あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年11月3日 (木) 旧暦10月2日大安

- 文化の日 -

日記


 晴れる確率の高い日を「腫れの特異日」と称されている「文化の日」ですが、今朝はちょっと得意とはいえない空模様になりました。おまけにとっても肌寒いのです。
 浅草の「文化の日」は、恒例「東京時代まつり」が開催されます。パレードのメインステージとなる雷門通りでは、早朝から放送席の設置やスピーカーの取り付けなどを行う連中が忙しそうに動き回っています。また、出発式が行われる観音裏広場にも、すでに出演者が集まって舞台機材の点検などを行っておりましたが、みなさんの服装はまるで冬支度の様相なのです。みなさん口々に、ホッカイロ持って来れば良かったとか、焚き火が欲しいとか、ワイワイガヤガヤ、寒い寒いを連発しているのでした。
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 犬にとってもこの寒さ、結構堪えるようです。その証拠に、準備をするみなさんと立ち話をしている最中のモモちゃん、あほまろの足にぴったり身体をくっつけて座っているのです。おかげであほまろは足下がポカポカで気持ち良いのですが、考えてみると犬の体温は人間より数度高いはず、モモちゃんにはあほまろの体温は冷たく感じるはずじゃないのかな・・・。それとも、気分的に暖かく感じているのでしょうかね。
 我が家の子犬たちも寒がりなのです。冬になるとみんな(三匹)が布団の中に潜り込んでくるのですが、まだ離してベッドには上がれないようにしているのです。それにも関わらず、長女のハニーちゃん(ヨークシャテリア13才)だけはガードを振り切り、強引に布団に潜り込んでいるのでした。
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 「文化の日」「まんがの日」でもあるのです。日本漫画家協会と出版各社が、“漫画を文化として認知してもらいたい”ということから、この「文化の日」を記念日としたのだそうです。
 日本で花開き、現在では世界の共通語(MANGA)となった「まんが」は、日本を代表する文化として、世界中の人々に夢や感動を与えつづけています。その「まんが」の持つ楽しさを広めることを目的に、毎年11月3日の「まんがの日」を中心として、漫画家、出版社などの漫画関係者が力を合わせて、様々な施策を展開しています。
 今日は、協賛出版各社のホームページでも記念日を掲げ、「まんがの日大賞」「まんがの日文化大賞」などのイベントも行われるようです。
 この日を記念してか、浅草で開催される「江戸時代まつり」のパレードにも、漫画家が登場します。お馴染み、ちばてつや先生が江戸城を築城した太田道灌に扮して練り歩くのです。沿道のみなさんに“まんがのある星に産まれて、よかったね”と、笑顔を振りまいてくれるのでしょうね。
 そういえば、今年のサンバカーニバルでも、こち亀
作者、秋本治先生が審査員としてパレードの先頭を歩いていたように、浅草まんが、縁があるのかな・・・。
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 今朝の大懸崖(だいけんがい)
 まだまだですね。一部分は開きかけているのですが、未だに固い蕾のままでいる芽もあるようです。“この調子じゃ、今年は総てが同時に咲き揃うことなく終わってしまうのかも知れないな・・・”係の人も心配しておりました。「菊花展」はあと2週間でお終ってしまうのですから、頑張って咲いてくださいね。
   
    
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 今朝の伝法院通り
 久しぶりに土橋さんが仕事をしております。伝法院通り側のシャッターは総て終わり、次は公園通りとの角のお蕎麦屋さんのシャッターに取りかかったのです。土橋さんが持っているのは、ほのぼのとした完成予想図です。この下絵を構想するのに5日を要し、シャッターの下書きに5日、色入れに10日と、完成までおよそ20日を要するのだそうです。しかし、“それもお天気と相談しての作業なんで、出来上がるのは今月の末になってしまうかな、焦らず気楽にやっているのさ”、手放せない酸素ボンベを積んだ車いすをお供に、元気に頑張る土橋さんでした。
 これから寒くなります。お体に留意されてくださいね。
   
   
   


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 28-135 F3.5/5.6 IS
撮影枚数70