あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年7月27日 (火) 旧暦6月22日先負

- つくばエクスプレス -

日記


 大型と騒がれた台風7号も何事も無かったかのようにあっさりと去っていきました。あほまろの書斎からは朝日にうかぶ筑波山が見えています。この時期にこれだけすっきりとした筑波山が見えるっての、とっても珍しいことなのです。これも、台風が汚れた空気を一掃してくれたおかげなのでしょうね。
 台風7号は午後には北海道の南東海上まで進むとの予報ですが、あほまろはこれから母の一周忌で北海道に行かなければならないのです。台風を追いかけて行くって感じですが、飛行に影響は無いのでしょうかね。
 そんな訳で午前5時に起床し、とっても早めのモモちゃん散歩を済ませてきました。台風が来る時には、風の被害を防ぐために浅草寺の大提灯が総て畳まれます。そんな雷門の下をくぐる時のモモちゃん、“何かおかしいな・・・”って顔でキョロキョロしてましたよ。でも左右をキョロキョロするだけ、上を見上げるってことをしないのです。気付くまで待ってあげようとも思ったのですが、キョロキョロは左右だけ、これじゃ生涯気付かないよね。毎朝通っている場所のちょっとした変化にも気付くようになったってのは、あほまろの性格が移ってしまったのかな(笑)。
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 昨日、台風の影響の暴風雨の中、つくばエクスプレスの試乗会が行われました。8月24日から開業するつくばエクスプレスです。先日正式な運行免許が降りたことで、地元住民サービスとしての試乗会が開催されました。
 昨日は、浅草の関係者およそ500名を招待して、浅草からつくばまでの往復です。真新しい駅舎と真新しい電車。招待された浅草のみなさんはまるで遠足気分です。それもそのはず、ほとんどの方が顔見知りなのですから当然でしょうね。あほまろは新しい鉄道の開通に遭遇するのはもちろん始めて、ほとんどの人も始めての経験だったでしょう。
 以前、あほまろが住んでいた千代田区麹町でも、それまで渋谷ー半蔵門間だった半蔵門線が人形町まで延長した時の試乗会ってのは経験がありますが、それはあくまでも延長されたってだけのこと、今回のように全く新しく開通する路線に開業前に乗れるってのは感動でしたよ。
 最新技術を導入して造られた路線なので直線が多く、それも総ての区間で1キロのロングレールが採用されているために振動も少なく、とっても快適です。お客さんの一人が、つり革の上に10円玉を乗っけて実験までしたましたよ。“直線はもちろんカーブでも10円玉が落ちないんです”、何て喜んでました。
 また、完全ATO(自動列車運転装置)によるワンマン運転方式で、乗務員の発車操作のほかは、駅停止まで自動運転で、運転からドア開閉等まで乗務員が一人で操作できるようになっているそうです。最高速度は140キロで快適な試乗会でした。
 せっかくのチャンスです。ただ喜んで乗っている人の表情なんか撮るよりも、「何か記念に残るような写真を撮りたい」、ってな訳で、やってしまいました。あほまろが応援している「浅草ジンタ」の連中に、それぞれの楽器を持たせて連れていったのです。こんなのって、営業中の列車の中じゃ絶対に撮れない写真ですよね。たとえ撮れたとしても、吊り広告など広告企業の著作権クリアが面倒くさい写真になってしまうでしょう。まだ開業前なので、広告なんて全く無い車内で思う存分彼等の写真を撮ることが出来たのでした。
 もちろんつくばエクスプレスの係員も撮影には快く協力してくれましたよ。無理を承知で実行して良かったよ・・・。
 浅草からつくばまで40分弱、真新しいつくば駅で20分間の休憩を挟んで浅草までの折り返しで感じたのは、まだ開発途中の沿線地域に新たな力をもたらしてくれそうな予感を感じるのでした。
 次は開通式にも乗ってみましょうね。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS
撮影枚数31

昨日の写真
CANON EOS-1 DsMK2,CANON ZOOM 17-35 F2.8他
撮影枚数180