あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年8月26日 (金) 旧暦7月22日仏滅

- 台風一過 -

日記
写真館に深川富岡八幡宮例大祭をアップしました。


 未明まで首都圏で荒れ狂っていた台風11号が去った朝です。散歩に出かけた時には空はどんよりと曇りじめっとした生暖かい風が吹いていたのですが、小一時間の散歩が終わる頃には雲も流れ風も治まっり、焼け付くような太陽が射し込んできました。予報によると日中は30度を超えるそうです。台風一過、お決まりの暑い一日になるのでしょうね。
 台風の被害に遭わないように浅草寺の大提灯が総て畳まれています。普段見ることが出来ない光景に訪れた人達みなさんカメラや携帯電話でその様子を撮っていました。この大提灯、三社祭や山車の出るイベントと、今回のような台風の時には畳まれるのです。その様子はテレビでも流されるのでご覧になった方も多いことでしょう。でも、あれは総てヤラセ。昨日も雨にもかかわらず、国営放送の依頼で、境内を仕切る新門の鳶頭連中が何度も上げ下げをさせられていました。
 提灯を畳んだという事実を報道するのは良いでしょうけど、“実際にどのように大提灯を畳むのかを再現していただきました”と、言ってはいけないのでしょうか。“台風に備え、雨でずぶ濡れになりながらも大提灯を畳む作業が行われておりました”、なんてコメントを付け加えることでヤラセ隠しになるとでも思っているのかな・・・。
 普段と様子の違った雷門、モモちゃんも不思議そうにキョロキョロしてましたよ。
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 西の方角に富士山が見えています。まだ台風の影響で、雲は完全に抜けきってはいないようですが、この時期に見えるのは珍しいのです。一方東の筑波山はどうかというと、やっぱり望むことができません。それもそのはず、ちょうど台風通過の真っ最中なのですからね。
 この時期、晴れている朝は毎日のように筑波山が見えています。そのあこがれの山に、一昨日始めて訪れ、我が家から改めてその勇姿を望みたいと思っているのですが、この調子じゃ今日は叶いませんね。我が家から、ちょうど浅草寺の屋根の上に見えるのです。
 歴史とロマンを秘めた筑波山は、男体山と女体山の双峰からなる標高876メートルの山ですが、昔から関東の名山として、「西の富士山、東の筑波山」と並び称されているのです。我が家からはそのどっちもが見える、そんなのってとっても贅沢でしょう。
 でも、先日週刊誌で発表された地震災害で、関東危険地図のワーストワンに、浅草地区が入っているのです。「危険だからって、いったいどうしたら良いの」、週刊誌で危険だ危険だって煽っておいて、その対策は書かれていない。危険地区に住んでいる者は他の安全地区に移住しなさいとでもいいたいのかな・・・。それとも、土地の買収業者と組んで煽っているのかな。とはいえ、日本全国安全といわれる所なんて絶対に存在しないのですからね。
 もし、大地震が来て我が家が崩壊したとしても、生きてさえいられれば、またここでモモちゃんたちと一緒に暮らすつもりですよ。
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 つくばエクスプレス(TX)の初日の乗降客数が首都圏新都市鉄道より発表になりました。初日の24日は、延べ約19万4000人。開業当初の一日乗降客数を延べ13万5000人と見込んでいたのを大きく上回ったっていってますが、この数字は特別な数字なのです。あくまでも普段は乗らない鉄道マニアを始め話題に乗り遅れないようにとの野次馬連中も数えているのです。事実、昨日開業二日目にも乗ってみましたが、浅草駅は初日の混雑がウソのように静かでした。二日目の数字も発表してくれると良いのですが・・・。
 あほまろが関わっているフリーペーパー「ん!?浅草」、印刷ミスが見付かり急遽刷り直しされたため、一日遅れの配布となってしまい、昨日の始発から沿線各駅で配布が開始されました。はけ具合が気になり、浅草から秋葉原の各駅の状況を見に行ってみたのですが、昨日の午前11時の時点で総て売り切れ、つくば等、他の駅を回った連中からの報告でも「ん!?浅草」だけが総て売り切れてしまったようです。当初は2万部刷って余ったらどうしよう・・、なんて心配していたのですけど、とりあえず創刊号だけは大成功ってことで、昨夜は、次号から連載が始まるなぎら健壱さんと一緒に寿司屋で祝い酒、なんて痛風がまだ完治していないのに、ちょっと飲み過ぎかな・・・。
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 明日はこの夏最後のイベント、「浅草サンバカーニバル」です。TXが開通したので、訪れる人が多くなってくれると良いですね。あほまろは、撮影で忙しくて疲れる一日になるのでしょうね。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数35