あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年7月29日 (金) 旧暦6月24日大安

- 花火の準備 -

日記


 ももちゃんとっても喜んでます。あほまろがわずか一泊だけ留守したっていうのに、居ない間ず〜っと書斎で悲しんでいたようです。そうなんです、最近のモモちゃんは年のせいか、とっても寂しがり屋になってしまったんです。あほまろがちょっと外出しただけでも、帰ってくるまでフニャフニャ、ウゥウゥ〜そんな奇妙な鳴き声を出しているんですって、困りましたね。
 一日ぶりであほまろと散歩が出来たモモちゃん、嬉しそうに何度もあほまろの顔を確かめるかのように見上げるのです。女房はポーちゃんを連れて先に出かけてしまったので、いつもの道をちょっと遠回りののんびり散歩です。仲見世の途中で、女房がポーちゃんを連れて歩いてきました。ポーちゃんはこっちに気付いたようですが、今朝のモモちゃん何か余所余所しい態度なのです。まるで、“どうだい、私はパパと一緒なんだ”、なんてポーちゃんに自慢している態度だったのかな。そんなモモちゃんの気持ちに反してポーちゃんは、“そう、良かったね”、素っ気ない態度ですれ違って行きました。我が家の犬たちの中で、ポーちゃんは表情が無いっていうか、誰に媚びることも無いっていうか、一番クールな犬なのですよ。犬4姉妹(?)の中で一番の美人で愛くるしいんですけどね。
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 明日は「隅田川花火大会」(詳細はこちらをご覧ください)です。あちこちで警備の準備が始まりました。毎朝モモちゃんが用を足す植え込みも鉄格子で閉鎖され、見物を誘導する看板があちこちに張り巡らされています。コースの看板を辿って見ると、見物客を遠回りに迂回させてから吾妻橋に誘導するようになっているようです。見物の列に並んでしまうと、立ち止まることは許されず、警察指示通りに延々移動させられるのです。これも、長年培った花火見物警備のノウハウなのでしょう。
 あほまろは一度もこんな列に並んだことは無いのですが、この列は、地下鉄出口から強制的に並ばされ、雷門から仲見世の途中で左折し、オレンジ通りを右折、伝法院前を左折して、一旦国際通りに出されるようです。そこから雷門通コースと、浅草通コースにわけられ(強制的)花火を見ながら駒形橋を墨田区側に渡り、吾妻橋から浅草に帰って来るってわけです。花火が見えるのは、“橋の上を通る一瞬だけ”、そんなことぼやいてましたよ。でしょうね、こんな狭い場所に100万人以上の人が見物に訪れるのですから当然でしょうね。
 以前の日記でも書きましたが、すごい穴場が有るんですよ。これも知り合いからの情報ですが、“隅田川花火大会を見物に来て、道案内の看板に従うのは愚の骨頂だよ。俺は、吾妻橋の側の「漁民荘」(というホテル)のサウナに入りながら、屋上の露天風呂から見物してるんだぜ”、ですって。これって、マジに凄い迫力で両会場が見物できるって場所なのですよ。
 「隅田川花火大会」は、様々なサイトで日本の花火大会の規模と人気花火大会ランキングなどの序列が書かれていますが、どこのページでもベスト3位以内に入っていますよ。
 ちなみに、愛知淑徳大学情報活用が行った全国調査では、以下の順位となったそうです。

 1位 教祖祭PL花火芸術 大阪府富田林市
 2位 第27回 隅田川花火大会 東京都台東区
 3位 第17回 東京湾大華火祭 東京都中央区
 4位 第29回 江戸川区花火大会 東京都江戸川区
 5位 立川まつり国営昭和記念公園花火大会 東京都立川市
 6位 第26回 足立の花火大会 東京都足立区
 7位 第34回 みなとこうべ海上花火大会 兵庫県神戸市中央区
 8位 日刊スポーツ主催2004神宮外苑花火大会 東京都渋谷区
 9位 第58回 水都祭 天神祭奉納花火 大阪府大阪市旭区
 10位 第23回 江東花火大会 東京都江東区


 また、テレビ東京が行った調査では3位(ちなみに1位は江戸川区花火大会)、朝日新聞が4位(1位はやっぱり江戸川区花火大会)と多少の差は生じていますが、上位であることには変わりない、とっても有名な花火大会なのです。
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 テプコ浅草館では、花火をテーマにした写真展「隅田川の花火と新潟の三大花火」が開催されております。
 「海上花火大会として国内有数の規模を誇る柏崎の「海の花火」、信濃川を舞台に二日間で約二万発の花火が夜空にきらめく長岡の「川の花火」、そして、中越山間部の町、小千谷市片貝で四百年に及ぶ歴史があり、三尺玉発祥の地でもある片貝の「山の花火」。いずれも新潟県を代表する花火大会だ」(東京新聞)
 会場には、長岡まつりで打ち上げられる「正三尺玉」(直径九十センチ)の実物大模型も8月28日まで展示されていますよ。花火大会の当日は無理としても、夏休みいっぱい展示されていますので、ぜひご覧ください。
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 今朝、いつもの蕎麦屋さんで食事をしていると、すずめのピーちゃんがやってきました。ちょっと意地悪をしてしばらく無視していると、あほまろが食べているどんぶりのすぐ側にまでやってきて、“ちょうだい”って顔を左右に振っておねだりするのです。よっぽど欲しかったのでしょう。長めのを一本あげると、2センチに切ったものを4〜5本口にくわえてどっかに飛んでいきました。数分後、またやってきて同じような動作を繰り返しているのです。きっと巣で待っている子供に持っていっているのでしょうね。でも、けっして自分で食べることはしないのです。ひとつでも多くのエサを子ども達に与えたいとの親心なのでしょうね。
 ピーちゃんの切った蕎麦を口の中の並べる動作が、とっても上手で感心してしまいましたよ。このようにおねだりをしたのは、今日が始めてなのです。あほまろにすっかり慣れてしまったと思っても良いのでしょうね。モモちゃんもテーブルに前足をかけて、ピーちゃんの動作を見つめていましたよ。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS
撮影枚数43