気象庁によると、大型で強い台風１４号は、強い勢力を保ったまま北上し、朝のうちから夕方にかけて、九州地方に上陸する可能性が高まっているとの発表がなされました。時速約２０キロのとろとろ速度で北に進んでいるこの台風の中心の気圧は９４５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートルで、中心の北東側２８０キロ以内と南西側２４０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風雨、この規模はアメリカで猛威をふるった大型ハリケーン「カトリーナ」よりも大きいそうです。
　台風に慣れている日本では、今回のニューオリンズを襲ったハリケーン「カトリーナ」のようなことにはならないでしょう。でも、アメリカだってこの時期には毎年やってくるハリケーンにも慣れているはずがこのような大災害をもたらしたのです。
　日本にやって来る台風だって、侮れていると侮ってはいけませんよ。気象庁では山崩れ、がけ崩れなどにも最大の警戒を呼びかけています。何はともあれ避難勧告が出た地域の人達、指示に従って行動し絶対に無理をなさらないようにお願いいたします。
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　日本における避難勧告，避難指示の種類には三種類あります。

１、避難準備勧告：危険予想地域の住民に対し，避難のための準備と
　　　　　　　　　事態の周知を行うに必要がある場合。
２，避難勧告　　：当該地域又は土地，建物などに災害が発生するお
　　　　　　　　　それがある場合。
３，避難指示　　：状況がさらに悪化し，避難すべき時機が切迫した
　　　　　　　　　場合又は災害が発生し，現場に残留者がある場合。

　今現在では、宮崎と鹿児島で約３万４０００人に対して避難勧告が出され、九州・山口８県で７５４７人が避難準備勧告が出されております。
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　台風で前線が刺激されたことによって、東京地方も朝から雨が降っています。それも、時折激しさを増してきます。午前７時、小振りになったのを見計らって、モモちゃんと家を出たのでしたが、雷門付近まで来るとやっぱり土砂降りの雨になってしまいました。それでもモモちゃんは用を足さなければいけないのです。いつもの場所を彷徨っているのですが、なかなか用を足してくれないのです。雨があたるのが嫌なのです。しかたがないので、傘はモモちゃん専門にしてあげたおかげであほまろはずぶ濡れ。カメラだけは濡らさないようにとシャツの中に隠しておいたのですが、シャツは防水じゃないですよね、結局濡れてしまいました。
　人間ってとっさの時に考えるその時点で一番最適な手段。とっても無意味なことであっても、やらないよりはまし、ちょっとでも助かれば良い、無意識にそんな行動をとってしまうのですね。
　用を済ませたモモちゃん、今度は雨に濡れないようにあほまろの足元にピッタリくっついて歩くのです。おかげで、ズボンの下もずぶ濡れ。
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　浅草寺本堂前のお水舎が工事用の柵で覆われています。改修工事が行われるのです。今年の三社祭の時には、水場の中心の銅像によじ上った輩が、像の火炎の一部を壊してしまったり、横からの水漏れが激しくなったり。そんな状況が総て一新されるのでしょう。工事期間は、９月５日から２０日までと記載されております。これで暫くはお水舎が使えなくなりますので、最初に浅草神社の水舎で清めてからお参りされたらよろしいでしょう。
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　昨夜、あほまろは歌舞伎座でお芝居を観てきました。今月の演目は「平家蟹」「勧進帳」「忠臣連理の鉢植・植木屋」です。興味が有ったのは、最後の演目の序幕。「浅草観音の場」と、雷門前が舞台になるのです。この時代の大提灯には、「観世音」の三文字が書かれていたようで、他のお芝居でも同じような場面が出てくるものもあります。
　しかし、雷門に「観世音」の文字が書かれていた記録は何処にも無いのです。紙の防水処理技術が発達した今でも、この大提灯は１０年事に架け替えているのと同様、当時だったら２〜３年おきに架け替えていたはず。その度ごとに寄贈した方の依頼によって文字は変えられていたのです。
　あの有名な広重の版画にある雷門には、「志ん橋」の文字があります。これは、新橋の花柳界の方々よりの寄贈なので一時期このような文字になったのです。雷門は慶応元年に消失してしまいますが、その後何度か再建されており、昭和初期の再建では「松坂屋」なんて大提灯が下がっていたこともありました。ちなみに、昭和の大改修後、「志ん橋」の大提灯は本堂正面を飾るようになり、昭和３５年５月１日に現在の雷門が建立された時から、大提灯が「雷門」となったのです。
　お芝居の内容は、いわゆる忠臣蔵外伝ものですが、忠臣蔵の元禄時代には雷門は存在しなかったはず・・・。どうでも良いことが気になってしまうあほまろって、捻くれ者なのかな・・・。