『久しぶりに浅草を離れて 2』
おはようございます。
久しぶりに浅草を離れたので、もう一晩足を伸ばすことにしました。あほまろは飛騨高山でお目覚めです。考えてみたらあほまろがここを最後に訪れたのは、今から10年ほど前になるでしょうか。テレビのコマーシャル撮影の仕事で来たのが最後でしたが、それまでも数回訪れている場所なのです。なぜ高山にしたかといえば、第一の目的は名物「ほおば味噌」でいっぱいやりたかったことと、もう一度、古い民家を移設した「飛騨の里」を訪れたかったの」です。
遠いなぁ、なんて思っていたのですが、大阪から名古屋までは新幹線で40分、名古屋からは特急飛騨号で2時間余り、行こうと決意すると意外にも早く付いてしまうんですね。
高山の今年はとっても雪が少ないようです。これも地球温暖化現象の影響なのでしょうね。それはそれとして、我々観光者にとっては歩きやすくて楽ですけどね。
飛騨高山といえば、宮川の朝市が有名です。氷点下の早朝、真っ白い吐息をハアハア言わせながら出かけてみました。いつもなら宮川沿いにぎっしり並んでいる朝市ですが、この時期は売るものが少ないので出店業者もパラパラでちょっと寂しいほど、かつては地元民のために並んでいたお店も、すっかり観光用になってしまったようで、売られているのはお土産品がほとんどでした。

飛騨を旅した方は、今度飛騨に行って来るよと友達などにいうと、"さるボボだけは入らないよ”、そんなこと言われたことありませんか。そうです、飛騨のおみやげは「さるボボ」だけしか無いんですかって思えるほど、どこのお店でも店先を占領しているのです。
子供が遊ぶおもちゃで、赤ん坊を模っているそうですが、今ではだれがいったか魔除けの意味を持たせてしまったようで、七副神や招き猫と組み合わせたものまで売られているんですよ。ボボはさるの子供っていう意味だそうですけど、九州の人にとってのボボといえば・・・。女難除けともいえるのかな(笑)。それにしても、変なネーミングですよね。

------○------
『今朝の一写』
被写体がみつからない!早朝なので、街は誰も歩いていないんです。まだお正月の飾りが残る繁華街を走って来た女子高生、カメラを向けると恥ずかしそうに俯いて通り過ぎて行きました。ごめんねボボちゃん。

------○------
「飛騨の里」に行ってみました。詳細は浅草に帰ってから掲載しますね。


我々が泊まった宿は築100年を超えるという、「寿美吉(すみよし)旅館」。元は質屋だった家を旅館に改造した旅館だそうで、立派な蔵が当時の名残を残していました。
上三之町です。有名観光地だというのに、夜中は誰も歩いてません。それは仲見世の夜中と一緒ですよね。

街の中は、裸電球の照明で統一され古風を醸し出していました。

宮川にかかる有名な中橋です。高山祭でこの橋を屋台が通る姿はあまりにも有名です。

さて、二日間浅草を留守にしてしまいましたが、明日からはまたモモちゃんとの散歩を続けますよ。
|