『久しぶりに浅草を離れて』
おはようございます。
浅草を離れて日記を書くのは久しぶり、それにノートパソコンからなのでいつもと勝手が違ってとまどってます。出かける前に準備をしておけば良かったと反省しきり、まったく後悔先に立たずですね。
あほまろは、今宮戎神社の十日戎で大阪に来ているのです。毎年十日戎だけは欠かさないで20年以上にもなるでしょう。十日戎に来ても来なくても神頼みなんてのは全く信じてはいないのですが、ここに来なければ新しい年が明けないかのような、ケジメというか癖になってしまったんですね。
“商売繁盛で笹もってこい”、今年も快適なリズムが流れています。今宮戎境内に1時間ほど居ただけだというのに、今朝になっても頭の中では戎さんリズムが鳴り響いているのです。
たとえモモちゃんが居なくても朝は外を歩かないと一日が始まらないような気がして、新大阪のホテルの周りを30分ほど歩いてきましたが、ホテルの場所は浅草のような観光地じゃ無いので被写体としてのターゲットは全く見つかりません。周りを歩いているのは、早朝からの出勤する方だけ、なんとなくカメラを向けるのは躊躇ってしまいました。でも、昨夜の福娘の画像がたんまり有るので日記のネタとしては困らないんですけど、「今朝」と題している以上、どこでも良いから今朝の空気も載せておかなければいけないですよね。表紙の写真は、ホテルの窓から撮った大阪北のビル群です。それと、写真の犬は、昨年も同じ場所に出ていた道具屋さんの店頭に飾られていました。柴犬のつもりでしょうけど、ちょっと不細工な犬ですがモモちゃんの代わりとして・・・。ならないか?
くだらないことですけど、昨夜、南の繁華街法善寺横町で「浅草」を発見しましたよ。なんとなくこの文字を見ているだけで安心しますね。これと同様、あほまろの秘密基地の近くには、マスターが大阪出身とのことで、「なにわや」という喫茶店がオープンしました。やはり大阪の方は懐かしむのでしょうね。もしかしたら、この「浅草」のオーナーは浅草出身の方なのでしょうかね・・・。

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『今朝の一写』
今朝は、久しぶりにノートパソコンで更新しているのですが、何かの調子が悪くしょっちゅう落ちてしまって思うように出来ません。文章は帰ってから追加しますので、昨夜の十日戎で笹に吉兆を付けるかわいい「福娘」さんたちだけでもごらんください。

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朝の散歩は新大阪の駅周辺を歩いてきました。夜が明けたばっかなので、まだ誰も歩いていませんでした。これからこの付近も通勤客の隊列が出来るのでしょうね。

今宮戎の正面入り口です。午後6時頃だったので参拝客の数はいつもの半分ほどでしたが、1時間ほどの滞在で帰る頃には身動きがとれないほどの混雑でした。しかしみなさん和気藹々と混雑を楽しんでいるかのようでした。さすがに大阪人ですね。

これが浅草寺の初詣のように厳重な警備をしたらかえって混乱をきたしてしまのだそうです。大阪には大阪だけ通じる暗黙の了解、喧噪の中、雑然と並んだ参列者の列であっても、割り込む人なんか居ないんですよ。
大阪の賽銭箱の特徴は直接現金を投げ込むのじゃなく、ポチ袋や布製の袋の中お金を入れる方が多いようです。それと、お金に混じって小切手も数枚混じっています。小切手にすると、誰がお参りしたかが神様により詳細に解ってもらえる。そんなことを聞いたことがありました。これも、さすがですね大阪人。
笹で手に傷を付けないように、福娘のみなさんは指にバンドエードを巻いて作業をしています。これが写真に写るとけっこうみっともない姿なんですけど、期間中一人で数千名の方の笹に吉兆を吊さなければいけない福娘の使命を全うするためにはしかたがないのでしょうね。
今宮戎神社の福娘は、応募総数約4000名の中から選りすぐりの44名が選ばれるのです。「福娘」に選ばれると良縁間違いなしといわれてますが、かつて「福娘」だったあほまろの知り合いは40歳を遙かに超えてもまだ独身って人、居るんですけどね・・・。なんてのは例外でしょうけど。かわゆいですね。

今年は西洋人の「福娘」もいらっしゃいました。でも、やはり福娘は日本人じゃなくちゃ、少なくてもあほまろは許しませんよ。

福娘といっても、臨時の巫女さんなので、神社に奉仕する心構えや着装の指導、お札の扱い方、言葉遣いなどを神職から指導を受けるそうです。
笑顔で"ようお参りを”、そんな言葉をかけられると、たまりましぇん。

耳に大きな白い花を付けている方が三人娘に選ばれた代表福娘さんです。

彼女はちょっと離れた場所に座っていたので、残念ながら、笹が邪魔して良いシャッターチャンスをとらえることができませんでした。

私たちも福娘よ。かわいいお嬢さんは地元町会の方々です。"双子ですか?”って聞いてしまうほど似てましたよ。

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『今日の余談』
昔、「中座」が有った場所に、「道頓堀娯楽商店街」なるレトロテーマーパークのようなものが出来ていました。普段は入場料をとっているそうですが、戎三の」期間中は無料で開放しているとのことなので、入ってみました。

入り口でICカードを受け取り、中で使ったぶんだけ精算して帰る方式のようです。

内部は入り組んだ路地裏の雰囲気で、まるでお台場の昭和レトロ商店街のようですが、そこは関西、コテコテ感は半端じゃないんですよ。

どーも、関東人にはなじめないかも・・・。

入り口で勝手に撮った写真を一枚1000円で売るっての、どっかの悪徳観光地と一緒でやんの。

こんな階段、今もどっかに有りそうですね。

これが出口。ここで精算ですが、あほまろたちは一銭も使わないで出てきたので怪訝な顔されてしまいました。

こちらの様子も詳細は帰ってから書きますね。今日はこれから楽しい町に行ってきます。田舎なので、ネットが繋がらなかった場合は、ごめんなさいね。

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