あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年8月20日 (土) 旧暦7月16日仏滅

- 痛風! -

日記
写真館に深川富岡八幡宮例大祭をアップしました。


 大変です。また痛風が襲ってきましたよ〜〜!
 かかった者にしか判らないこの痛風の痛さ、風が吹いても痛いゼイタク病等々と昔から言われていますが、笑ってられないんですよ。みんなには、おいしいものばかり食べているからとか、金持ちがにりやすい、そんな偏見で見られるように、痛風とは誤解や偏見が多い病気なのです。
 特に、この時期には毎年軽いのがやって来るのです。そう、ビールとか焼き鳥とか卵類などが尿酸値を上げて悪さをするのです。病状は、突然足の指やかかとが痛みだし、どんどん赤く腫れ上がっているのです。
 アルコールが体の中で分解されると尿酸ができます。肥満度が高いほど尿酸値は高くなります。ストレスも尿酸値の上昇に影響すると考えられています。特に食生活、尿酸合成のもとになる「プリン体」という物質を多く含む牛・豚の肉や臓物、卵類等々、またビールなどの飲み過ぎもいけないのですが・・・。ね。
 この痛みは締めつけられるように激しく、足を動かすこともできないこともあります。発作は2〜3日続きますが、でも痛いからって寝ていたのでは直りません。痛くても我慢して歩きまわって足に溜まった尿酸の結晶を排泄させるようにするのです。そうして4〜7日もすると今までがウソのように回復し、走り回れるのです。
 これが大変、あほまろも痛風で動けなくなった時のために、車いすと松葉杖だけはいつも側に置いているのです。車いすに乗って移動している姿を見て近所の人が心配してくれても、数日後にはその辺を走り回っている。そんな姿、奇妙に思っているのでしょうね。
 以前はあまり歩き回ることも無く、移動はほとんどが車だった頃には年に数回発作がやって来たのですけど、モモちゃんとの散歩を始めたのが功を奏してたようで、最近では今頃の時期に軽いのがやって来る程度なのです。
 激しい運動は尿酸値を上げるので逆効果になりますが、ウォーキングなどの軽い有酸素運動は肥満の解消にもつながるので、これもモモちゃんのおかげなのでしょうね。痛風は体質から来るもので、嫌ですけど一生ものの病気なのです。
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 そんな訳で、今朝の散歩は痛い足を引引きずって、いつものコースをほぼ倍の時間をかけて歩いてきました。とろとろとろとろ、いつもと違ってモモちゃんが先を歩いています。そしてリードが張るたびに、“どうしたの”って顔で、後ろを振り返えるのです。モモちゃんにも、あほまろの様子がいつもと違っているってのが判るのでしょうね。
 モモちゃんもゆっくり、ゆっくり、今度はいつものお友達たちが、“どうしたの”って、不思議そうにすれ違っていきましたよ。

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 今朝の写真は、浅草寺南側の階段です。なぜこんな写真を撮ったかといえば、ご覧の通り手すりの影が真っ直ぐになっているのです。時間は午前7時20分です。実は、こんなくだらないことも毎朝楽しみに記録しているのですよ。
 何故かといえば、あほまろが集めている明治時代の絵葉書に写っている影から、季節と時間を決定する重要な要素が、このような影の角度と長さなのです。おかげで、最近では浅草寺の絵葉書の影で季節と時間を知れるようになったのです。それがどうしたの、って言われれば、どうでも良いことでしょうけど、あほまろにとっては重要なことなのです。
 神社の絵馬に「長生きしたい!」と、子供の文字で奉納されております。子供が長生きするのは当たり前とは思うのですが、なぜこんなこと書いたのでしょうかね・・・。あほまろだって「長生きしたい」ですけど、こう持病が多いと無理でしょうね・・・。
 寿司屋のショーウィンドウにサンプルの刺身が朝日に輝いています。このサンプルが出てからもう一年が経ちます。蝋細工なので直射日光に当たり続けていると、徐々に表面が溶けてきているようにも見えています。でも、写真に撮ってもリアルですね。おいしそうだな・・・、でもウニは痛風に悪いんですよね。
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 今日と明日は「つくばエクスプレス」開通の記念イベントが目白押しです。いくら足が痛くっても、この様子は取材しておかなければならないしね。辛いけれども頑張らなくっちゃ。
 そうそう、昨日の日記で、「浅草サンバカーニバル」を28日って書いてしまいました。ごめんなさい、サンバは毎年、最終土曜日に行われるので、27日の間違いでした。何人かの方からメールで叱られたし、昨夜も寿司屋の若旦那からも・・・。そっか、昨夜も身体に悪いもの食べたからこうなってしまったのでしょうね。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,Tamron Di 28-300 3.5-6.3
撮影枚数35