『今朝の浅草』
　朝焼け富士山が奇麗に見えています。こんな日は何もしないで、ただボーっと富士山を眺めていたい気分。なんて思ってもモモちゃんのお勤めがあるので、そんな悠長なことやってられないのですよね。
　忘年会が盛んなこの時期、毎年テレビのＣＭには胃腸薬の宣伝を多く見るようになりますね。この薬を飲むと油物を食べても胃もたれしないってことを断言するかのように、お肉や油っこい天麩羅をパクついたり、ちょっとやりすぎ。
　昨夜のあほまろ、ちょっと（かなりかな？）飲み過ぎてしまったようです。二日酔いにはならなかったのですが、胃もたれというか胃酸過多というか・・・、そうかこういう時にあのテレビＣＭの薬を飲めば良いのだ。
　でも・・・、何の変化も無し。かえって薬の苦みが胃の中に残っている飲食物の発酵を促してしまったかのように・・・、おえっ！　あ〜今日から絶対に酒止めるぞ！　
　でも、胃腸薬ってこの時期以外には需要がないのかな・・・。
　寒くて気持ち悪い朝の散歩。モモちゃんも二日酔いじゃ無いのに調子が悪いようで、尻尾を下げっぱなしで震えながら歩いています。おまけにいつものところで用も足してくれません。毎日一緒に居ると、飼い主の気分を感じ取って同じ気持ちになってしまうのでしょうか。いつもの犬仲間とすれ違っても何の反応も示さず、お互い、ただ真っ直ぐ前だけを見ながらただボーっと歩いているのでした。
　雷門の段差をなだらかにするための板が取り付けられました。この板は、毎年三社祭と年末年始だけ取り付けられ、後は外されたままなのです。それが不思議ですよね。世の中盛んにバリアフリーを叫んでいるというのに、雷門の真下だけが３〜４センチの段差をもったままなのです。この段差のため、車いすの人達は横を回って仲見世に入る人も多いのです。せっかくこのように立派？な板が有るのですから、常時取り付けておいても良いんじゃないのかな・・・。それとも、雷門の提灯の真下であるということで、この段差は何か他に宗教的な意味が有るのでしょうかね・・・。雷門の七不思議、といっても不思議はひとつですけど。
　今朝から、浅草公会堂の前には新春歌舞伎の出演者の幟が並びました。これが並ぶと、お隣の伝法院通りの江戸の街並みにしっくり決まってますよ。調子の悪い朝、ただボーっと歩いているだけでも楽しくなる光景でした。
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　『今朝の境内』
　今日は、「浅草仲見世記念日」です。仲見世は、1885(明治18)年の１２月２７日に煉瓦作りの新店舗139店が開業したのです。その後1923年（大正１２年）の関東大震災で総てが倒壊し、その２年後には鉄筋の建物として再建され「近代仲見世」として今に至っているのです。
　とはいえ、この記念日は記録として残るだけで、仲見世としては何のイベントも予定されてはいないようです。今となっては、初期の仲見世よりも関東大震災後の「近代仲見世」の記念日の方を大切にしているのでしょうね。
　初詣の方を案内する看板や幟が境内のあちこちに設置されております。二天門の前にもこのような看板が掲げられています。でも、この案内の意味、判りますか？右に行けってことを示しているのですが、どこから右に行くの？二天門を出てすぐ右に曲がったら、ラブホテルが並んでますよ。本当は、「この先、二本目の大きな道を右に」ってことを示したかったのです。
　せっかく作るのだったら、もうすこし親切な表記をしても良かったんじゃないのかな・・・。
　　　
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　『今朝の一写』
　もっとも夜の長い日である冬至も過ぎ、これからどんどん夜明けが早くなってくるのですね。そんなことを考えながら、ようやく日の上がってきた境内をただボーっと歩いていていると、我々の行く手を阻むような長い影が二つ。この先までづ〜っと一緒に着いてくるのでした。足長おじさんとは、あほまろのことだったのかもね。
　　　
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　『今朝の街並』
　春頃に壊されてしまい、何も無いままで佇んでいた奥山おまいりまちの提灯掛けに、新しい提灯が付きました。これも、初詣の参拝客をおまいりまちに誘導しようという試みなのでしょう。浅草寺から西に続く西参道とここ奥山おまいりまちの二つの通りで、競い合うように「つくばエクスプレス」の駅方向の案内を掲げているのです。
　「つくばエクスプレス」が開通して四ヶ月が経ちました。台東区が開業約一カ月後に、駅近くの九地点で人の通行量調査を実施した結果が発表されています。それによると一日平均で平日２４・５％、休日３１・８％と浅草に訪れる人が急激に増加したようです。それもそのはず、あほまろに道を訪ねる人の言葉にも、茨城弁が多くなったってのを感じています。
　　　
　昨日は月曜日で靴屋さんの定休日だったのですが、土橋さんはいらして無かったようです。寒いので体調を崩してなければ良いのですが・・・。
　　　
　“伝法院通りにプラスティックの繭玉は似合わない。本物のお餅で柳を飾ってみたい”、この通りの完成に尽力されたよろゐ屋のご主人が言ってました。せっかく本物の街並みが完成したのですから、派手なプラスティックの繭玉よりも、質素なお餅の飾りの方が、この通りに似合って風流でしょうね。
　　　
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　浅草に直接関係の無いお話。ここは、あほまろの呟きですかね。
　『今朝の余談』　
　昔、インターネットホームレスって言われるのが嫌で、見よう見まねでこのホームページの前身「江戸麹町プレス」を創ってから満９年が過ぎました。開設当初はＨＴＭＬだけで書かなければいけなかった作業も、今はブログという簡単な操作だけで簡単に創れるようになり、更に多くの人がホームページを持てるようにもなりました。
　先日、あほまろの知り合いから、“まだウエブロガーじゃないんだ”、なんてちょっとバカにしたような言い方をされてしまったのです。その時は何のことかの理由も知らずに、ただ頷いていただけだったのですが、何のことないウエブロガーってブログのことだったのですね。それだったら、あほまろはちゃんとホームページも持ってるよ。って言い返してあげればよかったよ。
　インターネットホームレスと言われたことに発憤してホームページを開設。次はウエブロガーじゃないんだってことで、ブログにも挑戦。とはいっても、挑戦なんてのとはほど遠く、猫でも杓子でも出来てしまう単なる掲示板の延長のようなものじゃないですか。
　さっそく、あほまろもヤフーサイトで無料で登録できるブログを創ってみました。でも、この日記と違う事を書く訳じゃなく。当分は、冒頭の部分だけを毎朝更新してみようと思ってますよ。
　これで、あほまろもようやくウエブロガーの仲間入りってことですね。
　ブログアドレスは、こちらですよ。内容は同じでも見せ方が違うので紹介しておきますね。