あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年12月1日 (木) 旧暦10月30日先負

- 朝焼け -

日記



 お仕事の関係で、速めの散歩です。午前6時をちょっと過ぎただけだというのに、外はまだ薄暗く、ようやく日が昇ってくるところなのです。この時期は、ちょうどビール会社の真裏から日が昇るため、雷門通りを朝日が照らすのはいつもよりちょっと遅くなるって感じですね。もう少しすると、高いビルとウンコビルの間に表れる太陽の光線は正に旭日なのです。それもそのはず、このビルはアサヒビールの本社なのですから。
 今日から12月です。暫く何の飾りも無くなった仲見世の沿道にお正月の繭玉が並びました。次は、頭上に羽子板や凧など数々な縁起物が並ぶのです。
 この正月飾りの名物は、雷門の真後ろには、お正月に公演される「新春浅草歌舞伎」の役者名が書かれた高札が掲げられるのが特徴ってところかな。この時期になると、街のあちこちに「新春浅草歌舞伎」のポスターが目立つようになってきます。公演が行われる浅草公会堂にも、大きな看板と屋上から垂れ下がった案内が出されました。
 あ〜とうとう師走になってしまった・・・。これからの浅草は、正月の準備で忙しくなるのでしょうね。
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 そう、書くのを忘れてましたが、数日前からウンコビルのウンコの周りに足場が組まれました。いったい何を行うのでしょうね。昨年は、お掃除のためにロープがかけられ、大学の山岳部の連中が六区クライミングの要領で清掃のアルバイトをしていたのですが、今回はそれよりも大がかりなのです。きっと煤けてきたウンコの塗り直しなのでしょうかね。気になるので、後ほど現場に行って確かめてみますよ。あほまろは野次馬ですからね。
   

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 今朝の一写』
 朝日を待つ雷門です。写真では明るく見えてますが、実際はもう少し暗い感じですかね。何故かというと、頭上の水銀灯の明かりがまだ下でも感じるほどですからね。すでに朝日は昇っているのですが、高い建物に邪魔されているので、毎日浅草の夜明けは気象庁の発表よりも遅れるのです。
   
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 今朝の伝法院通り』
 土橋さんはまだいらしてません。でも、昨日の日中にお仕事をされたようです。人力車に乗った外人さんや、屋根の看板の間で眠る猫など、等間隔に引かれたメッシュに沿って色鉛筆で下書きの一部が描かれました。今回は完成予想図に色を入れていなかったため、完成までその詳細を知ることができません。その分、楽しめるのかも知れませんね。
   

   
 ほぼ完成した江戸の街並みです。今日から地面の舗装工事が開始されるそうです。砂利を敷いたような舗装といってましたよ。
   
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 浅草に直接関係の無いお話。ここは、あほまろの呟きですかね。
 今朝の余談』

   
 「映画の日」です。我が国で映画産業発祥の明治29年(1896年)より数えて60年目にあたる昭和31年(1956年)に、今日12月1日を「映画の日」と制定したのだそうです。その当時の東京の映画館といえば浅草と銀座が本場だったのです。毎年この日は入場料が安くなったり無料になったりと様々なサービスが行われているようですね。
 特に、今年は制定されてから50回目の「映画の日」でもあり、東京・国際会議場にて中央式典も開催されるそうです。しかし、浅草の映画館では何のイベントはおろかサービスも無いようです。かつての映画の街も今となっては・・・。
 関係無いのですが、
写真はポーちゃん。寒そうに震えてました。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5
撮影枚数61