back today next

あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年2月20日 (火) 旧暦1月3日先負

- 歌舞伎の日 -

日記写真


『今朝の浅草』
 雨の「東京マラソン」の翌日は秋晴れの良いお天気になり、それから一夜明けると再び寒い朝になってしまいました。「東京マラソン」の日のように雨が無いだけましですが、こうコロコロ気温が変化すると誰だって気分が滅入ってしまいますね。
 それはモモちゃんも一緒です。あほまろの書斎で寝ていて外の気温が解るのか、寒い日はリードを付けても寝床から一歩も動こうとはしないのです。抱き上げて玄関まで連れていくのですが、そこから微動だにしないのです。そんな時は外まで抱っこして強引に歩かせるのですが、嫌がるのをあえてズルズルズルズル引っ張り・・・、端で見ている人はまるで虐待をしているかのように見えてしまうかも。あほまろだって可愛そうだと思いながらやっているんです。そのうち、モモちゃんもしかたなく自分で歩き出すのです。帰って来るまで嫌々ですけどね。

 今朝も機嫌の悪いモモちゃん、いつもの散歩仲間に逢ってもそっぽを向いて知らんぷり。それでもご挨拶にやって来るワンちゃんに向かって吠えたりもするのです。人間と同様、年寄りになると煩わしいのを嫌うのでしょう。

 遅く出かけてきたナナちゃんとは影向堂で再会しても、喜ぶナナちゃんを無視して逃げるような態度。遊んで欲しいナナちゃんの恨めしい顔が印象的でした。犬にも様々な表情が有るってこと、再認識させてくれますね。
 遊んで欲しいのに・・・。そんな表情のナナちゃんです。
   写真00
 「おもいのまま」がどんどん開いてきましたね。とはいえ、この梅の木はまだ若い木なので、毎年咲く花は20個程度なのです。少ない中にも、様々なパターンを見せてくれるのが好きで毎年楽しみにしているってわけ。
   写真00
 ほらね、薄ピンクの花も咲いてきたでしょ。先端の蕾もピンク色を見せているので、きっと同じような花になるのかな、できたら紅白まだらの花も見せて欲しいですね。
   写真00
 浅草寺境内の公衆便所の工事が行われていますが、その横に運び込まれた3個の大きな石、昨年末に取り壊された本堂前の石灯籠の変わりに何かが出来るのかと思っていたのですが、どうもトイレの基礎に使われるようですね。それにしては、たった3個の基礎で間に合うのでしょうか。まさか三角形の公衆便所が出来るワケじゃないでしょうね・・・。

 今日は「歌舞伎の日」です。1607(慶長12)年の今日、出雲阿国が江戸で初めて歌舞伎を披露したことに由来しているとか。それとは特に関係は無いのですが、今夜は歌舞伎見物に行ってきます。二月大歌舞伎は珍しく「仮名手本忠臣蔵」を午前と午後の通しで上演するのです。昼の部は大序からお軽勘平の道行まで。夜の部は「五段目」の山崎街道から「十一段目」の討ち入りまでです。「歌舞伎の日」だからといって歌舞伎座では特別なイベントは無いようですが、今月は歌舞伎座「二の午祭り」(2月10日でしたが)で、劇場内にはたくさんの「地口行灯」が飾られており、休憩時間に一つ一つに書かれたシャレを読み解くのも楽しみなのです。
------○------
『今朝の雷門』
 沿道の観衆の拍手と声援が、悪天候の中を走る人たちをどれほど勇気付けたことか。「東京マラソン」を振り返る番組で参加者みんさんが喜んで語っていました。以前、マラソンの特集番組でプロの選手が“声援は嬉しいが、大きな音でロック、ジャズなどを演奏されると集中力が低下してしまう”言ってました。記録を争うプロには迷惑かも知れませんが、一般参加者のみなさんは、沿道の観衆の拍手と声援が、悪天候の中を走る我々にどれほど勇気付けたことかと語ってましたよ。
 ここ雷門前で行われた江戸芸カッポレの陽気なリズムに、踊りながら走っていたランナーもいたのです。参加者も地域の人々も観光客までが一緒になって楽しめるイベント「東京マラソン」、今朝も写真を撮りながら、ここで興った二日前の出来事、振り返れば振り返るほど素晴らしいイベントだったな・・・って、懐かしんでしまいました。

 開催前は、石原都知事は選挙運動のために大風呂敷を広げて人気を誇るために開催するのだろう。そんな程度にしか思っていなかったのですけどね。結果は大風呂敷どころか、共同体意識が希薄だとされていた大都会に、新たな息吹をももたらしてくれたかのようにも思えるのです。これじゃ、次期都知事の席も安泰でしょうね。
   写真00

   写真000
------○------
『今朝の一写』
 いつもここでおやつを貰っているかわいいワンちゃんたちです。浅草に越して来た頃には、モモちゃんとハニーちゃんもこの辺で、おやつを楽しみにしていたのですよ。考えてみたらあれから満7年以上も経ってしまったんですね・・・。
  写真1
------○------

『今朝の境内』

 宝蔵門の修復工事、現在は通路の柱の補強工事に取り掛かっているそうです。建物の修復工事といえば、普通は足もとから取り掛かるのですが、浅草寺の行事やお正月の混乱を避けるために屋根から作業を始めたと作業員がいってました。
 確かに柱の工事が始まったため、通路がどんどん狭められてしまいましたね。総ての完成は6月になるそうですが、三社祭までには通路の覆いだけは取り去られるそうです。
三社祭といえば、今年から宮出しの形体が変わるそうです。今日はそのことについての記者発表が行われるとか、いったいどのような宮出しになってしまうのでしょうね。
   写真2
 浅草寺境内をきれいに保っているのは、毎朝、清掃作業に従事する方々のおかげなのです。以前は境内のあちこちににゴミ箱が設置されていたころは目立ったゴミが無かったのですが、ゴミ箱を設置すると危険物を入れられる可能性が有るとかで撤去されてから、お菓子の袋やビニール袋など、急激にゴミが多くなってしまったのです。今朝も、プラスチックのお菓子の箱を銀杏の木に下に放り投げて行った若者を見かけました。これだって、ゴミ箱が有ったら捨てなかったでしょう。ゴミ箱撤去の理由は、危険物防止のためだけだったのでしょうかね・・・。
   写真3

 この時間は清掃員のおかげできれいに片付いているのですが、もうちょっと早くに来ると境内には結構ゴミが散らばっているのです。東京マラソンの朝には、脱ぎ捨てられたズボンと靴が落ちてましたよ。作業員の方が、“ここで着替えてからマラソンに行ったのかな”なんて冗談を言いながら片付けてました。
   写真3
 乾燥期なので、毎朝の水まきは欠かせません。水まきは清掃作業が終わってからとなるのです。
   写真6 
 後ろの二天門、こう見ると結構汚れが目立ってきましたね。ここの大提灯は穴だらけで見るも無惨な姿になっているのですが・・・。
   写真7
 一応国の重要文化財なもので、勝手に修復が出来ないのだそうです。二天門の話題なので、対象物を見せながら解説をした方が良かったのかも知れませんが、通勤で地下鉄に急ぐお姉ちゃんたちを交えながらの方が楽しいでしょ。
   写真7
 浅草旅行にやって来たお嬢さんたちです。
   写真9
 お詣りする前に手を清めなければいけないんだよ。“冷たいからイヤ”、と言いながら本堂に入って行きましたが、食べ終わったお菓子の袋はいったい・・・。
   写真10
 浅草神社です。
   写真11
 
 浅草神社の桜の蕾。
   写真12
 昨日と全く変わらなくても蕾の内部では日増しに変化を遂げているのでしょうね。
   写真12
------○------
 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 話題の無い朝は、いつもの自転車コレクションです。朝の自転車1000台を目指して必至に撮り貯めているんですよ。それがどんな意味があるのか気にしたことはありませんが・・・。
   写真14
   写真15
   写真15
   


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数71枚
back today next