あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年8月29日 (月) 旧暦7月25日先勝

- 浅草の夏も終わり -

日記
写真館に浅草サンバカーニバルをアップしました。


 晴天の空を見上げてみる、途切れ途切れの雲が秋の始まりを告げているかのようです。そういえば、あれほど激しかった蝉たちの鳴き声も完全に治まってしまいました。もうすぐ夏も終わってしまうのですね。
 今朝もポーちゃんが一緒です。ポーちゃんはリードが無くてもちゃんと着いてくるので、散歩はいつも自由です。一方モモちゃんは道路に飛び出したら危険なのでいつもヒモ付きです。仲見世の途中でモモちゃんと一緒に写真を撮ってあげようとしたのですが、ご覧のようにモモちゃんはそっぽ向き、どうしても並んで座ってくれないのです。いつもリード無しで自由に歩き回るポーちゃんに、やきもち焼いているのか、心配しているのか、歩きながら、常に横目でポーちゃんの行動を監視しているようですよ。
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 暑い夏の熱気を総て吸収してしまったかのような浅草サンバカーニバルも終わってしまいました。昨日は一日かけて写真の整理です。今回は1500枚ほどの写真を撮ってしまったのですが、時間軸を基準に並べてみるとほぼプログラム通りなのです。それでは、出場チーム別に並べてみよう・・・、と、思って整理を始めたのは良かったのですが、総ての写真をチェックしながら掲載する写真を選んでいく作業は半端じゃないのです。
 いつものお祭りは、だいたい雰囲気で選んでもほぼOKだったのですが、踊りとなると、格好悪いポーズや横向きで顔の見えないものなどを除かなければならないのです。おかげで、1500枚の写真をいったい何度見直したことでしょう。
 今回はおよそ300枚ほど公開させていただきました。写っている方も、写っていない方も、今年の暑い夏の終わりを楽しんでください。また、今回はハイビジョンでビデオも撮影しました。現在、別の業者によって加工中です。これも出来次第クイックタイムでご覧頂けるようにいたします。こちらもお楽しみにね。
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 高齢化社会を笑って乗り切れ!
 あほまろの師匠、落語協会会長・三遊亭圓歌が始めてCDを発売しました。「中沢家の人々・完全版」ってタイトルです。このお芝居は師匠の家(中沢家)の内部事情を総てさらけだしたようなお話ですが、しかしその総てが「ウソ」なのです。この「江戸ネット」の「寄席散歩」を担当している長井氏がCDの解説を書いているのですが、その冒頭にも師匠の「ウソ」つき・・・、ってフレーズから始まっているのです。
 なぜ、「ウソ」つきかというと、師匠が自分の身内を語る口調、誰が聞いてもまるでそれが真実であるかのような錯覚を与えてしまうからなのです。高齢化社会を面白おかしく笑い飛ばす中沢家の三組六人の年寄りたち。ジジイ、ババアと呼び捨てにしながら語る師匠だって、充分にジジイになってしまったのですから、ご自分の実体験もふんだんに入っているのでしょうね。
 先週、師匠から“あほまろも付き合いで、CDを買いなさい”なんて言われてしまったのですが、お付き合いで1枚だけ・・・、なんてこと言ったらぶっ飛ばされますよね。それじゃ太っ腹で、(絶対にしないと思って)師匠の直筆サインを入れてくれたら20枚くらいはお付き合いしますよ”なんてことで、別れたのでした。
 しかし・・・、送ってきました。ちゃんと全数ビニールを外してジャケットの表紙に直筆サイン入り、それも30枚・・・。ん〜残念、これじゃもう絶対に新品には戻せない・・・。CDの山を見ながらせこいこと考えてしまったあほまろでです。待てよ、これってとっても貴重かも。師匠はまだ誰にもCDにサインを書いていないなんて言っていたし・・・、でも師匠は「ウソ」つきだからな・・・。
 この「中沢家の人々・完全版」は、65分を超える超大作です。通常、寄席などでは一人の持ち時間が15分から20分程度と短いため、普段の師匠はそこに合わせたショート・バージョンを噺しているので、寄席などでこのフル・バージョンを聞ける機会はなかなかありませんよ。
 過去、もう少し短いのはカセットテープや叙勲記念のCD等で贈答用に創られたことはありましたが、今回は圓歌師匠落語家
60周年を記念して、満を持してのCD発売となったのです。今年は、この話を元にしたドラマ化の話もあり、みなさんも、どんな内容のお話なのか事前にチェックしておいた方が良さそうですよ。そんな「中沢家の人々・完全版」、師匠のサイン付きが欲しい方は、あほまろまでメールください。なんたって売るだけ持ってるのですから・・・。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5
撮影枚数40