あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年11月21日 (月) 旧暦10月20日大安

- 天照大神 -

日記


 午前零時に一番太鼓が打ち鳴らされ二の酉が始まりました。今年は12年に一度の酉年、鷲神社では限定の勝札が配られるとあって、冷え込む初冬の真夜中にも関わらず例年になく大勢の参拝客が列をなした・・・、と、モモちゃんのお友達がいってました。あほまろは一の酉に参拝したので、こんな寒い日の夜中に出かけようとはね・・・。
 本当に冷え込んでいます。寒いというか、耳は痛いし手がこごえて思うように動かなくなるのです。今、こうしてキーボードを打つ指も、思うように動いてくれないのです。貧乏なあほまろとはいえ、一応暖房装置は有るのですが、家の中で空調器を使うとす津内が乾燥してモモちゃんの身体に悪い
との理由で、山の神が拒否するのです。最近のモモちゃん、また抜け毛が激しくなったので、寒くても我慢しなくっちゃね。
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 この寒さにも関わらず、昨日は浅草寺境内において山形県村山市の観光物産展が開催され、伝統芸能?のアップテンポで力強い踊り「徳内ばやし」が披露されました。今回踊りに参加された方は、7団体で総勢70名とお囃子連中10名です。踊りはヨサコイの変形でさほど珍しいとは感じませんが、フィナーレの全員が整列してのポーズが良かったですよ。
 余計なことですが、これだけ大勢の方が山形からいらっしゃるには、宿泊代なども大変でしょうね。“んなことね、今は汽車が便利になったし、みんな日帰りだべ”、物産展の準備をしている方が言ってましたよ。汽車ってもしかしたら新幹線のことを指しているのでしょうかね。
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 今朝の一写
 お酉さまの朝は真っ青な空から始まりました。日本人から信仰心が薄れてしまった現代人でも、限りなく続く青空を見上げると霊験あらたかになるでしょう。釜山で開かれていたアジア太平洋経済協力会議では、小泉首相は靖国神社参拝に関して強気の姿勢を貫いています。
 今まで何度も問題になりながらも続けている靖国参拝。でも、冷静に考えてみると、古来から日本人の根底に有る信仰心、外国からの圧力で変えられたくないがためのパホーマンスにも見えてきます。もし、靖国神社にA級戦犯が合祀されていなくても、かつての英霊を参拝することは、「過去の戦争を正当化している」。など、様々な理由を付けて文句は言われ続けるのです。日本は敗戦国なのですから・・・。
 抜けるような青空を見上げると、日の神と仰がれる天照大神が日本中の人々に恵みを与えてくれているかのようです。でも、日本人はまるで天照大神の恵みを嫌うかのように、どんどん空を隠していってしまうのですね・・・。
 小泉さん、靖国の英霊参拝に拘るのは良いとして、もっと国民が天照大神の恩恵を受けられる景観。考えてください。
   
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 今朝の伝法院通り
 久しぶりに元気な姿の土橋さんにお逢いできました。ちょうど一週間ぶりの再会です。その間は、一日だけ夜中に仕事をしただけ。後は仕上げだけになってしまったので、焦る必要は無いのだそうです。
 今日、月曜日はお店の定休日。夜まで気兼ねなく仕事ができるので、今日中に仕上げてしまうと張り切ってました。でも、高い所まで酸素の管が届かないのです。気分の良いうちに上から仕上げてしまう。何度も何度も大きく息を吸い込みながらキャンバスに向かう後ろ姿に、それを果そうとする気持ちと、大きな自信とを感じるのでした。
   
   
 他のシャッター絵は、昨日と特に変わりは無いようです。この通りの完成式は12月17日(土)午前10時に開始されます。開通祝いには、新春浅草歌舞伎に出演する花形役者を先頭に、花魁道中が練り歩くのです。
 この花魁道中の参加者は、一般から実費負担で募集をするようです。貼り紙によると。
 江戸芸者一式 六万円・新造一式 七万五千円・禿一式 八万五千円・花魁一式 十八万円で、お申し込みは今月30日まで受け付けているそうです。興味の有る方は、「龍巳衣装」03-3843-7606まで。
   
   


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5
撮影枚数76