『今朝の浅草』
　雨の週末になってしまいました。雨といってもまだ霧雨程度ですが時折強い北風が吹きつけてくると、真っ黄色に色付いた銀杏の葉が吹雪きのように宙を舞うのです。なんと表現をしたら良いのでしょう、まるでお芝居の舞台に舞う花吹雪のように濃くて密度が高くて、その様子を写真に撮ろうと頑張ったのですが密度が濃すぎてレンズの前を覆ってしまうのと、雨も一緒に吹きつけて来るのです。おかげで表現したい雰囲気を得ることはできませんでした。でも、あまりの素晴らしさにモモちゃんと一緒に見入ってしまうほど見事な光景でしたよ。

　吹雪といえば、最近の迷惑メールの中に、「札束が花吹雪のように舞うお仕事をしてみませんか」、そのようなタイトルがしょっちゅう舞い込んできます。あまりにしつこいので、内容を見て笑ってしまいました。

　携帯電話をとりまく環境に大激変が起こっています。その中でも一番重要なのが、「携帯の高速通信化」。近い将来、PCと同じ速度を持つ端末ができます。そうなると、市場規模はすさまじいスピードで膨れあがります。近づきつつある革新の波にとてつもないチャンスを感じた加藤さんは、ある携帯アフィリエイターに教えを乞いました。
　そして、3ヶ月もしないうちにいきなり３０万弱もの収入を得ることができました。信じられますか？たった２ヵ月半で、約３０万円の安定収入。

　そんな内容で、まず29800円の「○○○パーフェクトマスター」なるソフトを僅か11700円にて購入するのです。今回購入の機会を逃すと次回は14700円に値上げする、もっともらしいバカバカしい説明が続き、今回は期間限定で「誰でも簡単に３万円を稼げる方法」を9800円で販売するってのも。おいおいおい、前の話と関連は無いんじゃないか？

　この手の誘いに必ず登場してくるのが、ハワイに別荘を持ったとか、ベンツやロレックスを購入したなど写真入りで成功した人の例を並べているのです。そして、あまり多くの人に知れ渡ってしまうとみんなの儲けが少なくなってしまうので、他言は無用、あなただけの判断でお申し込みくださいだってさ。他人に相談したら絶対に止められるっての知ってるからでしょうね。

　こんなのに引っかかる人って本当にいるのでしょうかね・・・。とはいえ、もっと巧妙な誘いも多いようです。ブログを開設している方は「無名ブログがたった１日で５００アクセスになる方法」っての誘い、ご存じでしょう。とある会員になると、アクセスは増え、更に日給８万円稼げる特典、まずは１万円で小学生でもできるとか、あたかも大手出版社が運営しているように名前で誘ってきますよ。みなさんも気をつけましょうね。

　他に迷惑メールで多いのが、メールのヘッダーがあたかも知り合いからのように装っている出会い系サイトですね。「昨日はありがとうございました」「佐藤より同窓会のお知らせです」なんてのは良い方で、もろ凄い言葉で誘う文章も多いのですよ。こんなの何も知らない子供たちにも届いているのでしょうね。

　今日は、吹雪の話から横道にそれてしまってごめんね。
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『今朝の雷門』
　雷門前まで来ると、霧雨が小雨に変わり仲見世で本降り。落ち葉の吹雪を除くと、寒くて嫌な朝でしたよ。
　　　
　
　　　　　
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『今朝の一写』
　おや、雨の中傘も差さずに大丈夫ですか。写真では解りませんが、かなり強く小雨が舞っているのです。
　　
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『今朝の境内』
　ほら、自転車に乗っていても傘が必要なほどにね。
　　　
　宝蔵門の屋根がどんどん現れてきましたね。今朝は、正面の額も顔を見せました。今回の修復作業で一番大変だったのが、建築から５０年近く積もったハトの糞の除去作業だったそうです。
　　　　
　浅草寺本堂から見た宝蔵門です。お正月までには下の部分も取られるのでしょうね。
　　　
　お地蔵さん広場も黄色い絨毯が出来ています。風で銀杏が舞っているのがお解りでしょうか？
　　　
　ここまでスローシャッターにすると解りますけど、ブレてるじゃないか、ですって？でもね雰囲気が伝わればそれがそれで写真として評価されるのですよ。
　　　
　毎朝掃除をする清掃員の方が大変ですね。集めても集めても、後から後から・・・。
　　　
　浅草神社の境内の落ち葉、あまり多くはないですね。
　　　
　今日は何かの式典が行われるのでしょうか。リックを背負った方々が集まっていましたよ。
　　　
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　浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
　特に話題の無い朝なので、紅葉に囲まれた阿弥陀如来像をご覧ください。鎌倉の大仏さんと同じ格好の印相で座っていますね。弥陀如来の印相は親指と他の指で丸を作るものが多いですがこれはお金じゃ無いですよ。「信者の来世の幸せは任せなさい」というＯＫサインなのです。
　この像は、元禄六（1793）年、浅草田原町理性院宗海の建立で、台座には「千日供養仏」と刻まれています。