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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年1月21日 (日) 旧暦12月3日友引

- 雨上がりでも爽やかな -

日記


『今朝の浅草』
 朝方、雨はあがりましたが、空は相変わらずどんよりと曇って今にも降り出しそうなお天気になりましたが、気温はさほど下がっていないようで爽やかさも感じてしまう朝になりました。きっと、気になっていた昨日のイベントが成功したおかげなのでしょう。

 モモちゃんもとっても気分が良いようで尻尾が上がりっぱなしでした。尻尾は、言葉を喋れないモモちゃんの感情がいちばん顕著に表れているのです。たとえば、尻尾がだらりと下がっている時、知らない人が頭を触ろうとすると、ガ〜!って、叫んで噛みつきそうになるのです。その反対に、尻尾が直角に丸まっている時は、通行人みんなに愛想がいいんですよ。それは総ての犬にも言えることでしょう。我が家の四女タマちゃんを除いてはね。
 ポメラニアンのタマちゃんは、ちょっと知恵遅れの犬なのです。毎晩ベッドで一緒に寝ているのですが、夜中にトイレなどで起き上がろうとすると、気が狂ったように吠え出すのです。また、寝ながらちょっとでも身体に触れると、怒って噛みつくこともあるのです。でも、タマちゃんにとってはそれが精一杯の愛情表現なのかも知れません。いつも吠えながらも尻尾を契れそうに振っているのですから。タマちゃんの関しては、「飼い犬に手を噛まれる」の意味は辞書通りじゃ無いのですよ。「出来の悪い子ほどかわいい」という言葉もあるほどですからね。

 昨日、テプコ浅草館で開催された「君はデン助を知ってるか?」、おかげさまで定員130名の会場に立ち見覚悟で250名もの方にいらしていただけました。ちょっと寂しかったのは、参加されたみなさんは、デン助その頃を知っている年代の方々ばかり、懐かしさだけで集まった方達なのです。我々、担当者としては、もっと若者にも来て欲しかった。懐かしいだけじゃ懐かしがる方達が居なくなってしまったらそれでお終いになるのです。次に企画する時は、古くても新しいお笑い芸の在り方の提案、もっと若者にも知ってもらえるようなイベントにしなければいけないのでしょうね。

 六区の繁栄、浅草の活性化、“一人ではこれ以上何も出来ない・・・”、昭和44年4月、デン助最終公演の日の記者会見でデン助が呟いた一言、もしデン助さんが今の六区興業街の姿、いったいどんな目で見られるのかな・・・。
 昨日の様子は「今日の余談」をご覧ください。
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『今朝の雷門』
 雷門と関係ないのですが、フジテレビの情報番組「発掘!あるある大事典2」で、納豆ダイエットを放送したため、視聴者がこぞって納豆を買い求め、売り切れが続出、品薄に乗じて価格を上げるまでになっていたのですが・・・。実際はデーターのねつ造で効果を誇大評価するようなでっち上げだったようです。いつものようにテレビ局のお偉いさんが並んで頭を下げる映像が流れていました。
 毎度お馴染みになった「並んで頭を下げ」状況、まるで雷門前でお詣りをする方々をみているかのようなのです。浅草寺本殿内部や賽銭箱の前とは違って、ここ雷門前には賽銭箱はないにで、みなさん大提灯に向かって直立不動からゆっくりを低頭するのです。いつもテレビで見る「並んで頭を下げ」状況、悪いことしたわけでも無いのに雷門前で「並んで頭を下げ」状況の方々といつもイメージがダブってしまうのって、あほまろの感性がおかしいのかな・・・。
 今朝、サラリーマン風の男性が三人並んでお詣りをしている写真を撮ったのですが、真剣に詣でている方々に失礼なので掲載はしませんでした。浅草のみなさんは、ここを通る時には本堂に向かって一礼して通過していくのですよ。
   

   
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『今朝の一写』
 友達と待ち合わせですか。浅草での待ち合わせは雷門前とお決まりですが、今朝の方々は、浅草寺本堂西側階段で待ち合わせているそうです。浅草の方じゃ無いのにかなりマニアックな待ち合わせポイントだこと。
  
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『今朝の境内』

 どんよりと曇った境内です。
   
 仮設トイレの基礎部の工事が始まったようです。これが出来ると、お隣のトイレを壊し、もっと広く大ききトイレにするそうです。
   

 浅草神社も寒そうでしょ。
   

 今朝の境内には、台湾からの観光客がいらしてました。台湾の方々の詣りは日本とはちょっと違って、両手で拝む手のひらにお線香を立てて入れるのです。
    
 お詣りを終え、“寒いね〜”って流暢な日本語で声をかけてきた親子連れです。台湾の方は日本語がお上手ですね。
    
 これから野球の試合でしょうか。元気に観音裏広場の方に走っていく野球少年。
   
 
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 「君はデン助を知ってるか?」で、ディスカッションに参加されるみなさん、開始前の楽屋での記念写真です。
   
 今回の立役者、河野さんがデン助に扮するのです。ドウランを塗ってデン助に変身したのですが、元デン助劇場の二枚目だったので、デン助さんには似てませんでしたよ。
   

 シンポジュームのディスカッションの光景です。会場内は立錐の余地も無いほど混雑しました。
   

 今回のイベントの詳細は、「浅草通信・網」で詳しくお知らせいたします。
   写真
 当時は毎週土曜日の生放送で中継された「
デン助劇場」だったので、ビデオはほとんど存在しておりません。昨日は、日の出煎餅の社長さんが持っていた貴重なビデオが上映されました。
   写真
 懐かしさと感動で涙を浮かべるデン助こと大宮敏光さんのお嬢さん(次女)。お姉さんもいらしてくれました。お二人とも、劇団員としても活躍されていたのです。
   写真


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数44枚
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