あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年9月28日 (水) 旧暦8月25日友引

- 新米の季節 -

日記


 とっても肌寒い朝になりました。浅草もすっかり秋めいてきました。浅草寺境内では、来月15日より開催される「菊まつり」の会場造りが行われています。「菊茶屋」の周りには、すでに菊の鉢植も運び込まれ、出番を待っていました。
 また、二尊仏の後ろのお地蔵さんの囲いが取り払われてしまいました。そういえば、ここの柵、地面との接触部分が錆びて穴が開いているところも有ったのです。これも「菊まつり」までには新しくなるのでしょう。
 風立ちて枯れ葉舞い散る浅草寺境内。秋本番に向かって忙しくなってきましたよ。
 今朝はモモちゃんとポーちゃんが一緒です。家で待っている病気のハニーちゃんは泣いていなければ良いのですが・・・。
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 新米の季節になりました。新潟産で有名なこしひかりも昨日より全国に出荷を開始するのを記念して、昨日は「南魚沼産コシヒカリらいすぬーぼーin浅草」のイベントが浅草寺境内で開催されました。
 新潟県南魚沼市と浅草は、一昨年のNHK連続テレビ小説「こころ」のロケ地となったことをご縁に交流をつづけています。そのため、昨年の中越大地震に際しては、浅草観光連盟、商店連合会などが支援のイベントや募金を行って復興に協力をしたことに感謝し、浅草の人々にいち早く新米を食べて頂こうと企画されたのです。
 「らいすぬーぼー」の名称は、ご存じその年のワインの解禁日、「ボジョレ・ヌーボ」をもじったのですが、ワインのように正式な解禁日はありませんが、南魚沼市のJAが全国に新米を出荷する日を
「らいすぬーぼー」と制定したのです。会場には、南魚沼市長や観光協会会長を始め地元の有力者や、ミスらいすぬーぼーのお嬢さんが、新米で作ったいおにぎりや、南魚沼の名水などの宣伝を行っておりました。しかし、平日でもあり今ひとつ盛り上がりの欠けていたようです。
 これが、「ボジョレ・ヌーボ」のように、新米で造った新酒の解禁日だったとしたら、もっともっと人が集まったのかも・・・。なんて考えてしまうあほまろでした。
 写真は、南魚沼観光協会の会長さんと、ミスらいす・ぬーぼのお嬢さんです。
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 江戸の街並を再生しようと工事が進む伝法院通りに、完成予想図が掲げられました。これによると、お店の一階の軒先から下の部分だけに時代的な雰囲気を持たせるようです。ま、これだけでも雰囲気は感じ取れるってことなのでしょうね。どうせやるなら表面だけでもそれなりの雰囲気を持たせても良かったのに。たとえば、ビル全体を木造の雰囲気にして、屋上に見せかけだけでも三角屋根を乗っけるとか。この計画が発表された時にイメージしたのは、そんな街並みだったはずでしたが・・・。
 完成予想図は伝法院通りの南側商店街を上から順番に、西から東までが描かれています。二段目の真ん中右側が天麩羅で有名な「大黒家」さん。ここだけは木造造りなのでそのままにしておくのだそうです。

  
  
 こちらは、伝法院通りの北側に並ぶ間口一間の商店街。造作は直さないで、長屋風なシャッター絵で雰囲気を持たせるようです。
  
 どちらも完成は、12月中旬。納めの観音「羽子板市」までには新しい浅草の顔としてお目見えすることでしょう。完成後も良いでしょうけど、制作過程を見物するのも楽しいですよ。ここ暫くイベントは有りませんが、何もやっていない浅草だって、このように楽しめる所も多いのです。ぜひ混雑を避けたこの時期の浅草にもいらっしゃいませんか。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数34

昨夜の写真