あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年10月11日 (火) 旧暦9月9日大安

- 雨の連休も終わり -

日記


 三連休が終わった途端に雨が上がってしまいましたね。地面はまだ濡れていますがこれからどんどん回復に向かっていき、今週はきっと秋晴れの良いお天気の中をモモちゃんと一緒に散歩ができるのでしょうね。
 今日が本当の「重陽の節句」です。「菊の節供」とも称され、昔の祭日であった五節供の最後を締めくくる節供なのです。残念ながら他の節供は現在でも盛んに祝われるのに比べ、忘れられた節供という感がありますね。
------○------
 浅草寺境内で開催される「菊花展」はいよいよ今週から始まります。すでに菊花が運び込まれ宣伝の行灯も飾られた場所もあるようです。例年、様々な工夫が施された菊人形が飾られるのですが、宣伝コーナーには菊人形の姿が見えないってことは予算の都合で中止になってしまったのでしょうかね。しかし、色とりどりの菊花が今を盛りに咲き誇っていましたよ。あまり見かけない薄紫の菊の花も咲いているところを見ると、小細工するよりも自然体で鑑賞して貰いたいとの思惑なのでしょう・・・。そう、「重陽の節句」に間に合わせてくれたことに感謝して、ポジテブにとらえてあげましょう。
  
------○------
 昨日は、かっぱ橋道具街で、「第二十二回かっぱ橋道具まつり」が開催されました。時折激しく降る雨にもかかわらず多くの家族連れなどでにぎわっていました。今年は、つくばエクスプレス(TX)が開業し、最寄りの駅が出来たことを記念して、つくば物産展も開設されて、つくば名物の手作りハムや農作物などが販売されていました。特に、つくば特産のキノコ汁が無料で振る舞われるとあって、歩行者天国になったかっぱ橋本通りには、大勢の方が列をなしました。
 近隣の小学校の
ブラスバンド演奏や湯島太鼓の競演などが行われたメイン会場、あいにくの雨交じりでしたが、集まったみなさんの心はきっと秋晴れだったのでしょう。
 また、生涯学習センターに設けられた特設スタジオでは、テリー伊藤さんらがニッポン放送を通じて、かっぱ橋のイベントの様子を伝えておりました。
  
------○------
 伝法院通りの江戸の街並みもどんどんその姿を見せていきます。一軒一軒が工夫を凝らしたオリジナルデザインの看板も楽しいのです。櫛屋さんは大きい櫛の看板、ラーメン屋さんはどんぶりが描かれた看板、古書店の名前が地球堂なので丸い地球がデザインされているのです。
 また、その向かい側の伝法院の塀沿いに並んだ小店のシャッターには、土橋氏が描く素朴で味わいのある絵が並んでいます。全体を江戸時代の長屋に目立て、ベースを障子にしてその上にお店の特徴が描かれているのです。
 およそ1/4が完成し、あとわずかです。これって、営業中に見ることができないので、早朝や夜が楽しいのでしょうね。完成したら、一件ずつ撮影して写真館でも公開いたしますね。
  


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 28-135 F3.5/5.6 IS
撮影枚数34