『今朝の浅草』
一日ずれていたら・・・。昨日と一転し、暖かくて良いお天気になりました。天は、時折我々人間たちの営みを嘲笑うような悪戯をするのだろうか・・・。そんなことも考えてしまうのです。
雨にもかかわらず、日本の首都で暮らす人たちの気持ちを一つにしてくれた「東京マラソン」、大きな混乱も無く無事終了したことも雨がもたらしてくれたとのコメントをしているテレビ局もあるように、結果、雨が降ったので沿道の人出が予定の半分ほどだったってことが余計な混乱を避けてくれたのかもしれませんね。それを考える初めての試みを成功させるため、天は我々に見方をしてくれたのかも。なんて、くだらないことまで考えさせてくれるような、今朝の散歩は、暖かくとっても快適な春の陽気を与えてくれたのでした。
2才の誕生日を過ぎたナナちゃん、筋肉質でどんどん逞しくなってきました。ただ、柴犬の特徴、尻尾の輪ができないのです。ペタっと横になってしまう尻尾、なんとかモモちゃんのように立ててあげたい。こんなのを矯正する治具のようなもの欲しいですね。それと、白いブタ鼻も黒くする方法なんてのは絶対に無理でしょうか。獣医に相談してみましょうかね・・・。“どうしても黒くしたかったら油性マジックで塗ったら簡単ですよ”、そんなこと提案されたら、リンダ困っちゃうって、古いギャグでごめんね。なんたって、あほまろは団塊の世代なんですから。

五重塔の前の紅白二色の梅「おもいのまま」がどんどん開いてきました。まだ白い花だけ開いていますが、紅色の蕾も着いているので、そのうち開いてくれることでしょう。誰ですか、“これだって、水性マジックが有るじゃないか”って思っている方・・・。
バブル崩壊後、それまでは絶対に考えられなかったライバル企業の合併統合が現実のものになっています。その中で最も驚いたのが金融業の老舗「三井」と「住友」の合併でした。どちらも江戸時代から続く老舗の「のれん」にこだわって、その名前だけは社名に残ってはいますが、いずれそれも消えてしまうことでしょう。その後も様々な合併統合が行われ、「以前の何々銀行は今の何処なの?」、どんどん解らなくなってしまいました。
あほまろが取引している証券会社も同様、最初に契約した社名から再三変更を繰り返し、現在は三菱UFJ証券なんて名前になってしまったのです。株の取引を廻って嫌な思いをした三菱系列だけは絶対に付き合わないと、総てを移行して新規取引をしていた証券会社だったのに・・・。企業の統廃合とか合併なんてのはまったくユーザー無視で進められてしまうんですね。
そんな流れが製紙や化学製品などの老舗にも興っています。今度は老舗百貨店の「松坂屋」と「大丸」が経営統合されることが報道されました。「松坂屋」が「大丸」を飲み込んでしまうようですが、大阪の人間に名古屋「松坂屋」のイメージ、大丈夫なのかな・・・。他人ごとですけど、「大丸」は大阪庶民に浸透している老舗の名前だったので・・・。
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『今朝の雷門』
「東京マラソン」のために飾られた分離帯、マラソンが終わってもそのまま残っているのでしょうか。これらだって、手入れをしなければすぐに枯れてしまいます。マラソンのための予算の中に、維持費は計上されているのでしょうかね。まだ終わったばかりだってのに、きれいに飾られた花壇を見て余計な心配をしてしまうあほまろでした。


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『今朝の一写』
我が家でも柴犬を飼っていますよ。カナダから旅行に来たというご夫婦、モモちゃんを見て娘に預けてきた愛犬を想い出していました。話は変わりますが、外国人の年って見ただけじゃ解りませんね。このご夫婦、絶対にあほまろよりも年上に見えるのですが、どちらもあほまろよりも10才も年下なんですって。信じられない。

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『今朝の境内』
2007.2.18 昨日と同じ場所のようには思えませんね。3万人を超えるランナーたちがこの左側を走り抜けていったのです。

今朝の浅草寺左から。

右から。雲一つ無い良いお天気ですね。

参拝客におみくじは人気なので、ここだけは24時間無人営業なのです。おみくじ代金は厳重に管理された金庫に入ってしまうので安心ですが、肝心のおみくじは誰もが自由に取り出せるのです。でも、盗まれたところで単なる原価は知れた紙切れ、盗む輩が居るワケないよね。

五重塔を撮るのは、何処からが良いの。九州弁で尋ねられました。宮崎から観光でやって来たご夫婦、知事の影響で、宮崎と東京が近付いた気分だそうです。中央からの日があたらなかった宮崎にとって、良い刺激になったと喜んでましたよ。そのまんまじゃ行けないと訴えたそのまんまの人気、良さそうですね。
淡島堂の梅もピークを過ぎたようで、どんどん散っていくのが寂しいですね。



浅草神社です。奥に見えているのはナナちゃんですね。

浅草神社の桜です。
こちらも開くまで撮り続けますよ。

おばちゃん、おにぎり食べながら歩いちゃお行儀が悪いでしょ。“そうね、最近の日本人からお行儀という概念が無くなってしまったの恥じるはよ”。食べる時は食べるに適した場所でと教わったことも、今では、食べたい時に食べる。日本人の倫理はどんどん都合の良い方向に変えられてしまったんでようね。パンやお菓子を食べながら歩くのと、おにぎりを食べながら歩くの、同じようで違うのは、日本人なら誰もが知るはず。

お馴染み自転車コレクション


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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
時折激しく降る冷たい雨の中「東京マラソン」が浅草を走り抜けました。午前9時20分に東京都庁前を出発したランナーが、最初に雷門前に到着したのは1時間20分後、10時42分頃でした。

最初に現れたのは、なんと車いすの選手、今か今かと沿道で待ちわびていた方々から一斉に声援があがり、選手もそれに応えて手を挙げて通過していきました。
今回のあほまろのカメラポジションは雷門の真ん前、ランナーを撮るには最高の位置だったのですけど、沿道で声援をおくる人々の表情が捉えられなかったのが残念でした。なにしろ、人が多くて自由に動き回れなかったのです。

それから5分後、トップランナーは予想通り、ケニヤのダニエル・ジェンガさんです。彼はこのまま単独でトップを貫き堂々の優勝を果たしました。

報道席では、女性アナウンサーも声援をおくっていましたよ。

続いてやって来たのは、ゼッケンナンバー34番は佐藤智之選手、第二位で日本人ではトップを飾りました。

ランナーに混じって車椅子の選手も頑張っています。どちらも同じ都庁前を出発したので、距離は同じなのです。

この一団の中に、女子の優勝を果たした新谷仁美さんが居ますよ。でも、女性と気付かずシャッターチャンスを逃してしまいました。


先頭から20分ほどから、一般参加(ゼッケン10000番代)の早い方も見えてきました。


おや、沿道の声援が一団と高くなりましたよ。アトランタのオリンピックで、自分を誉めてあげた有森裕子さんがやって来ました。おや、足首から血が垂れてますよ。後で、知ったのですが、このちょっと先の22キロ地点で後続のランナーと接触して転んでしまったそうです。普通の人ならそこでリタイヤってことになるのでしょうけど、血を流しながらも走っているって、サスガにプロです。

沿道に手を振った有森さん、今度は観音様に向かって手を合わせ・・・。

一瞬目をつぶってしっかりとお詣りをしたのでした。そんな瞬間の出来事を捉えられたのがラッキーでした。良いポジションを選んだものだ、あほまろも自分で自分を誉めてあげたいよ。

有森さんの両側の黄色い方は、彼女のペースメーカーだそうです。

今回のマラソンは市民マラソンということもあって、このような変装で走る方も多かったのです。こちらのニワトリの前には、月光仮面のような方や、アンパンマンも居ましたよ。テレビで観ると、メイド喫茶とか、アニメの戦士などもっともっと凄いのが居たようですね。

浅草では、金竜の舞やカッポレ踊りでランナーを応援しました。

いったい何が行われているのだろう。ランナーのみなさんも、踊りの列を見て、一瞬足取りが鈍りましたよ。

先頭から1時間を過ぎた頃から一般参加の女性も目立ってきました。

まだまだ降り続く雨の中、参加者も係員もとってもご苦労な一日でした。みなさんお疲れさまでした。

第一回ということで、取り越し苦労も多かったことでしょう。これで、次からの反省をふまえ「東京マラソン」は歴史になっていくのでしょうね。今回のマラソンでは、全員に提供されたシューズにアイシーチップが取り付けられ、瞬時に通過コースとラップタイムを見ることが出来るのです。大会終了と同時参加者全員のタイムが公表されました。凄いことですね。また、必ず所定の位置を通過しなければ完走と見なされず、対面走行でズルした連中は当たり前ですが、完走証明書は貰えなかったそうです。あほまろももっと若かったら、挑戦してみたかったな・・・。
今朝は時間が無く、昨日の写真を総てチェックすることが出来ませんでしたが、これから整理をし「浅草通信・網」にアップする予定です。
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