『今朝の浅草』
寒い〜!!!玄関を出た途端に顔に寒気がピリピリ押し寄せてきます。今朝の冷え込みはこの冬一番じゃないのかな・・・。でも、昨年の同じ時期は、このような朝は当たり前だったんですよね。昨年の日記にも書いたように、毎日のように並木通りの霜柱をモモちゃんと一緒にジャリ、ジャリって踏んで歩いたことを。この霜柱もたぶんこの冬初めて出来たんじゃないのかな。モモちゃんもジャリ、ジャリと懐かしい感覚を確かめていましたよ。
東京に、この冬初めての霜柱は出来ても雪はまだ降っていません。この調子でどんどん春になってしまったしたら雪の降らなかった東京は、有史以来ってことになるのかも知れませんね。
霜柱は関東地方のような赤土に発生しやすく、氷の細長い柱と気管の束からできています。気温がO.3度くらいになると霜柱が立ち始めるのですが、地温がそれ以上に低くなりすぎると霜柱の生長に使われる地下の水が凍ってしまい、霜柱は立たずに凍土となってしまうのです。ですから、昔から「霜柱が出来た日はお天気が良くなる」ともいわれているのですよ。ことわざ通り、今朝の空は雲一つ無い青空が広がっているのですよ。

ここはモモちゃんが踏んだ霜柱です。乗っかると潰れる感覚が気持ち良いのでしょうけど、裸足で冷たくないのでしょうかね・・・。
定点観測の梅の木「おもいのまま」です。これが総て咲き揃った頃にソメイヨシノが開花するのですが、今年は開花が早すぎてソメイヨシノまで間に合わないかもね。

派手な境内の中で人知れず咲いている「おもいのまま」ですが、あほまろの定点観測のおかげで気付かれる人も多くなったようです。今朝も写真を撮っていると、後ろから声をかけてきたお嬢さん、“ここだったんですね。日記の梅を毎日捜していたんですよ”って喜んでました。

デジタルカメラ全盛時代になり、画像処理の方法も変わってきましたね。フイルム時代は画像を加工する技術といえば、個人ではトリミングと簡単な覆い焼き程度しか出来なかったのですが、デジタルではソフトを駆使して思うような写真に変えてしまうことだって出来るのです。
あほまろが使っているソフトは、Photoshop。これによって暗すぎる写真の露出補正や、誤って写り込んだCCD内部とレンズのゴミの除去などを行ってここに掲載しているのです。もしかするとそれだってもはや真実を写す「写真」とは言えないのかも知れません。先日、ロイターより配信されたレバノン空襲の写真について、実はその写真を撮ったカメラマンがPhotoshopを使って煙を足していたということが発覚し問題になりました。そんなのは氷山の一角、最近の新聞や雑誌に掲載される写真の中にも、Photoshopを深く知る者は簡単に改ざんと解る写真も多く見かけるようになりました。記事の盗作は問題にされても、写真の盗作それも改ざんして掲載されたものに関しては知る由も無いのが現状です。
そうした事態を重く見た、Photoshopを開発するアドビ社では、写真の改ざんを見抜くため、米ダーツマス大学と共同で“ウソ発見器”フィルターを研究しているそうです。これが完成したら、マスメディアは掲載する前に必ずフィルターを通してから、そんなことになってしまうのでしょうね。ちなみにあほまろの写真にフィルターを通してもウソはありませんよ。加工といっても多少の露出調整と、不要な部分を切り取る(トリミング)だけですから。
昨日は、春の火災予防運動の一環として、落語家の鈴々舎馬風師匠が一日消防署長を務めた「防火パレード」と「消防演習」が開催されました。詳細は、「昨日の行事」をご覧ください。
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『今朝の雷門』
モモちゃんと並木通りの霜柱を踏みながら車道を歩いてきました。この時間は全く車がいないのです。でもさすがに休日だけあって、早朝から仲見世通りを歩く人は多いようですね。


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『今朝の一写』
モモちゃんの写真を撮ろうと構えている時に、朝日を遮った影。その瞬間ノーファインダーでシャッターを切ってしまいました。ノーファインダーでトリミング無しですが、とっさの行動でも結構良く撮れましたね。撮った瞬間に手応えを感じた今朝の一枚でした。

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『今朝の境内』
寒い寒い浅草神社です。

暖かくなって蕾を付けてから、一度気温が下がらないと、ソメイヨシノは春を感じてくれないのです。

この寒さはソメイヨシノにとって春の合図なのですよ。

寒いはずです。神社の境内が凍りついていますよ。

真剣におみくじを読みながら階段を降りて来る方、あまりに夢中になりすぎて最後の階段でよろけましたよ。彼にとって重要なことが書かれていたのでしょうかね・・・。

いつものワンちゃんたちです。お洋服を着た柴犬は暖かそうですけど、モモちゃんは嫌がるんですよ。モモちゃんがこんなのを着たのは、手術の後だけでしたね。

浅草公会堂の扉から大吉さんが見えてますよ。先週で「浅草ふくまる旅館」の撮影が総て終わり打ち上げが行われておりました。水戸黄門と三ヶ月ごとに繰り返されるので、次回は7月からとなるのですね。写真をよく見るとモモちゃんも写ってたりして。

子供を乗せた自転車が走り去って行きます。寒さでコートにすっぽりとくるまれた子供さんが可愛いですね。

伝法院通りを寒そうに歩く人たち。たぶんね。

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『昨日の行事』
春の火災予防運動の一環として、落語家の鈴々舎馬風師匠が一日消防署長を務めた「防火パレード」と「消防演習」が開催されました。午前10時半に雷門前に集合したみなさんは、一日消防署長の号令と共に仲見世通りで防火を訴えながらパレードです。
出発前の記念写真。

馬風師匠を先頭に、町会のみなさんと花やしき少女歌劇団のみなさんが「火の用心、マッチ一本火事のもと」を叫びながら歩いたのです。でもね、小学生の女の子たちが、マッチ一本・・・、のマッチをご存じなのでしょうかね。確かに防火の標語として昔から伝わってきたのですが、拘りを抜きにして、今様な標語に変えては如何でしょうかね・・・。
余談ですが、標語を変えたら兵庫の方が困るかも。なにしろ、現在もマッチの95%は兵庫県で作られているのですから。標語の兵庫のなんちゃって。

パレードは仲見世から伝法院通り、六区通りを抜け・・・。

浅草演芸ホールで記念写真を撮影。

パレードの後は、花やしきで「消防演習」です。

「花やしき」の二階より出火し、怪我人が出た模様。はしご車に乗った指揮官が見守る中、迅速な行動で怪我人を運び出す消防隊員の方々です。

演習とはいえ、迅速な行動は見ていて気持ちが良いものですね。

演習が終わり、花やしき内のステージで花やしき少女歌劇団のみなさんが「火の用心の歌」を披露してくれました。

昨日は隅田公園の梅林で「梅まつり」も開催されました。が・・・。誰も居ないステージ周りはいったい・・・。

浅草の町会のみなさんがバザーを開いて客を呼び込んでいましたが、人出は・・・。

関係者の方が多い方が、仲間内で盛り上がるのに都合が良いものね。

梅林の梅は見頃ですが、梅林といっても本数が少ないので迫力不足は歪めないですよね。

ここにも一本だけ「おもいのまま」が咲いてますよ。

東京芸術大学の学生さんたちによりお琴と尺八の演奏「松竹梅」が奏でられてました。

梅をい見ながら一句浮かんだ方は、投稿も出来るのです。その中から選ばれた名句はこのように梅の木の下に飾られるのです。あほまろも一句。
“梅干しは、梅雨の頃が旨くなる”おそまつ。


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