平成17年8月7日 (日) 旧暦7月3日先負
写真館に隅田川花火大会をアップしました。
記憶が定かではないのですが、深夜に突然地震が来ましたよね。驚いて飛び起きたような、犬たちが突然吠えたような、そしてすぐに寝てしまったような・・・、あ〜思いだせない。 そんなこと考えながら散歩していると、雷門の上の雲がとっても奇妙に見えています。細長い筋が何本も連なっているのが地震雲なので、これはちょっと違うようですけど、よく見ると大勢の人の顔が並んでいるようにも見えるのです。もしや、ウルトラマンに破壊された円盤から脱出してR惑星に移り住んだ、バルタン星人のグループが復讐を企てているのかも・・・。スペシウム光線を跳ね返すスペルゲン反射鏡を装備してウルトラマンをR惑星におびき出そうとしているのであろうか・・・。一緒に歩いていたモモちゃんとポーちゃんも、この怪しい雲の流れを見守っているのでした。 なんてSFっぽいくも見える雲、こんなの見てると物語のひとつも考えたくなってしまいますね。あ〜今日もいちにち暑いんだろうな・・・。 ------○------ 昨日、浅草神社境内において、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のコミックス発行部数が累計で1億3000万部を突破したことを記念する石碑の序幕式が行われました。作者の秋本治さんと集英社の編集長が紅白の布を引くと、磨き上げられた黒御影石で、幅約180センチ、高さ約140センチ。「友情はいつも宝物」という言葉とともに、笑顔の両さんのイラストが描かれています。こんなの見ていると、漫画を知らない人には主人公の両津勘吉がまるで実在の人物であるかのようにも見えますよね。 秋本さんは、30年間続けてきた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、これから30年は続けていきたい。でも、両さんは死ななくても私の体力が持つかどうか・・・会見でそんなこといってました。また、浅草神社の記念碑が出来たことを漫画のアイデアに採り入れるかとの質問に、“浅草といえばなんとなく暗いイメージになってしまうので・・・”なんてこといってましたが、何かの機会に取り上げてみたいともおっしゃってました。 これで浅草にまたひとつ新しい名所が出来ましたよ。『週刊少年ジャンプ』の編集長の挨拶で、“鼠小僧のお墓が削られてギャンブルのお守りになっているように、この石碑もこれから漫画家になりたい方々のお守りにならなければ良いが・・・”、なんてこといってました。そんなことマスコミの前で喋ったら、本当にやる人が出てくるかもよ。削り取られてしまっても、知らないよ・・・。みなさまも、できたてほやほやの石碑、お早いうちにお召し上がりください。 ------○------ ------○------ 除幕式が終わり、両さんが子供の頃に友人と一緒にえんじゅの木の下にベーゴマを埋めたという場所に、一般から募集した子ども達の夢を詰めた「タイムカプセル」が埋められました。10年後の今日、掘り起こすのだそうです。石碑もできたことですから、10年後といわずに毎年この時期に、「両さんまつり」を行っても良いのではないでしょうか。 一連の神事(?)が終わり、浅草神社境内は子ども達の遊び場に変わりました。両さんが子供の頃に遊んだ懐かしい遊びを、今の子ども達にも体験してもらおうとの企画なのです。ベーゴマ、釘刺し、メンコ、紙芝居等々炎天下にもかかわらず大勢の子ども達で賑わっておりました。 境内の能舞台では、作者の秋本氏をかこんだ対談も開催されました。なぎら健壱さんの司会で、落語家のヨネスケさんも交えた楽しいトーク、“炎天下で三人倒れるまで止めないぞ”、ヨネスケさんの過激な言葉に爆笑でしたよ。 “一億三千万冊といえば、一冊の印税が1円としても・・・・、10円だったら、100円では!!!!”、なぎらさんの皮算用、どっちにしても凄い数字ですね。 「両さんまつり」はきょうまで行われております。 ------○------
今朝の写真 CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5 撮影枚数35枚