どんよりと曇って、時折小粒の雨が降りてきます。そう、関東地方に台風が近付いてきているのです。午前６時現在、父島の西約５００キロの海上を時速約２５キロで北北西へ進んでいる台風７号は、今後さらに発達してつつ、今夜遅くから明日の朝にかけて東海地方を直撃するような進路で迫っています。
　今回の台風は大型で低速、更に台風の目を取り巻く雨雲の範囲が大きいという、三拍子揃った凄まじいヤツのようです。東京も午後からこの影響を受けて暴風雨注意報が出ているのです。
　こんな日は、どこにも出かけずに家でのんびりとテレビでも見ていた方が無難なのですしょうが・・・、あほまろは今夜、屋形船で風流する予定なのですよ・・・。師匠の三遊亭圓歌が、久しぶりに船でいっぱいやりたい、って訳で先月から予約していたのです。それも、どこの船宿が良いとか、あそこは絶対にダメだとか、しかたがないので、区議会議員さんに紹介されて決定した柳橋の船宿。その後も、何が喰いたいとか、飲みたいとか、さんざん船宿に注文をつけてきたっていうのに・・・。
　台風でもやりますか？ま、屋形船って文字通り屋根が付いているので、雨風は凌げますが求めていた風流が味わえるかどうかは責任もてませんけどね。きっと、人がやらないことを好む師匠ですから人を集めてしまったこともあり、やるんでしょうね。
　もし、こんな日なのでキャンセルをしたらどうなるのでしょう。天災でも、キャンセル料は取られるんでしょね。それじゃ船宿の側に留めたままでもやるっきゃないですよね。今更、他の会場を手配するのも面倒だし・・・。
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　夏休み最初の週末とあって、何もイベントも無いってのに浅草の人出はまるでお祭りのようでした。夕方モモちゃんと散歩をしていると、ヨーロッパからやって来たというご夫婦に、“今夜は浅草で何が有るのですか？”、なんて聞かれてしまいました。
　でしょうね、知らない人がこんな人混みを見ると、“絶対に何かのイベントがあるんだ！”、って感じてしまうの、無理無いな・・・。実際、浅草に住み慣れたあほまろでさえ、雷門前に立錐の余地も無く埋め尽くされた人の群れに驚いたくらいですから・・・。
　そんな凄い人混みを送り出した翌日は、お決まりはゴミ。いつもの散歩コースの沿道では、普段の４〜５倍も有るかのように積み上げられたゴミ袋の山でなのです。区も、こんな朝を想定していたかのように、ゴミ集めのパッカー車の台数を増やして対象しているのです。特に、ゴミが多かったのが食堂が連なる路地でしたよ。それも袋に入っていなく、掃き集められたように溜まっている発泡スチロール製の容器、これがとっても目立っていたっているのです。あまりの人出で食堂で容器が足りなくなった？、まさかね・・・。実は、あちこちに出来た無許可の屋台で食べ物を買った人達、歩きながら食べ終えて路地に捨ててしまった跡なのです。これらのゴミは誰も片づけないので回収作業員が掃き集めて持っていかなければならないのです。まったくご苦労さまですね。
　いよいよ来週は隅田川花火大会です。なんたって、一晩に１００万人を超える見物客が押し寄せるのですから、ゴミの量も半端じゃないんですよ。
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　首都圏を直撃した震度５の大地震で、都市防災の弱さが浮き彫りになりました。地震の発生直後の気象庁の発表では首都圏が震度４と発表されていたのです。あほまろもテレビのテロップを見て、今のは４じゃ無かったな・・・なんて思っていたのです。案の定、夜のニュースで震度５強と訂正されたのです。
　この情報の遅れは、都内およそ１００カ所に設置された地震計からのデータが、一旦、集中管理をしている都庁のコンピュータに集まり、そこから気象庁に報告される。８年前の関西大震災の後に出来たという最新式のシステムだったはず。っていっても、８年前のもの。そのシステムがなんと、震度３以上を想定していなかったそうです。それも、イッキに震度３を超えるデータが大量に舞い込んで来たってことによって、コンピュータの処理が遅れてしまったことで正しい震度発表が２０分以上も遅れた原因だった。そんなことしゃーしゃーと会見している担当者の頭の程度も遅れているかのようでしたね。
　でもね、インターネットが当たり前の現代において、足立区から新宿区まで、情報の伝達に２０分も要するっての、おかしいんじゃないの・・・。また、そんなことの処理に２０分も要するコンピュータっていったいどんなの使ってるんだよ。パソコンのメールだって世界中に数秒で届いてしまうって時代なのに・・・。
　東京都も首都直下地震の被害想定まで公表し、都民に危機感を持たせていたわりには、お粗末なコンピュータを使っていたのですね。 ちなみに、日本の８年前のパソコンの主流がNECのPC98シリーズだったっての知ってます。当時の大型コンピュータも推して知るべし。今では同じ価格で演算速度が千倍(20db)以上、そしてみんなネットに繋がっているという、８年間には考えられなかった現状なのですよ。
　そういえば、昨年の新潟地震の時も本当は震度７弱だった、ってことが１週間遅れで発表されましたよね。あの時は、震度計測器が設置されている場所の停電でデータが届かなかったそうですが、震度の数値なんてどうでも良いほど被害が大きくて、そんなのどうでも良かったですよね。
　そう、今回の地震でマンションのエレベーターが停止してしまって、モモちゃんと一緒にゼイゼイ言いながら１０階まで階段を昇って帰ってきたっての、日記に書くのを忘れていました。震度の数値なんてのもそんな程度なのかも・・・。