あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年11月15日 (火) 旧暦10月14日大安

- 七五三 -

日記


 寒い・・・、嫌ですね・・・、12月中旬の寒さだそうです。さすがのモモちゃんも尻尾が下がりっぱなし、おまけに歩きたがらないのです。あほまろが子供の頃に飼っていた柴犬の雑種なんて、毎日玄関の外で暮らしていたため、北海道の厳しい雪の中でも平気で寝ていたのですよ。モモちゃんのように、いつも家の中で暮らしていると、寒暖の差には敏感に反応してしまうのでしょうね。特に寒いのが嫌なようです。散歩に出かけようとリードを付けた瞬間から、“外は寒そうだな・・・”、なんて考えたのか、震えているのです。
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 今日は七五三です。最近は、七五三のお祝いを身内だけですませる事が多いようですが、少子化になりつつある現代こそ、皆に披露してお祝いする大切さを忘れないでいたいものです。女房の話では、一昨日から魚屋さんの店頭にお頭付きの鯛が並んでいたそうです。“いったい何が有るのでしょうね・・・”、七五三のことを知らずに不思議がっていましたよ。まだ孫の居ない我々にとっては無縁な記念日とはいえ、将来のためにお頭付きの鯛を食卓に並べ、お祝いの予行演習でも・・・、なんてこと真剣に考えてしまう年齢になってしまったのです。もうすぐ息子も婚約するし・・・。

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 今朝の大懸崖(だいけんがい)
 今日で、「近代仲見世百二拾年記念祭」と、「菊花展」が終了します。明日からは仲見世の沿道に飾られた看板類も取り外されてしまうのでしょう。次にこの場所に飾られるのはお正月飾りとなるのです。12月1日からのお目見えです。
 浅草寺境内で開催されていた「菊花展」も、最終日にはほとんどの菊が運び出されてしまいました。毎日観察していた大懸崖の左側で可憐に咲いていた小さな懸崖も既に無くなってしまい、大作りの三体だけが取り残されたように置かれた雰囲気が寂しくも感じられるのです。
 なぜか、「浅草観光連盟会長特別賞」の札だけが取り外され、「優等首席」だけが残る大懸崖。その使命を全うせずに終わってしまいました。こんな事態を誰が予測していたでしょう。そんなみっともない状態を曝しておきたく無いので外されてしまったのでしょうかね。来年こそは奇麗に揃って咲いて欲しいと思います。一月半に渡って楽しませてくれた「菊花展」ありがとうございました。
   
   
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 今朝の伝法院通り
 昨日は日中に仕事をすることが出来た土橋さんの絵、かなりはかどったようです。あほまろは、仕事の合間にもう一度行ってみようと思っていたのですが、あれやこれやと忙しさに紛れ、見ることができませんでした。
 お蕎麦屋さんの店内で働く人たち、お客さん、そして往来の人たちみんなに着物が与えられ、残すは細部の仕上げと面相書きだけのようです。竃に火が入り、お盆に漆が塗られ、器から湯気が出て、着物の細部に輪郭線が入ると完成でね。くつろぐ人々の表情がとってもユニークなのです。土橋さんは、このような絵には遊び心で、自画像を入れることも有るのだそうです。今回も自画像が入るのでしょうかね。
   
   
 伝法院通りの江戸の街並みがどんどん完成していきます。大きな作業で残っているのは、仲見世と接する南向きの商店だけで、既に完成した店舗のシャッター絵も終わり細部の調整だけとなりました。
 特に大きな変化というと、西側の入り口に門柱(表紙写真)が出来たことでしょう。アーチにはならないようで、上部に常夜灯のような行灯でも付くのかも知れませんね。
 今朝、現場監督が、道具置き場にしていた駐車場の入り口に期待して欲しいと言ってました。なにやら番屋が出来るそうです。でも、機材置き場になっているので、全体が完成してからの作業になるのかも。楽しみですね。
   
   


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 28-135 F3.5/5.6 IS
撮影枚数45