あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年8月5日 (金) 旧暦7月1日先勝

- 浅草夏の夜まつり -

日記
写真館に隅田川花火大会をアップしました。


 “蝉の鳴き声”って文字に書くだけでも暑さを感じますね。今年の隅田公園一帯は蝉の異常繁殖なんです。どの木を見上げても必ず数匹の蝉が止まっているっての、ちょっと気持ち悪いですよね。また、今年は子ども達を中心に、「虫キング」なんてゲームも異常繁殖中です。まさか、そんな相乗効果ってなわけないよね。
 公園のベンチで子ども達が「虫キング」のカードの自慢話をしています。そんな子たちに、本物の虫が好きかを問いかけてみると、帰ってきた言葉は“気持ち悪いよ”、虫は病気を持っているとか、汚いとか、親に叱られるなんてこといってましたよ。
 彼等の世界では、「虫キング」のおかげで虫はゲームの中の存在だけであって、本物のリアルな存在とは一線を引いているようですね。先日もテレビの特集番組で、ホームセンターの経営者が、「虫キング」の流行で、“夏休みの子供企画として、カブトムシを中心に大量に仕入れたのだが、全く売れない”、そんなことぼやいてましたよ。
 今の世の中、ロボットのペットとか、二足走行ロボット、更にはアイドルや昆虫までがコンピュータグラフィックでバーチャルで楽しめるようになってしまいました。現実の社会とコンピュータの中の世界の区別が付かなくなり、犯罪までも起こる世の中です。せめて昆虫だけは、本物に親しんで欲しいですね。
 あほまろも久しぶりに蝉を手づかみしてみました。手の中でジージー鳴いている蝉、モモちゃんは臭いを嗅いだりなめてみたり、普通に楽しんでましたよ。
 今朝の写真は、浅草神社の前で、久しぶりにお友達との再会を喜ぶモモちゃんです。
------○------
 暑い夏をぶっ飛ばそう!
 浅草では、昨夜から隅田公園において「浅草夏の夜まつり」が開始されました。隅田川の水辺をもっとみんなに親しんでもらおうと巨額な予算をもってつくられた「親水テラス」ですが、完成と同時に青テントに占領されてしまい、一般人は入ることも出来なかったのです。二十四日に開通する「つくばエクスプレス」の開業記念事業の一環として、浅草観光連盟などでつくる実行委員会が、もっと住民にも楽しんでもらおうと、青テントをどかして、青いライトアップでイメチェンです。
 ライトアップされたテラスにはオープンカフェが開設され、「浅草夏の夜まつり」として、さまざまなイベントやパフォーマンスが夏休みいっぱい繰り広げられるのです。
 オープニングは、あほまろが応援している「浅草ジンタ」のお出ましです。開会に先だって、メンバー全員が浅草でお馴染みとなった街宣車を連ねて客引きです。ギンギンのド演歌をエジャニカ(新浅草サウンド)のリズムで演奏する現代流チンドン屋、隅田川の対岸に夕日を受けて輝く巨大うんことの対比がとっても似合っていましたよ。
------○------
  
  これが浅草名物、ダイナマイト和尚率いる「ジンタ号」です。
------○------
  
------○------
 照明の電球が切れているにもかかわらず、特設されたミニライブ会場は賑わっていましたよ。あほまろは、暗いライブの様子を撮りまくったのですが、結果として妙な色を出してしまう水銀灯の明かりの中より、補助的に照らされた裸電球のステージの方がとっても雰囲気良かったです。特に、隅田川を行き来する屋形船を背景にした写真の雰囲気が最高でしたよ。
  昨夜のステージは、浅草ジンタとフォーク歌手の辻香織さんでした。写真の整理が終わり次第、あほまろ写真館でも公開しますね。
  

 毎日ミニライブが行われております。ライトアップは8月4日〜9月30日までの午後6〜11時。オープンカフェは8月4日〜9月4日までの午後4〜10時までです。浅草に訪れるみなさん、隅田川河川敷にも立ち寄ってみませんか。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5
撮影枚数19

昨夜の浅草夏の夜まつり
CANON EOS-1 DsMK2,CANON ZOOM 17-35 F2.8 他
撮影枚数1000