絵に描いたような秋晴れの朝になりました。こんな日はポーちゃんも一緒にお散歩です。足の悪いポーちゃんが始めて外を歩けるようになったのは、確か今年の6月の始めでしたが、一人で自由に歩けるようになるまで半月の時間を要したのです。あれから4ヶ月、今ではリードを付けなくても元気に着いてくるのです。それも女房の足下から絶対に離れないのでとっても安心ですよ。モモちゃんもリードが無くて散歩が出来ると良いのですが、ちょっとしたことで驚いて逃げ出すこともあるので、可愛そうですが、リードはモモちゃんの命綱なのです。いつも、自由に歩くポーちゃんの姿を羨ましそうに見守っているのですよ。
今朝のテレビで、週末に有名人に似ている犬のコンテストがあると紹介されておりました。小泉総理似の犬とかアイドル似の犬などを写真で紹介してましたが毎日犬の表情を見ているあほまろ、家の犬たちだって時々そんな表情をするときも有るよって感じなのです。しかし、驚くほど似ている犬も居るっていうか、本人が犬に似ているっていうか、あのK1選手のボブ・サップ似のブルドックも居ましたよ。
そんなことを考えながら、ジ〜っとモモちゃんの横顔を見ていると、和服が似合う往年の女優さん、ん〜名前が浮かんで来ないけど・・・、その人に似ているように思えるのです。ポーちゃんも誰かに似ているのかな・・・。ポーちゃんの写真を大きく掲載しますので、似ている人が居たら教えてください。
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いよいよ明日から「菊花展」が始まります。すでに菊の大造りが運び込まれているようですが、仮設小屋の周りを取り巻く囲いのために中の様子を伺うことができません。しかたが無いので囲いの上まで手を伸ばしてシャッターを切ってみました。毎年決まって前垂れ型の懸崖(けんがい)造りが並ぶこのメイン展示場ですが、今年は丸形の懸崖を中心に飾るようです。
考えてみたら、昨年の同時期の散歩は午前8時頃に浅草寺境内を通過するように家を出ていたのですが、それがすこしずつ早まってしまい、毎朝7時に出発するようになってしまったので、それでまだ囲いが付いたままなのでしょう。これから一月半、菊の生長写真を掲載するためには、ちょっと遅めの散歩にしなければいけないようですね。
この菊の懸崖造りとは、菊の摘芯をくり返して、花の滝のように崖から垂れ下がった形に仕立てることをいうのです。もっと判りやすく説明すると、渓谷の断崖から真っ直ぐに伸びられずに垂れ下がってしまった木を思い出してもらったら良いでしょう。
(参考写真)
この造り方には古来から広く作られる前垂れ型と、真ん中に柱を立ててその周りを渦巻き状に巻き付ける静岡型といわれるものなど様々ですが、やはり前垂れ方の懸崖が見事なのです。
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今日は鉄道記念日ですね。明治5年の9月12日(新暦では10月14日)日本で初の鉄道が、新橋〜横浜間で開業したことを記念して大正11年に日本国有鉄道が制定した日なのです。
伝法院通りの江戸の街並みを再現している角の「鎧屋」さんのシャッターも江戸風な絵が描かれています。このシャッター、元は昨日も紹介した土橋さんが描いた、のどかでほのぼのとした文明開化の蒸気船や鉄道が描かれていたのです。江戸の雰囲気じゃ無いってことで書き直されてしまったのでしょう。
昨年まで、毎年の鉄道記念日には、土橋さんの文明開化の絵を見ながら往時を偲んでいたのですけどね。まだ昨日の朝まではあったのに・・・。
一昨日、“あの絵はここで一番気に入っていた絵だったのさ”、土橋さんが寂しそうに言ってました。今回の改造で、こちら側は別のペンキ絵描きが担当しているのだそうです。それじゃ、あの中華街の絵も消されてしまうのでしょうね。
あほまろは素朴な土橋さんのタッチが好きだったのですけどね・・・。無くなってしまっても、ちゃんと写真で保存してありますよ。この通りが完成した暁には、完成前からの経緯、写真構成でご覧にいれましょうね。
伝法院通りの江戸の街並み、まさに今朝の天気のように「絵に描いたような・・・」って表現がぴったりの雰囲気になりそうです。
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