かっぽれかっぽれ、よ〜いとな。昨日は、近代仲見世百二拾年記念祭を祝い、日曜日で混雑する仲見世を総勢１２０名の「かっぽれ住吉踊り」が練り歩きました。もともと豊年斎梅坊主伝来の「かっぽれ」はお座敷で踊られる芸のひとつでしたが、このように歩きながらの振付は最近になって完成された形なのです。
　『歩きながら踊り、なおかつ、皆さんに本物の伝統芸能「かっぽれ」を見て頂くにはどうしたら良いか、道路交通取締法規などの多くの制約を考慮し、何度も手直しを行い、パレードにも対応することができる、歩きながら踊れる「かっぽれ」、「歩くかっぽれ」ともいえる踊りを振り付けました。』（梅后流資料より）
　最近では、「日本におけるフランス年」やドイツ各都市で行われる「ドイツにおける日本年」など、世界各国に出向いて披露しているのです。
　お揃いの半纏にショッキングピンクのパッチで踊り歩く姿は、過去様々なお練りやパレードに慣れっこになっている仲見世商店街の方々にとっても一際派手な行事だったようです。あほまろと同じマンションに住み仲見世で傘屋さんを営んでいる女将さん、“私がお店を手伝うようになって５０年、こんな素晴らしい企画は始めてじゃないのかな・・・”、ついつい商売を忘れ携帯電話のカメラで「かっぽれ」の踊りを撮りまくったのだそうです。いや〜本当に素晴らしかったですよ。
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　日増しに寒くなってきましたね。今朝なんて、外に出た瞬間の寒さはまるで冬を思わせるほどです。こんな日のモモちゃんは尻尾が下がって元気がありません。嫌々ついて来るのですが、なぜかポーちゃんはとっても元気が良いのです。寒さよりも外に出られる喜びの方が大きいのでしょう。寒がるモモちゃんに向かって、偉そうに“しっかりしなよ”とでも言わんばかりに、ワンワン吠えまくっているのです。
　今朝の写真は、浅草神社境内でモモちゃんを吠えるポーちゃんです。モモちゃんが本気で怒ると、尻尾を巻いて一目産に逃げ出すくせにね。ちょっと生意気で悪戯っ子のポーちゃんなのです。
　　　
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　あほまろが日記で紹介できる話題、有る日は良いのですが、ほとんど話題の無い日の方が多いのです。そんな時は新聞や、近所の方々からの話題などでお茶を濁しているのです。これがもし、毎日自分で話題を作れるようになったら・・・、モモちゃんと歩きながら、時々そんなことも考えてしまうのです。
　そんなことを本当にやってしまって特ダネをものにしていた人間がいました。ＮＨＫ大津放送局の笠松裕史容疑者、４〜５月にかけて大津市内で１１件の民家に放火してそれを取材していたようです。放送局や新聞社の記者という仕事は、事故や事件が無いと商売にならないのでしょうかね。もし、平和な世の中になったとしたら、みんな失業してしまうのかな。いつも人の不幸を探して歩いているって仕事って、嫌ですね。それで、今回のようなことにもつながるのでしょうね。
　あほまろは何の事件が無くても、平和な浅草の朝が好きで記録しているのです。
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　今朝の大懸崖（だいけんがい）
　日曜日はいつも囲いを取るのが遅れます。しかたがないので、囲いの上からノーファインダーで撮影です。おや、何か付いてますよ。「優等首席」の札です。まだ花も咲いていないのに、どうしてこれが「優等首席」なの？まったく考えられないですよね。これも、終わりが近付いて来たので、事務的に決めなければいけなかったというか、最初からこの大懸崖が「優等首席」に選ばれるものだったのでしょう。こんなのって、まったく無意味ですよね。
　本来の菊花を品評する基準は、満開時の花弁のバランスを中心にして、このような懸崖の場合は粒の咲き揃い（すべてが同じ大きさで咲くのが良い）、また、満開の時期が同じ、等々厳しい審査を経て入賞作品が決まるのです。
　ようやく開きかけたばっかりだというのに・・・。もう「優等首席」ですか？何か、今まで毎日観察し続けたあほまろの努力、いったいなんだったの・・・。
　　　
　　　　
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　今朝の伝法院通り
　日曜日なので、土橋さんの姿が見えません。ほんのりとペンキの臭いいが漂ってはいますが、触ってみるとしっかり乾燥しています。昨日の朝、土間と往来の下塗りだけを済ませてお帰りになったのでしょうね。明日からいよいよ人物の描きが始まるのでしょう。
　　　
　以前は、土橋さんが描いた「中華街」と「ナポレオン」が描かれていたシャッターも江戸の風景になってしまいました。こちらは土橋さんが言う、お偉い絵描き先生の作品だそうです。いつも見慣れていたラーメン屋さん、このように変わってしまうとちょっと寂しい感じがしますね。あほまろはあの「中華街」が好きだったな・・・。