々区民の税金が使われているのですから、これを設置した理由と効果を示してもらいたいですよ。ちなみに施工は随意契約の企業だったとか。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数141枚
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