あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年9月3日 (土) 旧暦7月30日赤口

- 浅草を愛する人達 -

日記


 いや〜暑いですね。猛暑がぶり返したようです。モモちゃんも久しぶりに一緒に散歩したポーちゃん、どっちも長い舌が出っぱなしでハアハアいってましたよ。あほまろも真似しておもいっきり舌を伸ばしてハアハア・・・、ちっとも変わらないじゃないかよ・・・。この暑さ、台風14号が近づいてきている影響なのでしょうかね。この台風は火曜日あたりに日本に上陸するかも知れないそうです。注意しましょう。
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 浅草温度は30度ですが、浅草音頭は2バージョン。「第一回・浅草を愛する人の会」「浅草音頭披露パーティ」が開催されました。「つくばエクスプレス(TX)」が開業したことを機に、もっともっと浅草を盛り上げようと、浅草を愛する芸能人や落語家さんたちが発起人となって呼びかけたのです。
 あほまろの師匠でもある落語協会会長三遊亭圓歌師匠を始め、女優の浅香光代さんや俳優の長門勇さんなど浅草育ちの芸能人を中心に、浅草の方々およそ千人が会場を埋め尽くしたのでした。
  
 飛び入りで参加した徳光さん。商売柄なのか、マイクを持った瞬間から勝手に司会進行をしてしまいました。壇上から見付けた芸能人を次々と壇上にあげ、浅草とは無関係な質問ばっかり、痺れを切らした長門勇さんが徳光さんの司会を遮って、これからも浅草でなければいけない理由をぶっていました。
 みんなで浅草を盛り上げるのは良いのですが、パーティーに出席された往年の浅草を地盤に活躍したみなさんです。すでにかなりのお年を召されてしまいました。これからは若い世代が浅草の活性化に努力しなければならないのは誰しもが判っているっていうのに、このような、まるで“年寄りの同窓会のように盛り上がる”ってので良いのかな・・・。こんな時にこそ、今後の活躍を期待される10代20代の若者たちに、往年の浅草芸人たちが未来を託す。そんな方が「未来に繋がる・浅草を愛する人の会」と言えるのじゃないでしょうか。
  
 若い、といえば、いつもの「浅草ジンタ」も「浅草音頭」の発表です。その前に、お得意のレパートリーをご披露となったのですが、演奏の準備に間が開いてしまったのと、今までの雰囲気を一新してしまう突然の轟音。せっかくのジンタの演奏中に、だらだらとほぼ半数の人達がお帰りになってしまったのです。
 判らないんだよね、浅草のおじさんおばさんたちに若者の心が・・・。こんなことじゃ浅草の将来はもっと暗くなるんじゃないのかな・・・。昔を偲びながら新しい発展を望むよりも、昔を忘れて新しい浅草をみんなで考えていく、そんな会も欲しいですね。
  

  
 パーティの最後に、この会を企画された浅草西地区商店街協議会の松倉久幸会長ご夫妻に、NHKの連続テレビ小説「鳩子の海」でお馴染みの女優、○○さんより花束贈呈。でも、「鳩子の海」っての調べてみたら、昭和49年に放送されたドラマなんです。お馴染みの・・・、なんて表現を使って良いのでしょうかね。あほまろは全く記憶無し。
 そういえば、以前にひなびた温泉に泊まった時の旅館で「美しい十代・三田明ショー」なんてのをやっていたっけ。60才に近付いても、いつも十代で居られるっての、幸せなのかな、それともヒット曲がそれしか無かったってことなのかな・・・。
 松倉会長は、つくばエクスプレスの開業によって、地方から浅草やって来る方が多くなる、これを起爆剤としてこれからも浅草は発展し続ける街でなければならない。と締めくくっておりました。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 28-135 F3.5/5.6 IS
撮影枚数29