あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年9月12日 (月) 旧暦8月9日仏滅

- やはり自民圧勝 -

日記


 予想通り自民党圧勝で終わった今回の選挙でした。昨夜、8時の投票終了と同時に始まったテレビ各局の選挙速報、出口調査の結果からすでに大方の予想がついていたようです。“与党連立で320議席を上回る”、投票が終わった8時の段階ですでに結果が分かっている。いかに出口調査を多く行ったからとはいえ、全く信じられないですよね。それに、浅草では出口調査を行っていなかったのに東京2区では早々と自民党候補に当確が出てましたよ。
 これじゃ開票なんて要らないんじゃないの。そんな極論も考えてしまいますよ。たとえば、テレビ朝日は午後8時ちょうどの段階で「自民党290議席」、「公明党30議席」、を予想しておりました。結果は「自民党296議席、公明党31議席」、比例区の計算が若干狂っただけ。これってとっても恐いことかも・・・。
 今回の選挙で我々の暮らしが変わることは無いでしょうけど、郵政の民営化によって国の予算削減や天下り防止には大いに効果があるでしょう。ただ、困ったことに、あほまろの秘密基地が有るビルには民主党の前代議士さんの事務所があります。エレベータや階段で、ここの職員を始め前代議士本人にも良くお逢いすることです。今回の「落選」何と言葉をかけてあげたら良いのでしょう。それが一番悩みのたね・・・・。
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 新聞各紙は自民党圧勝の大きな見出しでヘッドラインを飾っています。今朝、散歩に出かける時、向かいのご主人が郵便受けから新聞を取り出し、選挙結果でも見ているのでしょう。そのヘッドラインの大きな活字が欲しくてパシャ、一枚失敬しました。
 日記に使おうと写真の整理をしていて気付いたのです。同じ新聞でも、ヘッドラインの文字が微妙に違っているじゃないですか。我が家では日経新聞と産経新聞を購読しており、向かいのご主人が読んでいるのは我が家と同じ産経新聞。でも、ちょっと違ってるじゃないですか・・・。
 「自民圧勝 列島衝撃」「自民圧勝 列島のむ」、その他の雰囲気は全く同じようです。どうしてここだけ変えたのでしょう。毎朝宅配で来る新聞なので、向かいも我が家も同じ販売店が持って来ているはずですよね。どうでも良いけど、「列島衝撃」「列島のむ」これってどっちが改訂された方なのかが気になってしまいませんか。あほまろの推測では、「のむ」じゃ意味が曖昧になってしまうので急遽「圧勝」に変えられたのではないのかな・・・。
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 今朝もポーちゃんが一緒です。最近のポーちゃん、散歩にも余裕が出てきたのか、他の犬とすれ違うと一丁前に吠えたりするのです。今までは逆で、他の犬が来ると横を向いて避けて通ろうとしていたのですよ。でも、今朝はワン!
 そんな様子を見ていたモモちゃん、良くやったとでも言いたげに側に寄っていって鼻をクンクン。何か喋っているのでしょうね。
   
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 秋が深まると、浅草寺境内の銀杏の葉が一気に緑を濃くします。そして少しずつ白っぽくなってくるのです。どんどん色が抜けていくって表現が正しいのでしょう。白っぽい色から黄色く色付き、そして枯れて落ちてしまう。
 そう、この時期の銀杏の深い緑色、あほまろが大好きな色です。春から夏にかけて薄い緑色の葉を茂らせ、秋が近付く一瞬の時期に一度深緑色になって、少しずつ白く黄色くなっていく。毎年その変化を記録し続けているのです。今年は例年よりも白っぽくなるのが早いように思うのです。昨年の今頃はまだ薄い緑色だったのです。これって大気の汚染や温暖化なども関係しているのでしょうかね・・・。ちょっと不安。
 自由民主党さん、選挙で圧勝したのですから郵政民営化はもう大丈夫でしょう。次は自然環境にも目を向けては如何でしょうか。健康だ、福祉だ、高齢化対策だ、人間が安心して暮らせるために、一番大切なのは自然なのですから。
  
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 今日は、盲目でありながら国学者として「群書類従」の編纂刊行をされた、塙保己一(はなわほきいち)の忌日です。文政4年(1821)9月12日没、とはいえ、今年の旧暦の9月12日とは、10月14日が本当の命日なのでしょうけど・・・。
 寛政5年(1793)幕府保護のもとに江戸番町に和学講談所をたて、多くの門人を養成したのです。実は、あほまろは浅草に越して来る前に住んでいたのが、この和学講談所のすぐ側の番町でした。最も、現在はそれを記した看板が有るだけです。塙保己一と聞くと思い出すのは、毎朝モモちゃんはこの場所で用を足していた・・・、ごめんない!


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 28-135 F3.5/5.6 IS
撮影枚数41