あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年9月21日 (水) 旧暦8月18日先勝

- 水舎完成 -

日記
写真館に浅草サンバカーニバルをアップしました。


 浅草寺本堂前の水舎の修復工事が完成しました。これで水漏れも無く見た目に清潔になったのですが、床は以前の自然石じゃなくて、何処にでもあるような真四角のコンクリートブロックに変わってしまいました。あほまろには、床を変える必要が有ったのか疑問です。ここだけは前のままの方が良かったようにも思えるのですけどね。
 境内の銀杏が少しずつ色付いてきました。まだ緑を保っている枝の方が多いのですが、これも10月に入ると一気に黄色く変身してしまうのです。銀杏の木の写真を撮るのはこれからの時期が一番バラエティにとんでいるのです。あほまろは、毎年この時期になるとカメラを持って銀杏が色付いた上野の山を散策しながら資料映像としての写真を撮っているのです。
 ことしもそろそろ、こんな季節になりましたね。
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 日本伝統のお茶やお花、それよりももっと日本人らしい立ち振る舞いは民謡でしょう。カントリーとかフォークなどと横文字に置き換えるとイメージはちょっと変わってしまいますがそれらも西洋でいうところの民謡に変わりはないのでしょう。
 日本の民謡に欠かせないのが笛、太鼓、三味線。浅草に只一件残った民謡酒場「追分」に行ってきました。このお店では、昭和32年の開業以来、毎日ライブで演奏が行われており、今では東京に現存する最も歴史ある民謡酒場なのです。
 店には10人程のプロとプロを目指す芸人を抱え、一日に3回の演奏と、踊りを見ることができるのです。三味線で有名になった吉田兄弟の兄、吉田良一郎さんもこの店で修行をしていたのです。
 現在、ここで修行をしている阿部金三郎、銀三郎ご兄弟。6才の時から父に津軽三味線を習い始め、なんと14才で津軽三味線全国コンクールにて準優勝をしたという強者が居ます。彼は今年の春に日比谷で行われた「津軽三味線コンクール」一般の部で優勝、準優勝が弟の銀三郎君だったのです。吉田兄弟と同様、これから彼等兄弟の活躍に期待できますね。
 昨夜は、月一回、三遊亭圓歌(あほまろの師匠)と仲間が集まる歌友会をこの「追分」で行ったのです。本来、「追分」は月曜日が定休日なのですが、今週の月曜日が休日で営業日だったため、翌日がお休みだったのですが、無理を言って開けてもらったのです。おかげで、二階の舞台は我々だけの独占でした。10名を超える演奏者に客は我々16名だけ。過去何度も来ているお店ですが、こんな贅沢って始めてでした。おかげで、みなさん演奏者へのご祝儀も弾んでしまいましたよ。
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 地上げなんて言葉が復活したようですね。昨日公表された首都圏の基準地価によると、先月24日に開通したばかりの「つくばエクスプレス」沿線での地価上昇が目立っているのです。新聞ではこぞって、“TXバブル”と書き立て、安いうちに土地を抑えてしまおうと、地上げ屋も横行しているのだとか。都内ではそれ相当の土地が無く、地上げの対象になっているのは埼玉県八潮市、千葉県流山市と、茨城県内つくば市、守谷市周辺です。その中で、守谷市は市全体で2・6%の上昇。県内の市町村別で唯一、前年を上回ったそうです。「つくばエクスプレス」の開通によってこれら沿線各地が活気づくのは結構ですが、バブル当時のような乱開発に繋がらなければ良いのですがね・・・。
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 先日、レコード会社の関係者から、“CDの宣伝に使いたいので、写真を数枚見せて貰えないか”と言うので差し上げた写真が、このポスターの背景に使われています。 それも数枚の写真を合成して配置しているのですが、これらの版権に関しては何の打ち合わせも行わずに使用されてしまいました。
 
音楽の著作権はとっても厳しく管理しているのに、写真や絵に関しては結構ないがしろにされているのも事実なのです。ちょっとクレームですね。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数26