あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年7月31日 (日) 旧暦6月26日先勝

- 花火の迫力 -

日記


 花火の迫力、凄かったですね・・・。 今年の「隅田川花火大会」、あほまろの撮影ポイントは、第2会場の打ち上げ台船の真ん前だったのです。ですから、写真でご覧の通り打ち上げる様子が手に取るように判るのです。この写真は、午後6時30分の開始の合図を告げる今年第一発目の花火を打ち上げた瞬間ですよ。他の花火は順番に並べられてコンピュータ操作で点火されるのですが、これは昔ながらの花火職人が人力で点火しておりました。こんなの写せるなんて、今年のあほまろはとってもハッピーでしたよ。
 露出の違う2会場を狙うために、今年は2台のカメラを駆使しながら、撮りに撮りまくりました。わずか1時間半の打ち上げにも
関わらず、撮影総数は1000枚を超えてしまったのです。これから整理をしてあほまろ写真館でも公開しますよ。ご期待ください。
 最近の花火は、文字や絵などを自由に描くことが出来るようですね。時々打ち上げられるミッキーマウスや、ハートのマークなどと共に有名なのがニコちゃんマークです。肉眼で見ている分にはとっても愛くるしい顔のニコちゃんなのですが、写真に撮ってみるとこれがまた凄い様相に変わっているのでした。
  
 どうですか、まるでヒゲ親父って感じに見えませんか。肉眼では瞬間の形で見られるのですが、0.5秒間も露出するとこのように総ての点が流れてしまった結果なのです。この写真、みんなで大受け!今年一番の傑作かもね。
 「隅田川花火大会」のフィナーレは、最後の一分間に両会場で1000発の花火が集中して打ち上げられるのです。最後のこの迫力が「隅田川花火大会」を見物する方々の印象を深めるのです。
 しかし、あまりにも打ち上げ場所に近かったため、その迫力は音でしか感じ取れなかったのです。また悪いことに風向きが変わってしまって、もくもくと立ちこめる煙の間からの見物になってしまいましたよ・・・。
   
 それに、花火の火の粉や空が雨のように降ってくるのです。あほまろは帽子を被っていたので事なきを得たのですが、そばで、“髪の毛が焼けた臭いがする”なんていっている人もいましたよ。花火も近ければ良いってもんでも無いようですね。来年は場所を変えて、もう少し第1会場に近い場所を確保したいと思ってます。実はすでに候補地を決めているのですけどね。
   
 ↑  こんなのが次々に降ってくるのですよ。

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 昨夜の浅草周辺の気温は32度。蒸し暑いというか、人の熱気でムンムンしてました。沿道を埋め尽くした浴衣姿のカップルや家族連れ、主催者発表では約95万人と、昨年よりもちょっと少なめでしたが、江戸時代から庶民の娯楽の王様として親しまれていた花火、時代を超えても人気は衰えないようです。
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  主催者発表の数字っていったいどのように、誰が数えるのでしょうね。去年は、確か106万3千人とかなり細かな数字でしたよ。細かいからって信憑性には欠けるのですけど、凄い人出だったことは確かですよ。
 花火が終わり、1時間半ほど休憩をしての帰りでも、沿道にはまだまだ大勢の人が歩いてました。特に地下鉄の入り口に溜まった人たち、全く動く気配なし。警官がスピカーで、“上野まで歩いた方が早いですよ”って怒鳴ってました。
 ちなみに「隅田川花火大会」のために、警視庁と機動隊から動員された人数は、一万人を超えているのだそうです。浅草だけじゃ無く、新大橋付近から警備が行われているっていうので、当然でしょうね。
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 イベントの後はお決まりのゴミの山です。昨夜終了後、道路やフェンスなどの片づけは終わったのですが、路地裏のゴミは地元住民が片づけなければいけないのです。ゴミのほとんどはプラスチックの器、発泡スチロールの皿、ビールの紙コップ等です。近所のおばさんがブツブツ言いながら掃いてましたよ。これらのゴミは表通りに出店している屋台からのものなので、これからは屋台を出店する連中から、ゴミ税のようなものを徴収して近隣の町会などに分配するってのも考えて欲しいですね。

 モモちゃんだって、道路に散らばったゴミを避けて通ってました。不思議なことに、雷門前に積まれた食器類のゴミの山の中に、トンボの絵柄で女性もののゆかたが捨てられています。まさかここで脱ぎ捨てて帰ったって訳じゃないでしょうね・・・。花火の翌朝の奇妙な光景でしたよ。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5
撮影枚数24

昨日の花火大会
CANON EOS-1 DsMK2,CANON ZOOM 35-350 F4.5-5.6
撮影枚数563枚
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5 他
撮影枚数495