あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年8月21日 (土) 旧暦7月17日大安

- 浅草音頭 -

日記
写真館に深川富岡八幡宮例大祭をアップしました。


 あれだけ痛かった痛風も、一夜明けるとウソのように良くなりました。今回は軽目の発作だったようで、まずは一安心ってところです。昨日は、浅草西地区商店街が合同で行った「浅草音頭」の発表会を撮影したのでしたが、いつものように撮影したつもりが肝心なところで手ぶれを起こしているのです。そう、足が痛くて踏ん張りが効かなかったためなのです。考えてみれば、写真ってのは全身を使って撮っているのでしたね。ファインダーを覗き、構成を考え、タイミングに合わせて両脇を締め、息を止め、足を踏ん張ってシャッターを押す。このひとつでも失ってしまうと決定的な瞬間を撮ることはできないのです。せっかく撮った写真ですが、望遠レンズで寄った写真は残念ながら使い物にならなかったようです。
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 「浅草音頭」の発表会というと、今年の3月6日(日)にも行われたのですが、この曲が「つくばエクスプレス」開通記念ソングとされたことを記念して、再度開催されたのです。前回と違うのは、正調「浅草音頭」の男性歌手が変わったのと、新たにロックバージョン「浅草音頭」が誕生したことです。このロックバージョンを歌うのはご存じ、あほまろが応援している「浅草ジンタ」の連中です。これも、ライブハウスなどで大音量で歌う曲と、リヤカーを改造したジンタ号に乗りながら路上で演奏する、いわゆるチンドン屋バージョンの2曲創られ、昨日のイベントで初披露となったのでした。
 30度を超える暑さの中、浅草の西地区商店街7カ所を廻って行われた今回の発表会。みなさん汗だくの活躍でしたよ。あほまろは5カ所の会場までは着いていったのでしたが、足の痛さと暑さでダウン。
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 東京弁を強く主張した粋な噺家、十代目桂文治師匠が急逝して約一年半。十代目桂文治一門によるイベントが「テプコ浅草館」で開催されます。桂文治師匠の幼少時代からの写真や愛用品、趣味を通り越した南画の名筆などを初公開する展示会で、題して「桂文治は噺家で・・・」。自らデザインした着物や手ぬぐいなども展示されておりますよ。
 あほまろは生前に師匠が描かれた肉筆の扇子絵、今も大切に持っていますよ。
開催は、8月21日(日)〜9月4日(日)10:00〜18:00。入場無料。この展示会のポスターの似顔絵、知り合いの漫画家ウノ・カマキリ先生の絵ですよ。とっても特徴を捉え、生前の師匠が今にも噺だしそうですね。今度あほまろの似顔絵も描いてくれるって言ってくれたのですが、人前に公開できるような顔を持ち合わせていないもので、宝の持ち腐れになってしまうのかな。
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 仲見世の途中でお声がかかりました。とはいっても、野幇間(のだいこ)のお座敷じゃありませんよ。わざわざ埼玉からモモちゃんに逢いたくて早朝にやって来たご夫婦からお声がかかったのです。浅草寺境内で、柴犬を見付けると“モモちゃんですか”って声をけていたそうです。その中には、偶然にモモちゃんという名の柴犬も居たのだとか。
 あきらめて帰ろうとしている途中の遭遇です。さっそくモモちゃんのリードを持ってもらって記念撮影ですが、肝心のモモちゃんは先に行ってしまったポーちゃんのことが気になって落ち着かない様子だったのが残念ですね。
 この夏休み中に、モモちゃんに逢いたい人達が何人か居ました。静岡の浜名湖からやって来たご夫婦、モモちゃんに逢いたくて浅草寺の本堂前で二日間も待っていたそうです。ちょうどその日のあほまろは寝坊してしまい、とっても遅い散歩になった日だったのでした。もし、これからもモモちゃんに逢いたいって方、事前にメールを頂ければちゃんと待ち合わせ場所でお逢いできるようにいたしますよ。それが判っていれば、名詞なども持っていけるのです。普段は何も持ち歩いていないもので・・・。
 今朝のご夫婦、これからあほまろの日記にしょっちゅう登場するお蕎麦屋さんにも行ってみるそうです。すずめのピーちゃんにも逢えたら良いですね。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数19