あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年11月12日 (土) 旧暦10月11日友引

- 週末は雨ばっか -

日記


 このところ週末になると必ず雨になってしまいますね。雨が降るとポーちゃんの散歩はお休みです。モモちゃんだってこんな日は嫌なのですが、用を足さなければいけないのでずぶ濡れになりながら嫌々歩いてました。
 いつも思うのですが、雨が降ると境内に来る犬の数がめっきり減ってしまうのです。みんないったいどこで用を足しているのでしょうか。まさか家の中でかな・・・。
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 もうすぐ七五三ですね。この慣わしも、当初は11月の吉日とだけ印されていたのですが、三代将軍家光が、長男(後の五代将軍綱吉)が病弱であったことを心配し、息子の無事成長を祈るために、袴着の儀式を執り行ったのが11月15日だったことに由来しているそうです。
 でも、最近では10月から七五三のお祝いを受け付けている社寺も多く、浅草神社でも早くから幟を出して告知を行っています。そんな様子を見ていると、“七五三っていったい何時なの?”、そんな疑問も湧いてきませんか。11月15日の一日だけが七五三では、商売にならないのは解りますが、元旦を12月から祝っているようにも思えてしまうのです。
 そう、七五三で頂く千歳飴。この雨は浅草の平野甚右衛門という飴屋が売り出したものが始めなのです。七五三のお祝いに観音様を訪れる人達に、鶴亀や松竹梅をあしらった図柄の袋に飴を入れて売り出したのが人気になり全国に広まったようです。
 七五三は、男児は三歳・五歳で、女児は三歳・七歳 に祝うことが一般的ですが、社寺によっては、男女の区別無く三・五・七歳のいずれにも祝うように説明されているところも多いようです。社寺も売り上げが欲しいので、せっかくのチャンスを有効に活用したいのでしょうね。

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 今、浅草のあちこちでドイツ映画の大がかりなロケが行われています。昨日は、あほまろの秘密基地の真ん前の路地で行っていました。しかし、この道は近所の人達が生活道として利用している道。夕食の準備で忙しい人達を完全に遮断してしまうため、見ていると、トラブルも多く、怒鳴り声も聞こえていましたよ。何か一言文句を言いたくなる人って何処でもいるのですよね。あほまろが以前、映画の仕事をしている時にも、いつもそんな連中に悩ませられたっけ。
 なんとなく生活感が溢れているこんな路地、外国人にとっても絵になる場所なのでしょうね。主役らしい人が、まるでふうてんの寅さんのようなバッグを持って、手にはペットのアイボを抱えて行ったり来たり。同じようなカットを小刻みに場所を変えながら撮っていました。
 今朝も雷門付近にロケバスや機材車が止まっています。元気な若者が人力車を引いてスタッフに着いていきました。人力車に乗って走るところでも撮るのでしょうね。外人から見た浅草、絵になるものが多過ぎて、なんでもかんでも取り込んでしまいたくなるのでしょうかね。
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 今朝の大懸崖(だいけんがい)
 ばらばらに咲いてきました。やっぱりこれは駄作でしたね。
   
   
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 今朝の伝法院通り
 土橋さんは今日も来ていません。とっても心配になってしまいます。体調を崩してなければ良いのですが・・・。
 雨にもかかわらず、南側の新たなシャッターが描かれています。高級紳士靴屋さんには坂本龍馬が描かれるようですが、下書きを見るとセッタ履きですよ。扱う商品と関係の無い絵でも良いのでしょうかね。
   

   


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 28-135 F3.5/5.6 IS
撮影枚数40