back home next

あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年12月11日 (月) 旧暦10月21日赤口

- 冬の昆虫 -

日記


『今朝の浅草』
 寒さに変わりは無いのですが、久しぶりの晴天は気持ちが良いですね。伝法院前では「羽子板市」の赤い幟が風に揺れています。赤という暖色にもかかわらず、風に揺れている姿に寒さが増してきますね。そんな幟の前で寒がるモモちゃんの写真を撮っていると、モモちゃんの目の前を大きな黒い固まりが歩いて行くのです。動きが極端に鈍くなってしまったゴキブリですよ。
 こんな所にノコノコ出てくるなんてドジなやつですよ。冬は動きが鈍くなり活動も低下しているので、すぐにでも踏みつぶせるのですが、この寒さでも必至に住処を捜して彷徨い歩く姿に、哀れを感じ、モモちゃんと一緒に見逃してあげました。寒くなると、境内で見ていた昆虫も全く見なくなってしまいました。みんなどこか暖かい場所で水のある場所など、生活条件が揃った場所で冬眠しているのでしょうね。ゴキブリも基本的に昆虫ですから冬は活動しないっていうのに、いったい何処からやって来たのでしょうね・・・。
   
 毎朝、黄色い絨毯の密度が濃くなってきます。これだけ毎日落ちていながら銀杏の枝にはまだ大量に葉が付いているのです。この調子じゃまだ暫くこの状態が続くのでしょう。今朝も清掃員の方が忙しそうに落ち葉を掃き集めているのでした。そういえば、昨年は、有機肥料を作っているという業者の方が毎朝のように落ち葉を集めに来ていたのですけど、今年は姿を見かけないようです。そのことを清掃員の方に聞いて見ると、たとえ落ち葉であっても、境内で業務活動をするにはそれなりの許可が必要なのだそうです。なるほどね・・・、それが仏の掟なのでしょうか。

 仏の顔も四度目になるとそれはそれで認知されてしまったであろう映画、「デコトラの鷲」の完成披露が行われました。それも、浅草を中心に下町の復活を目指した映画祭「たいとう下町映画祭」と銘打っての公開となったのです。詳細は「今朝の余談」をご覧ください。
------○------
『今朝の雷門』
 昭和35(1960)年
5月1日に落慶してから46年何一つ変わることなく佇む雷門ではありましたが、このところ柱の塗装の傷みが目立ってきましたね。あほまろが始めて雷門を知ったのは、テレビの「少年探偵団」に登場した雷門だったように記憶しています。小林少年と少年探偵団が大提灯の下を走り抜けて行くってシーンだったっけ・・・。現物を見たのは、出来た翌年の春の修学旅行でしたよ。
   
 
   
  
------○------
『今朝の一写』
 自転車で走る被写体を撮るときに、カメラを被写体に合わせて移動させることにより、被写体を静止させ、背景がブレてこのようにスピード感が強調されるのです。自転車だけじゃ無く、走っている人や歩いている人だって同じような表現が出来るのです。そんな写真が好きで撮り続けていると、思わぬ発見も有るのですよ。今度、境内の自転車特集やってみますので、お楽しみに。
  
------○------
『今朝の境内』
 暖かい時期より、今朝のように寒い朝の写真が良いですね。これで、マフラーが後ろに靡いていたらもっと雰囲気が出たでしょうね。毎日撮っていても気に入った写真は月に一枚有るか無いかですよ。
   
 このように大勢で走って来る時は、目標が定まらず散漫になってしまいますね。
    
 流し撮りは広角で近付くよりも、ちょっと離れて望遠で追いかけた方がよりスピード感が出るのです。
   
 浅草神社です。
   
 寒い仲見世もお正月飾りが密集しているとそれなりに雰囲気がありますね。
   
   
 例のゴキブリを見付けた場所です。
   
 下町らしさ、って表現したくなりますね。
   
------○-----
 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』

 昨日、浅草公会堂において第一回「たいとう下町映画祭」が開催されました。映画祭とはいってもVシネ「デコトラの鷲」の試写会のようなものです。普通映画祭とは・・・、今回はあえてコメントを控えますが、内容は推して知るべし。
 映画祭と銘打ったからにはと、最初は1981年に製作された記録映画「六区慕情 浅草六区変遷史」(制作:中日映画社/監督・脚本:阿部久夫)が上映され、同作の羽田栄治プロデューサーとゲスト浅香光代によるトークショーが行われました。
 続いて、全国津々浦々を走り回る長距離デコトラ運転手の飛田鷲一郎がドタバタ喜劇の第4弾「デコトラの鷲 愛と涙の男鹿半島」(香月秀之監督)の上映です。

 ロケ地となった秋田県の男鹿から本物のナマハゲも応援にやってきました。
   

 上映終了後、出演者と監督の盛り上がりに欠けるトークショー。
   
 お決まりの記念写真。
   

 そして、パーティ。
   
 乾杯の音頭は、クジラ屋の河野さん。デコトラが浅草を舞台にしてくれたおかげで、今年はTBSドラマで三本も浅草を取り上げてくれた。ってのはかなりのヨイショだよね。
   
 今回のマドンナ?役の井上晴美さんと息子役の健康優良児。結構生意気だったりして。
   
 浅草公会堂前には、映画で使われたデコトラが展示されておりました。こんなのって、道路交通法に準拠しているのでしょうかね・・・。奇麗というより「グロ奇麗」って漢字じゃなくて感じだよね。
   
 同じデコでも、浅草公会堂前のデコレーションは奇麗でしたよ。
   


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数78枚

back home next