あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年8月4日 (木) 旧暦6月30日大安

- 暑いと熱い -

日記
写真館に隅田川花火大会をアップしました。


 暑いですね。今朝の気温は午前7時ちょっと前だというのに、30度を示してます。モモちゃんも玄関を開けた途端の熱気に後ずさりしてしまいましたよ。熱気というより、熱風って表現の方が正しいのかも知れませんね。
 ところで、「暑い」「熱い」ってのはいったいどこが違うのでしょう。どっちも同じ形容詞で「空気や物の温度または体温が著しく高い状態、また、それに近づいたり触れたりした場合の感覚にいう。(広辞苑)」とありますが、特にその使い方の違いは明記されておりません。一般的にな表現では、猛暑から連想する漢字で、「外が暑い」が良いのでしょうけど、「外が熱い」と書いても間違いでは無いようです。広辞苑では、『「暑」は気温の場合に使い、「寒」に対する。他の場合は「熱」を使い、その対は「冷」』との区分けはされていますけど・・・。
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 今朝は、伝法院通りのシャッター絵を描いているおじさんの姿が見えません。また、一昨日より右手のシャッターの一部が塗られただけで止まっています。この猛暑の中の作業なので、体調を崩した訳じゃないでしょうね。毎朝、元気に働いている姿を見ているので、ちょっと心配です。
 あほまろはこのおじさんの作品の中で一番好きなのが。鎧屋さんのシャッターに描かれた「馬車鉄道」です。これは、明治三十年台初等に、都内全域に敷かれた鉄道に沿って馬車が客車を曳いて走っていたのです。ちゃんと当時の資料を基に描かれているので、客車には、「東京市街鉄道馬車」と書かれています。これは、銀座を中心に都心を走っていた会社で、浅草から日本橋にかけては、「東京馬車鉄道」が運営していたのです。それらが合併して、後の都電の基礎に成っていったのでした。ちなみに、馬車鉄道から電気鉄道に変わったのは、明治37年〜38年にかけて日露戦争大勝利の日本で最初のバブル期だったのです。
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 浅草神社境内に設置される、「こち亀」レリーフが取り付けられました。まだ、白いベールで覆われていますが、この中に、力こぶをつくる両さんが描かれているのでしょうね。また、右隣にも小さなレリーフが有ります。これっていったい何なのかな?
 8月6日の除幕式でその詳細はあきらかになるのでしょうけど、気になりますね。
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 8月4日は読んで字のごとく、「ハシの日」です。ハシといっても、橋・箸・端・梯など様々なハシがありますが、その代表は「橋の日」です。郷土のシンボルである河川とそこに架かる橋を通して、ふるさとを愛する心の高揚と河川の浄化を図ろうと、宮崎市の湯浅利彦氏の提唱により1986年(昭和61年)に制定。
 また、「箸の日」は、語呂合せから設けられた日で、1975年(昭和50年)にひとりの民族学研究家の提唱で始まった。
 今日は何の日なるサイトで紹介されております。この手のサイトは色々ありますが、不思議なことに総てが同じ文章で記載されているのです。また時々誤字脱字も一緒ってのをみると、総てがコピーで作られているのでしょうね。そうなると、いったいどこが最初なのか、誰が始めに書いたのか知る由もありませんが、いろいろ探っているうちにやっぱり、あほまろが利用しているサイトが限りなく老舗に近いってことが判りました。
 和歌山県にお住まいのかわうそさんが2000年4月より公開している「こよみのページ」という、もの凄く詳細なデータで構築されたサイトです。今日は何の日なんて俗っぽいことより、天文学からの暦のウンチクまでを知ることができるのです。そんな訳で、アクセス数は1千万回を超える人気サイトなのです。
 あほまろは散歩に出かける前には、このサイトで「今日は何の日」なのかを調べてから出かけるようにしています。そして、何か記念日にまつわる話題が無いかキョロキョロするのでっすが、なかなか記念日に当てはまる光景を見付けることはできないのですけどね。
 「ハシ」の話題といえば、ワープロ(そろそろ死語かな)が流行ったころ、テレビコマーシャルなどで、複雑な変換が容易にできることを得意げに見せている広告がありましたね。その中で、あほまろが今でも強烈な印象で残っている言葉に、「はしのはしをはしをもってはしってきた」とか、「きしゃのきしゃがきしゃにのってきしゃした」、こんなの覚えているでしょ。これが変換出来るからってどこが優れているのか判りませんし、こんな文章を書く人も居ないでしょう。
 久しぶりに変換を試みてみました。
「橋の端を箸を持っては知ってきた」(ATOK)、ちょっと違いますが、最初の3個のハシはちゃんと認識していますね。
「貴社の記者が汽車に乗って帰社した」(ATOK)こちらは正しく変換してくれましたよ。
最近は、手で文字を書くことが全く無くなってしまったあほまろ。ちょっとしたメモでも漢字が書けなくなってしまいました。それで、メモ用にと「ボイスメモ」まで持ち歩いているのです。これじゃますます漢字を忘れてしまいそうですね。
 パソコンで文字を書いたり、読んだりが自由に出来るっていうのに、なぜ書けなくなってしまったのでしょう。昨日も、新鮮の「鮮」が出てこなくて「新せん」と書いて笑われてしまいました。笑ったあんただって、「監事会」「幹事会」と書いてきたでしょ。団体の庶務を行う役員が「監事」であって、「幹事」は世話人とか、まとめ役のような役割をいうのですよね。たとえば、同窓会の幹事とか。あんたは会の監事なのですから。
 あ〜今日は、全体に漢字の話題になってしまい、幹事とか監事とか妙な感じになってしまいごめんなさいね。
 これも暑さのせいかな・・・。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5
撮影枚数20