あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年9月15日 (木) 旧暦8月12日先勝

- 強風の朝 -

日記
写真館に浅草サンバカーニバルをアップしました。


 おや、パソコンのカレンダーが狂っています。今日は9月15日の「敬老の日」で祝日になっているのです。そういえば、2年前からこの休日は9月の第3月曜日に変更されたのですよね。ですから、今年は19日が「敬老の日」の休日なのです。
 以前は「老人の日」だったのですが、昭和41年から国民の祝日の「敬老の日」と変わったのでした。このように、休日法が改正されると困るのがカレンダーを製造している業者でしょう。過去にも「成人の日」「体育の日」などが、第二月曜日に変更された時にはあちこちで古いままのカレンダーを見かけたし、混乱もあったようです。
 それにしても、パソコンのスケジュール帳はいったいどこを直したら良いのでしょうね。色々探してみたのですが全く判らない・・・。ま、そのままでいいか、なんたってあほまろは未だに旧暦で季節を感じているのですから。
 そういえば、昨夜のテレビ番組で難読姓のクイズ番組をやっておりました。その中で、「八月一日さんを何て読むのでしょうか」なんてのが出題されました。この苗字は旧暦に親しんでいる者にとっては、とっても有名なのです。旧暦の八月になると稲刈りの時期になるので、「ほずみ(穂摘)」さんと読むのです。また、「八月一日宮さん」って方もいらっしゃるのですよ。こちらは「ほずのみや」、集落の長を示す苗字だったとか。このほかにも、「四月一日=わたぬき」「六月一日=うりはり」「八月十五日=なかあき」「十月二十九日=つめずめ」「十二月一日=しわすだ」等々。絶対に読めない名字を持っている方達の生活って楽しいかも・・・。でも、不自由なことも多いんだろうな・・・。
 あほまろの知り合いにも「颪(おろし)」なんて奇妙な名字のヤツがいます。そいつの友人が「司召(つかさめし)」これも苗字なんです。
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 天気はとっても良いのですが、風の強い朝になりました。雷門前の路上で眺めた雲の流れの速いこと、まるでジェット機でも飛んでいるかのようです。ちょっと路地に入ると、無秩序に張り巡らされた電線がうなり声を上げています。低い音から極端に高い音まで“ピュー、ブー、キィーン・・・”まるで脈絡もない文章と言葉たちが織り成すあほまろの日記のような不協和音にも聞こえてくるのです(笑)。
 そんな音を楽しんでいるかのように、鉄柱に赤とんぼがとまっています。風の強弱で響く不協和音に同期して揺れる赤とんぼの透き通った羽根、飛ばされないようにしっかりとしがみついているのでした。水辺も無くなってしまった都会の赤とんぼ、この強風でどっか自然がいっぱいの場所から飛ばされてきたのでしょうね。
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 最近、モモちゃんの抜け毛がひどいので洗ってあげました。抜けるなんてのじゃ無いんです。まとめてボサボサ取れてしまうのです。おかげで、体中ケロイド状態になってしまいました。
 とってもみっともない格好です。浅草寺境内でいつもの犬仲間のみなさん、まるで皮膚病の犬でも見ているように怪訝な顔でモモちゃんを見るのです。そして、自分の犬を近付かせないような態度をとる人も・・・・。全くむかつくよ、そんなんじゃないんだよ。
 いつもモモちゃんに笹身をくれるムサシのお父さん、“この抜け毛はクーラーの影響なのだよ”って教えてくれました。本来犬って生き物は、春から夏にかけて一回りも小さく見えるほど毛が抜けて暑い夏に備え、そのまま生え続けて冬に備えるのです。しかし、最近ではクーラーの影響で、夏の暑さも冬の寒さも感じなくなってしまった結果、このように季節を問わずに抜けてしまうのです。特に、最近の熱帯夜、可愛そうなので、あほまろの書斎で寝ているモモちゃんが快適なようにと、いつもクーラーを付けっぱなしにしてたのがいけなかったのでしょう。
 今更遅いのですが、今日からクーラーを付けるのを止めますよ。
モモちゃんのために人間は我慢我慢。
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 伝法院通りの江戸の町並み再現現場に大量の瓦が運び込まれています。表面の家の軒先を飾るのでしょう。ってことは、昨年完成した奥山おまいり町のような雰囲気になるのでしょうかね。完成が楽しみですね。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,Tamron Di 28-300 3.5-6.3
撮影枚数41