連日寒さが続くと、今朝のようにちょっと日が照っているだけでも、なんとなく暖かく感じるようです。モモちゃんも元気になったポーちゃんも、日溜りを見付けては喜んで歩いています。とはいえ、気温は昨日と同じく10度を下回っており、決して暖かくは無いのです。太陽の光が眩しいってだけで、犬だって人間と同様に気分的に暖かいと感じてしまうのでしょうね。特にポーちゃんは元気よく仲見世を走り回っていました。
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「近代仲見世百二拾周年」のイベントも終わり、仲見世に掲げられていた看板と紅葉の飾りが取り去られ、ちょっと寂しくなってしまいました。今朝はつくばエクスプレス開通を祝って取り付けられた電車の看板の撤去作業が行われております。これから来年の梅雨の時期まで、仲見世の屋根を覆っている鉄骨も撤去されてしまうのです。そして、12月からは、お正月飾りが仲見世を訪れる方々に彩りを添えてくれるのです。
来年は犬年なので、きっと犬の飾りも掲げられるのでしょうかね。夜になると、雷門前の並木通りには五重塔や三社祭などのイルミネーションも点灯するのですよ。
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昨日のテレビでは、朝から延々と紀宮さまの結婚式の特集番組が組まれていましたね。普段は日中にテレビなんて付けないあほまろも、なんとなく気になってしまって仕事の合間に時々チェック、そんな状況でした。
テレビを観ていて驚いたのは、普段は天皇陛下しか乗ることを許されていない天皇専用車(日産ロイヤル)に紀宮さまが乗って来たことです。確か、あの車は天皇陛下の公務時にのみ、ナンバープレートを掲示せずに一般公道を走ることが許されているはずの車じゃなかったのかな。とすると、娘、紀宮さまの結婚式も日本国の公務の一貫として開催されたってことになるのでしょうか。
そんな難しいことは抜きにして、天皇陛下といえども一人の親には違いないのです。やはり娘を嫁に出すって時には、我々庶民同様、「娘を奪っていく男」と、男親にとって人生最大の敵で有るかのような感情も湧くのでしょうかね・・・。
我々庶民は、というか、全世界の男は自分以外の男が娘を幸せにできるわけがない、と心のどこかで大真面目に思っているはずです。あまり口をきいてくれなくなってしまった時期もありました。口げんかなんてしょっちゅう。でも、愛しているからこそ真剣に育ててきたのです。だいたい娘ってのは、父親の眼鏡にかなう相手など連れて来るはずは無いってのも知ってます。そんな男に「お父さん」なんて言われただけで、背筋が寒くなるのです。
あほまろの娘も婚約をし、来年はお嫁にいってしまいます。昨日の結婚式を観ていると、お目出たい紀宮さまと黒田さんの姿より、天皇・皇后さまの態度が気になってしまいました。
天皇は笑顔が絶えませんでした。皇后さまもちょっと悲しそうな顔で微笑んでました。でも、心の中では我々同様、親としての思いも抱いていたのでしょうね。
我々庶民と大きく違うのは、黒田さんは天皇陛下に向かって、絶対に「お父さん」と呼ばないってことでしょう。それが救いでしょうかね、天皇陛下さん。
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今朝の大懸崖(だいけんがい)
とうとう無くなってしまいました。出来の悪い懸崖でしたが、こうして見ると一抹の寂しさも・・・。
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今朝の伝法院通り
今日は11月16日なので、「いい色の日」だそうです。ちなみに1月6日は「色の日」、日本塗装工業会が制定したのだそうです。ホームページには、良い塗料が有るから誰もが良い絵を描くことができる。なんて書いてますが、古来から「弘法筆を択ばず」とも言うじゃないですか。絵の具が良いから誰もが良い絵が描けるなんていったら、世の中全員プロの絵描きになってしまうってことですか?。誇大広告じゃ・・・。
余談は別として、今朝も土橋さんがいらっしゃいません。絵は一昨日と同じままなので、夜中も来ていなかったのでしょう。昨日の日記でも書いたように、土橋さんは,“時々悪戯をして似顔絵を入れておくんだ”と冗談を言っていました。実は、下の写真、浅黄色の服を着た方が土橋さんでしょうかね。この人だけ目が入っているのですよ。
こちらは、お隣の資材置き場になっている「番屋」に掲げる絵のようです。歌舞伎の「善玉・悪玉」の絵ようようです。他とは違い、江戸時代の浮世絵の複製で描かれています。これを掲げるということは、いったいどんな「番屋」になるのかな。
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