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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年1月23日 (火) 旧暦12月5日仏滅

- 寒いけど頑張りましょう -

日記


『今朝の浅草』
 晴天の朝になりましたが、モモちゃんが外に出るのを嫌がっているので、気温はかなり低いようです。だからといって止めるわけにはいかないでしょ、嫌がるモモちゃんを強引に引っ張って外に出たのですが、寒いのなんのって手はかじかんで耳は寒さでちぎれそうなんです。しかたがないので、いつもの用足し場まで抱いてあげましたよ。あほまろにとってもまるで湯たんぽを抱いているかのようで暖かかったですよ。境内ではいつもの犬仲間が寒さをこらえて散歩をしていますよ。モモちゃんも嫌がってないで頑張らなくっちゃね。この寒さ、年寄りにはこたえるのでしょうね・・・。

 今朝も境内に大型の重機が入ってきました。これらの車両は宝蔵門の作業かと思ったのですが、仮設トイレの設置工事の車両だったのですね。整地された場所にはトイレを置く枠組みが並んでいたのです。工事の方に聞いてみると、ここのトイレは痛みが激しく、隣の仮設トイレが完成次第取り壊されるそうですよ。トイレも良いけど、他の観光地のように休憩場も造ってもらいたいですね。
   
 次の浅草行事は「浅草観音文化芸能人節分会」です。浅草寺東側に設置される特設会場で、午後2時半より七福神舞が行われ、午後4時より文化芸能人による豆まきを20分おきに4回行われます。この最終回には東京浅草組合の芸者衆も色を添えてくれますよ。今年は土曜日と重なるため、普段よりも多くの方々で賑わうのでしょうね。昨年は、TBSのえなりかずきさんを始めとした「渡る世間は鬼ばかり」の出演者が総出で豆を蒔きましたが、今年は「浅草ふくまる旅館」の出演者は出席するのでしょうかね。

 「浅草ふくまる旅館」といえば、旅館で板前をしている若者はちょい役で出演しているタレント、せんだみつおの長男雄太さんなのだそうです。デビューのきっかけは偶然、クランクイン1週間前に、せんだは「実はうちの息子、役者になりたいんです」と雄太を連れて制作のテレパックを訪れた時、板前役をひとり追加しようと人選をしている真っ最中だったそうで、驚くせんだをよそにプロデューサーが雄太の起用を即決したとか。ラッキーなデビューでしたね。

 2月4日(日)午後3時から「第23回浅草芸能大賞」の発表会が浅草公会堂で開催されます。当日には、受賞者による「受賞記念公演」をはじめ、落語家や漫才師などが多数出演する「浅草名人会」、それに浅草公会堂前に設けられている「スターの広場」に新たに手型を収める芸能人の顕彰式も過行われます。
 今年の大賞は、落語家の三遊亭円楽さん、奨励賞は、歌舞伎俳優の市川亀治郎さん、新人賞には、漫才のロケット団のお二人です。
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『今朝の雷門』
 昨夜の「浅草ふくまる旅館」では、この仲見世に写真のアーチが出来ていました。あの撮影は11月の末日の朝行われたのです。あほまろがモモちゃんと通った時にはすでに撮影を終え、写真の撤去作業が行われている時でした。あのドラマは、観光客の少ない早朝や夜間の撮影が多く、しょっちゅう現場に遭遇するのですよ。今朝もロケバスが停まっていたので、どこかでロケを行うのでしょうね。
   

   
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『今朝の一写』
 寒い朝でも学校を休むわけにはいきませんよね。今朝も元気な子供たちが学校に通っていきます。区立の小学校はあらかじめ住民登録をしている住所に基づいて通学すべき学校を指定されているのですが、子供たちが向かう方向がみんなと違っている子供も多く見かけるのです。
 ここの地区は、浅草小学校と田原小学校と2校有りますが、どちらも生徒数が少ないので、いづれ統合されてしまうそうです。そうなったら、みんな同じ方向に通学するようになるのでしょうね。
  
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『今朝の境内』

 みんな元気に通学です。それにしても半ズボンで寒くないのかな・・・。
   
 今日は青空が広がっています。
   

 
   

 いつもの三地蔵さん。晴天の朝ですがまだ薄暗いですね。家内安全・商売繁盛、そしてモモちゃんといつものお約束。
    
 岡本綺堂の半七捕物帖、あほまろは全巻制覇しましたが、現在再びウエブ文庫で読んでいます。物語に登場する精霊とか死霊とか神隠しに祟り、化け猫に狐狸など霊魂のゆらぎに対する人々の畏怖感、当然ながら江戸時代では強かったのでしょう。その理由は、お芝居の世界にも、暗黒を表す「だんまり」という演技が有るように、今では考えられなく月の無い夜は絶対暗黒の世界だったからなのです。
 先日、真夜中の境内を歩いてこの半七塚まで来たとき、突然闇から黒猫が飛び出してきて驚いたことがありました。今朝は、その時も暗かったな・・・と、思いだしたもので。
    
 石井漠記念碑です。石井漠は近代バレーの創始者で浅草オペラの振付師です。谷崎潤一郎筆で石井漠をたたえる「山を登る」の文字が記載されているのです。時々モモちゃんとここに腰をかけてお休みするんですよ。
   
 日本のナイチンゲール。瓜生岩子女史の銅像です。この銅像は、落語の「付け馬」にも登場しますね。
   
 いつもの浅草神社、「匠」と書かれた印半纏を着た方が入っていきました。きっと職人さんでしょうね。
   
 雷門前の交番には指名手配の顔写真が並びます。それにしてもオームの連中、いったいどこに隠れているのでしょうね。
   

 西参道です。ここはアーケードの屋根が付いているので、この時間は通勤客とホームレスの大移動時間が重なるのです。
   

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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 話題の無い朝は、いつもの自転車コレクションで。 
   写真

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今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数56枚
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